AirPods Pro第2世代をUSB-Cモデル(MTJV3J/A )に買い替えてみました。
今回発売されたAirPods Proは第2世代をUSB-C化したもので第3世代ではありません。
あくまで第2世代。
正直なところ、Lightning仕様のAirPods Pro第2世代を昨年購入したばかりだし、買い替えるつもりはなかったのですが、アップルのページを眺めてるとやっぱり欲しくなります(笑)
主な理由はiPhone15シリーズの購入に合わせて、脱ライトニング端子、USB-Cポートに揃えるのが目的。
購入したあとに気づいたことですが、LightningモデルとUSB-Cモデルの違いは3つ。
- 充電端子がLightningからUSB-Cへ
- Vision Proと接続するとロスレスオーディオが聴ける
- IPX4の防滴防汗性能に、防塵機能も加わったIP54にアップグレード
Appleが日本でも発売予定のVision Proは約50万円もするため、多くの方のAirPods Proの買い替え理由にはならないと思いますがUSB-Cモデルだけロスレスオーディオで接続できるというのは気にかかります。
まずはLightningモデルAirPods Pro 第2世代と比較しながら製品紹介していきます。
製品詳細
中身はいつものAirPods Pro。付属品に変更はありません。
- AirPods Pro第2世代 充電ケース+イヤホン
- USB-C to C充電ケーブル
- イヤーピース:XS, S, M(装着済), L
- 製品説明書
スペック比較
製品 | AirPods Pro 第2世代(USB-C) | AirPods Pro 第2世代(Lightning) |
モデル番号 | MTJV3J/A | MQD83J/A |
ドライバ | 高偏位Appleドライバ ハイダイナミックレンジアンプ | 高偏位Appleドライバ ハイダイナミックレンジアンプ |
チップ | H2ヘッドフォンチップ ケースにU1 チップ内蔵 | H2ヘッドフォンチップ ケースにU1 チップ内蔵 |
テクノロジー | 適応型オーディオ アクティブノイズキャンセリング 外部音取り込みモード 会話感知 パーソナライズされた音量 パーソナライズ空間オーディオ ダイナミックヘッドトラッキング アダプティブイコライゼーション | 適応型オーディオ アクティブノイズキャンセリング 外部音取り込みモード 会話感知 パーソナライズされた音量 パーソナライズ空間オーディオ ダイナミックヘッドトラッキング アダプティブイコライゼーション |
耐汗耐水性能 | IP54(ケース/イヤホン) | IPX4(ケース/イヤホン) |
充電ケース | MagSafe対応 ワイヤレス充電 ストラップホール付 サウンドエフェクト機能 | MagSafe対応 ワイヤレス充電 ストラップホール付 サウンドエフェクト機能 |
充電ポート | USB-C | Lightning |
バッテリー | 最大6時間の再生 ケース込み最大30時間 5分間充電で約1時間再生 | 最大4.5時間の再生 ケース込み24時間以上 5分間充電で約1時間再生 |
通信 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 |
イヤホン操作 | 再生・停止・スキップ・ ノイキャン切り替え・ 通話・Siri対応 音量調整 | 再生・停止・スキップ・ ノイキャン切り替え・ 通話・Siri対応 音量調整 |
イヤホンサイズ | 30.9× 21.8×24mm | 30.9× 21.8×24mm |
イヤホン重さ | 片側 5.3g | 片側5.4g |
ケースサイズ | 45.2×60.6×21.7mm | 45.2×60.6×21.7mm |
ケース重さ | 50.8g | 50.8g |
発売日 | 2023年9月22日 | 2022年9月23日 |
外観
安定のウドン型デザイン。
いろんなイヤホンを試しましたが、結局この形が私には一番使いやすい。
白いポリカーボネイトで覆われた本体は、ひと目でAirPodsとわかります。
個人的には以前噂のあったブラックカラーも出て欲しい。
第2世代から追加された充電ケースのスピーカーホール。
そしてLightningからUSB-C端子へ。
比較
左がAirPods Pro 第2世代USB-Cモデル、右はLightningモデル。
外観からの違いはまったくない。
画像はすべて左がAirPods Pro 第2世代USB-Cモデル、右はLightningモデル。
充電ケースの機能や性能に変更なし。
AirPods Pronの使い方
Appleデバイスとの組み合わせで使うにはAirPods Proは最強のイヤホン。
接続もかんたん。iPhoneやiPadなどのデバイスに近づけてケースを開くだけ。
ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能も強力ですが、iOS17になり、さらに便利な適応型モードが追加に。
外音取り込み機能とノイズキャンセリング機能を環境に合わせて自動で切り替えてくれます。
飛行機の機内や騒音の激しい場面では、ノイズキャンセリング機能をONにしたほうが強力かつ確実ですが、日常生活ではかなり便利。
会話を始めると自動で音量を調整してくれる会話検知機能と組み合わせると神です。
ノイズコントロール適応型は、AirPods Proがアクティブなときにコントロールセンターから呼び出せます。
イヤホンを長押しで、ノイズキャンセリングと適応型を瞬時に切替可能(要設定)
設定項目が多岐にわたるのは、やっぱり自社開発のデバイスというのが大きい。
アップル製品で使うとき機能面では、他社の追随を許しません。
ウドン型でよかったと感じるのは、装着のしやすさだけじゃなく、スワイプで音量調整できるところ。本当に便利。
音量以外の操作についてもタッチ判定の正確性・使いやすさ、ともに抜群。
音質
基本的にイヤホンを使うのは屋外がほとんどの私にとって、イヤホンの音質はまあまあで問題ないです。
もちろん音質重視したい方を否定するつもりはありません。
あくまで個人的な考え方です。
忙しく歩いていたり、電車の騒音と混ざったり、仕事に集中していたりする中では、聴ければいいかなと。
とはいえ、AirPods Proの音が悪いわけではありません。
第2世代になり、音の分離感も向上し、低音もしっかり沈んでくれるようになりました。
Bluetoothのワイヤレスイヤホンとしては十分な音質。
じっくり音質を味わうなら、静かな環境で有線イヤホンやヘッドホン、スピーカーを使えばいいなと思ってます。
USB-Cモデルに買い替える?
Lightning端子のAirPods Pro第2世代で満足している方は、基本買い替える必要はないでしょう。
ワイヤレス充電がメインなら充電端子がUSB-CでもLightningモデルでも問題ないです。
USB-C端子以外、外観・音質・機能は、ほぼ同じです。
Vision Pro(発売予定)と接続してロスレスオーディオを聞く予定があるひと以外は今回パスでもいいでしょう。
買い替えをおすすめしてもいいかなと思うのは以下のとおり。
- USB-CポートになったiPhone15シリーズを購入して、とにかくLightningケーブルを撲滅したい方。
- 約49万円のVision Proを購入してロスレスオーディオを体験予定の方。
この記事を読んでAirPods Pro 第2世代が気になった方は、製品ページをチェックしてみてください。
なるべく価格を抑えてAirPods Proを購入したいなら第2世代のライトニング端子モデルがおすすめ。
より価格を重視したいならセールや整備済品を狙うのがグッド。
デバイスがApple製品だけなら個人的にはAirPods Proが使いやすいのですが、AndroidやSwitchも使ってる方なら3台同時接続できるマルチポイント対応のTechnics EAH-AZ80がおすすめ。
Switchでゲームしてても、iPhoneからの着信に応答することができるのでめちゃくちゃ便利。
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