最近の完全ワイヤレスイヤホンは,多機能でとっても便利なんですが,やはりストレスになる場合もあります。
一日中装着していると,当然ですが耳が痛くなります。
スポーツなど激しい運動中は,耳との隙間に汗が染み込んできてかなり不快になったりします。
とはいえテレワークにはどうしても必要だし,ワークアウト中も使いたい。
そんなとき便利なのが空気伝導式のワイヤレスイヤホン。
ヘッドセットの先端に内蔵された小さなスピーカーから空気を振動させて耳内部に音を届けます。
空気伝導式イヤホンは耳を塞がなくてもいいので,とってもストレスフリー。
今回レビューする『Mu6 Ring』は,耳を圧迫しないサウンドなのはもちろん,軽量で長時間使用にもってこいの空気伝導式ワイヤレスイヤホンです。
空気伝導式ワイヤレスイヤホン『Mu6 Ring』製品詳細
内包物
- Mu6 Ring本体
- USBケーブル(micro USB to USB-A)
- 反射シール×3
- 製品説明書ほか
製品ディティール
- Bluetoothバージョン:Bluetooth 5.0
- Bluetooth通信距離:10m
- バッテリー容量:190mAH
- フル充電時間:1時間30分
- 最大連続通話/再生時間:9時間
- 充電ケーブル:Micro-USB
- サイズ:157×121×20mm
- 重量:35g
- 色:ダークブルー/レッド
- 待機時間:200時間
外観
先端は,可動式でカチカチッと好きな位置で止められます。
全11段階。
スピーカーホールは片側に2ヵ所ありますが,いろいろな装着方法でも均等に音が聴こえるように設計。
操作はすべて物理ボタン。
個人的には誤操作も少ないので物理ボタンは歓迎。
本体で音量と曲操作できるのはグッドポイント。
マルチポイント(2台同時接続)にも対応しているので,長押しでかんたんにペアリング操作できるのもうれしい。
通話のON/OFFも中央の電源ボタン。
内側にはポイントでクッション素材が使われていて,装着感アップに貢献。
先端はマイクが内蔵されていて,音声アシスタントの呼び出しにも対応。
折り曲げたときの隙間は,メガネやサングラスを使う場合も想定されていてサイドフレームのじゃまにならないのが特徴。
反射シールは3枚入っているので,剥がれたり古くなったりしても,かんたんに交換可能。
貼り付けておけば,屋外でのワークアウト時,視認性が向上し安全性を高めてくれます。
充電ポートはシリコンゴムでパッキングされています。
ポートはmicro USBなんですが,USB-Cがよかったな。
最近はmicro USBポートのガジェット自体が少ないので,ケーブルの共有がしにくい。
33gと軽量なのが,自然なつけ心地にも影響。
装着してみる
先端を折り曲げる一般的な装着方法。
小顔なマネキンなんで下側に先端がきてますが,大人が装着すると,先端は耳のヨコにきます。
ヘアバンドにならないかなと思いましたが,側圧が柔らかいので流石に無理でした。
音質
やはりカナル型などの高音質追求イヤホンと比べると音がいいとは言い難いです。
一番,しっくりくるのは中音域で,聴いていて心地いいです。
使用するなら,長時間装着しても疲れにくいという利点を生かして自宅でのテレワークが一番しっくりきます。
「自宅で」としたのは,空気伝導式の特性上,音漏れがあるから。
低音を出しすぎないことで,人の声にスポットが当たりやすくなっています。
もうひとつおすすめのシーンとしては,ウォーキングやサイクリングなど野外ワークアウト。
環境音を遮らないので,後方からの車の接近や緊急車両への対応など,装着したままでも安全性が確保できます。
音質の追求よりも,仕事やスポーツのじゃまにならない程度に音楽を楽しめるというのが,この製品の目的。
気になっている方も多いかもしれません,骨伝導イヤホンと空気伝導式の違いですが,一番大きいのは価格です。
骨伝導イヤホンも高音質という部類ではないので,価格と装着感で選んだらいいかなと思います。
低価格なのは空気伝導式。
骨伝導式が気になる方はAFTERSHOKZの記事をどうぞ。
Mu6 Ringをおすすめしたい方
空気伝導式の特性上,人の声にスポットが当たりやすいのでテレワークやオンライン会議向き。
スポーツ用にワイヤレスイヤホンを探しているなら,環境音を遮らず,汗が気にならないMu6 Ringがおすすめ。
空気伝導式のMu6 Ringが気になったらチェクしてみてください。
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