仕事の相棒としてiPad Proを使うときに無くてはならないくらい便利なのがApple Pencil。
手書きでPDFやノートに直接書き込んだり,本格的なイラストを落とし込んでみたり,「iPadでできること」が一気に広がります。
そしてさらに,本物のペンを走らせているかのように書き心地を飛躍的にアップしてくれるのがペーパーライクフィルム。
このフィルムは書き込みやすさに特化していて,見た目は非光沢(アンチグレア)製品に近いものの,性質は光沢,非光沢フィルムとは似て非なるもの。
そのペーパーライクフィルムの中でも人気,性能ともに持ち合わせているのが今回レビューする『JPフィルター専門製造所のペーパーライク保護フィルム』です。
私はこれまでタブレットの使用目的は仕事にも使ってはいましたが,ネットサーフィンや動画視聴など,どちらかというと趣味に振っていました。
しかし今回M1チップ搭載,ミニLEDディスプレイ採用のiPad Pro 12.9インチという大型タブレットを購入。
これを期に仕事用に振り切ろうと考え,きれいなディスプレイを演出する光沢(グレア)フィルムを諦め,書きやすさ重視でペーパーライクフィルムを購入、そしてレビューしていきます。
JPフィルター専門製造所『ペーパーライク保護フィルム』製品詳細
- Pad Pro 12.9(2021年)最新モデル対応
- 圧倒的に書きやすくなった上質紙のような書き心地
- 画面のチラつきを抑える非光沢アンチグレアフィルム
- 自己吸着加工により、フィルムを置くだけで自然と画面に貼り付く。貼り直し可
- 鉛筆硬度3Hのハードコート加工により、傷が付きにくい
- ペン先の磨耗を70%低減
- 入った気泡が24時間後に消える
- フッ素加工(汚れにくい表面加工)
試したペーパーライクフィルムの中でダントツで画面がキレイです。
ペーパーライクフィルムをiPad Pro 12.9インチに装着
貼り方は,しっかり日本語の説明書もあり,QRコードで動画解説も見ることができます。
まずは,フィルムをiPadの上に被せて,位置や周囲の余白を確認。
あまり遊びはありませんが,ほんの少しだけ周囲に余白があるのでチェックしておきましょう。
貼り付け位置を確認したら,シールで位置を固定します
スマホと一緒で,まずは付属のアルコールシートで汚れ除去
シールでホコリを取ったら準備完了。
表裏,薄いフィルムが貼ってあるので,まず内側の番号1を少しずつ剥がしていきます。
折り目がついたり,ホコリを吸着させてなければ,何度でも貼り直し可能。
気泡は時間をおけば抜けるようですが,多く混入しすぎるのも嫌なので何度か貼り直しました。
ディスプレイにしっかり吸着させたら,一番外側の番号2のフィルムを剥がします
完成しました。
検証:JPフィルター専門製造所のペーパーライク保護フィルム
アンチグレアや他のペーパーライクフィルムに比べたら,十分に見やすい。
かなり書きやすい。
ちなみにこのJPフィルターのペーパーライクフィルムにはフェルトのケースが付いていました。
軽量で,付属品としては優秀ですが,上の画像の向きでiPadを収納すると,ボタンの裏側が金属むき出しでディスプレイにキズを付けそうでブリーフケースとして使うのはやめてしまいました。
JPフィルター専門製造所のペーパーライク保護フィルムはおすすめ!
ペーパーライクフィルムの良いところは,やはりざらついた本物のノート上で走らせているかのようなその書き味です。
もちろんデメリットもあります。
- ミニLED搭載で高精細なiPad Proも,多少画質は劣化する
- 書き味を重視するため,強化ガラスではなくPETフィルム製
- 当然硬度9Hのガラスに比べれば軽量だが,防御力は低い
それでも,高次元でバランスの取れている書きやすさと(非光沢の割に)画面のキレイさは素晴らしいのひとこと。
仕事道具として捉えるならこのJPフィルター専門製造所のペーパーライク保護フィルムは最良の選択肢のひとつでしょう。
もちろんiPad Pro 11インチやiPad Airにもおすすめです。
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