今回紹介するのは翻訳機能に特化した完全ワイヤレスイヤホンTimekettle M3 Translator Earbuds。
スマホのGoogle翻訳も便利なんですが、作業工程が多すぎて面倒。
- スマホのマイクに向かってしゃべる
- 翻訳されたテキストを相手に見せるまたは読み上げる
- 相手にスマホを渡してしゃべってもらう
- 翻訳されたテキストを確認する。
この工程を繰り返すのは結構大変。
英会話がある程度できる方なら、この機能を使うのは稀なので気にならない方もいるかも知れません。
英語に自身がなく、翻訳に頼りっきた状態のとき、Google翻訳では役不足。
そんなとき、Timekettle M3 Translator Earbudsがあれば、すばやく翻訳して互いに伝え合うことができます。
- イヤホンをタップ
- しゃべると通訳して相手のイヤホンへ
- 相手方もイヤホンをタップ
- しゃべると通訳して自分のイヤホンへ
そうなんです、イヤホンをタップしてしゃべるだけで相手のイヤホンにAIが翻訳した言語をしゃべってくれます。
これはかなり便利です。
早速レビューしていきます。
※この記事は一部プロモーションを含みます。
製品詳細
M3の特徴:
- 3-in-1 翻訳イヤホン
- 3つの翻訳モード
- 音楽再生対応
- ANC機能搭載
- 40言語(方言含め93言語)に対応
- フル充電で25時間利用可能
- 高性能CPU
- 8言語のオフライン翻訳
利用シーン | 海外での短い会話とエンターテイメント機能 |
同時利用人数 | 2名 |
翻訳機能 | リスニングモード タッチモード スピーカーモード |
通訳(40言語 | アラビア語 / ブルガリア語 / 広東語 / カタロニア語 / 中国語 / クロアチア語 / チェコ語 / デンマーク語 / オランダ語 / 英語 / フィンランド語 / フィリピン語 / フランス語 / ドイツ語 / ギリシャ語 / ヘブライ語 / ヒンディー語 / ハンガリー語 / アイスランド語 / インドネシア語 / イタリア語 / 日本語 / 韓国語 / マレー語 / ノルウェー語 /ポーランド語 / ポルトガル語 / ルーマニア語 / ロシア語 / スロバキア語 / スロベニア語 / スペイン語 / スウェーデン語 / タミル語 / テルグ語 / タイ語 / トルコ語 / ウクライナ語 / ウルドゥー語 / ベトナム語 |
オフライン通訳(8言語 | ■中国語 ⇆ 英語、日本語、韓国語、フランス語、スペイン語、ロシア語、ドイツ 語 ■英語 ⇆ 中国語、日本語、韓国語、フランス語、スペイン語、ロシア語、ドイツ語 |
その他機能 | 音楽再生 通話発着信 |
翻訳コントロール | タッチ操作 |
マイク | デュアルマイク ビームフォーミング |
連続通話時間 | 7.5時間 |
充電時間 | 1.5時間 |
サイズ | 155×101×45mm |
重さ | |
カラー | ホワイト/ブラック |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
アプリ | タイムケトル |
製品保証 | イヤホンは 12 か月 アクセサリは 6 か月 |
外観
充電ケース
充電ケースの正面と背面。
正面にはタイムケトルのロゴと左右のホールは充電インジゲーター。
サイドにはUSB-C充電ポート。
ケースの開け方は特殊。
マグネットで吸着していて、2つに別れます。
双方のマグネットを使用して、分割状態で立てることができます。
イヤホン本体
イヤホンの先端は楕円形。
音楽再生がメインではないのでイヤーピースは純正で問題ないでしょう。
交換用も含め、イヤーピースはS, M, Lの3種類。
サイズと重さ
ヨコ155mm×タテ101mm×厚み45mm
AirPods Proと比較するとひとまわりサイズも厚みも大きい感じ。
イヤホン単体の重さは5g、サイズの割には軽量。
総重量は61g。
携帯型翻訳機と考えれば、かなり軽量、小型。
Timekettle M3 Translator Earbudsの使い方
翻訳ワイヤレスイヤホンとして使うまでの流れとしては、以下のとおり。
①アプリのインストール
②Bluetoothによるデバイスとの接続
③翻訳言語の設定
以上でセットアップは完了。
アプリをインストール
TimekettleのアプリをAppStoreで検索して入手。
アプリはAndroid版もありますが、手持ちのiPhone14 Pro Maxでの設定を紹介。
アプリの設定ではログインが必須です。
その後Blutooth接続するように促されるので、接続が完了すればホーム画面に移動できます。
ホーム画面から3通りの通訳モードを選択可能。
■リスニングモード
相手のしゃべった言語をテキスト翻訳してくれて、指定した言語で読み上げてくれます。
■タッチモード
スマホのアプリ、またはイヤホンの翻訳言語をタッチすることで通訳してくれる機能。
イヤホンはお互い片方ずつはめられるので、しゃべりたい方が言語をタッチすれば通訳とテキスト化をしてくれます。
■スピーカーモード
イヤホンを自分だけ装着して、しゃべることでスマホのスピーカーから通訳された言語が流れます。
充電
充電はサイドのUSB-Cポートに接続するだけ。
ケースは2分割できるので、インジゲーターもそれぞれについています。
基本操作
説明書はしっかり日本語対応なのでご安心を。
基本操作はすべてタップ操作。カスタマイズ、割当機能などはありません。
■音楽モードのタップ操作
1回 | 再生/停止 |
2回 | 前の曲 |
3回 | 次の曲 |
2秒長押し | ノイキャンON/ ノイキャンOFF/ 外音取込み/ |
■通話モードのタップ操作
2回タップ | 通話/終了 |
長押し | 通話拒否 |
通訳性能
タッチモードでは、お互いイヤホンを片耳ずつ装着して、会話を成立させます。
通訳モード時はイヤホンのインジゲーターがグリーンに点灯。
音楽モード時はホワイト。
日本語↔英語で試してみましたが、通訳性能はかなり精度が高い。
またしゃべり続けることで、前後の文脈を理解して通訳する能力も兼ね備えています。
各モードでは、ノイズキャンセリングの効果、スピーチの間隔、テキストデータのフォントの大きさをカスタマイズすることが可能。
上の画像は、ネイティブの方の、英語の発音を通訳してテキスト化したものです。
英語が得意ではない日本人ではなかなか聞き取れないくらいのスピードですが、しっかり通訳しているところがスゴい。
オフライン通訳
オフライン通訳は基本的に有料なんですが、お金の代わりに使えるポイントカードが付いているので実質無料。
裏面のスクラッチの文字を入力すれば30ポイントもらえます。
1言語5ポイントなので、6言語までならサービスのポイントだけで事足ります。
個人的には日本語、フランス語の相互通訳を実装して欲しい。
注意点
注意点は2つ。
1.通訳機能について
40言語(96方言)、オフライン8言語の通訳が可能なのですが、すべて中国語と英語からの対応。
つまり中国語から40言語、英語から40言語ということで、日本語からの通訳が選べるのは英語と中国語のみ。
日本語からドイツ語やフランス語への通訳はできないということです。
英語、中国語以外の通訳を期待して購入するのはやめておきましょう。
2.音楽モードについて
音楽モードは、あくまでサブの機能と考えたほうがいい。
音楽を楽しむことはできますが、同価格帯のワイヤレスイヤホンと比較すれば音質は落ちます。
低音はかなり控えめで、全体的に中高音寄りのセッティング。
イコライザー機能があれば、よかったかも。
とはいえ、多くのワイヤレスイヤホンは通訳なんてできないので、音楽も聴けて通訳のできるイヤホンと考えれば納得できます。
要は通訳できるイヤホンが欲しいのか、通訳機能のない音質の良いイヤホンが欲しいのか、という選択をするだけ。
アクティブノイズキャンセリング機能は電車の低音部分はカットしてくれますが、中音域、高音域は残ってしまいます。
対して外音取込み機能は、かなり優秀。
ホワイトノイズは少しだけ乗りますが、音声、環境音をしっかりとらえています。
自分の声がこもることもありません。
音声に特化したイヤホンなだけに流石の仕上がり。
M3は本格通訳機能を持ちながら気軽に使える完全ワイヤレスイヤホン
通訳機能を日本語から中国語、英語で使いたい方には申し分ないワイヤレスイヤホン。
通訳機としては、コンパクトな機種なのでポケットやポーチに忍ばせておいて、いつでも取り出せます。
Google翻訳アプリだけでは心配という方や、海外の友人と英会話を楽しみたい方、海外旅行初心者の方など、幅広い方々におすすめのTimekettle M3 Translator Earbuds。
通訳デバイスが気になっている方は、Timekettle M3 Translator Earbudsの製品ページをチェックしてみてください。
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