今回はワイヤレスイヤホン「EarFun AirPro 4」の紹介。
2023年に、イヤホン界で最も評価されたと言ってもいい「EarFun AirPro 3」、その後継機がついに発売されました。
前作「EarFun AirPro 3」は、価格を抑えながらも、高スペックな素晴らしい製品でした。
今回の「EarFun AirPro 4」は、音質の向上はもちろん、新機能を詰め込んで、さらに進化してきました。
1万円以下のワイヤレスイヤホンで、EarFun AirPro 4以上の機能を詰め込んだ製品を知りません。
今回の進化で、2024年現在のイヤホンに必要な機能は、すべて搭載されたと言っても過言ではありません。
音質も上位クラスに食い込む高音質で、バランスの取れたサウンドです。
様々な高音質コーデックに対応しているポイントも見逃せません。
- ノイズキャンセリング(環境適応型など)
- 外音取り込み
- イコライザーカスタム
- マルチポイント接続
- 装着検知機能
- 低遅延ゲームモード
- ハイレゾコーデック対応(aptX Lossless, LDAC両対応)
- 最大再生時間:52時間(充電ケース込み)
※本記事はプロモーションを含みます。
それでは、詳しくレビューしていきます。
製品スペック
まずは、EarFun AirPro 4のスペックと内包物から見ていきます。
同梱品
- EarFun AirPro 4本体
- 充電ケース
- イヤーピース
- 掃除用綿棒
- 取扱説明書
スペック
Bluetoothバージョン | 5.4 |
---|---|
チップ | Qualcomm QCC3091 |
対応コーデック | aptX Lossless, aptX Adaptive, LDAC, SBC, AAC LE Audio(対応予定) |
ノイズキャンセリング | QuietSmart 3.0、最大50dBノイズ低減 |
再生時間 | 最大52時間(充電ケース込み)、イヤホン単体:ANCオン時7.5時間、ANCオフ時11時間 |
急速充電 | 10分充電で2時間再生可能 |
防水規格 | IPX5(※) |
ドライバー | 10mmダイナミックドライバー |
マイク | 各イヤホンに3基、合計6基、cVc 8.0ノイズキャンセリング |
その他機能 | マルチポイント接続、 Google Fast Pair、 Auracast、 装着検知機能 50ms低遅延ゲームモード ワイヤレス充電 |
バッテリー容量 | イヤホン:54mAh×2、充電ケース:600mAh |
充電時間 | イヤホン:1時間、充電ケース(USB-C):2時間、ワイヤレス充電:3.5時間 |
重量 | イヤホン:5.2g(片耳)、充電ケース込み:56g |
サイズ | 62.4mm x 46.6mm x 29.2mm |
最大動作範囲 | 15m(障害物なし) |
保証期間 | 18ヶ月間+登録で6ヶ月間延長 |
※IPX5保護等級とは、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても機器の機能が動作する等級レベル。汗はもちろん通常の雨の中の使用にも耐えられます。
詳細は 公式サイト をご覧ください。
外観
イヤホン本体
前作に近い形。
個人的に、このスティックタイプが装着しやすくて好き。
イヤーピースが5種類付属。これだけあれば、多くのユーザーにフィットしそう。
前作との違いで、装着してすぐにわかったのはイヤーピース。
柔らかさとフィット感が向上。
安っぽさがなく、グッド。
イヤホンの先端は一般的な形。社外品のイヤーピースも幅広く楽しめそう。
充電ケース
大きく前作の不満点が解消された部分、それが充電ケースの見た目。
全体的な安っぽさが解消され、シンプルながら一定の所有欲を満たしてくれる外観になりました。
前作AirPro3は、ツルッとしたマットな素材で安っぽい印象でしたが、今作AirPro4 は少しだけザラツキ感のあるマット加工で、しかもロゴがメタリックでカッコいい!
今作AirPro4は高級感が大幅にアップしてます。
充電用のLEDインジゲーターは、3つの点灯でお知らせしてくれます。
ケースを開けると、中央にペアリングボタン。
2台目デバイスのペアリング時や、初期化時に使います。
今作から、オープン時にケース内部がおしゃれにライトアップ。
高級感UPに貢献しています。
ケース上部、フタの内側にはイヤホンを柔らかく押さえるクッションパッドが貼られています。
ケース背面に充電用USB-Cポート。
底面には、製品仕様が印字。
技適マーク、PSEマークしっかりあります。
AirPro3よりもAirPro4は薄くなったので、握りやすくなってるし、パンツのポケットにも入れやすい。
収納の形状がハの字になったことで、取り出しやすさも向上。
細かなところの進化が地味にスゴイ。
ワイヤレス充電
前作から搭載されてる機能ですが、ワイヤレス充電もちゃんと使えます。
ワイヤレスイヤホンとワイヤレス充電の相性はとてもいい。
自宅に戻って載せるだけっていうのがとても、楽ちんでいい。
ライバル機 Anker Soundcore P40iと比較
EarFun Air Pro4のライバル機として一番に名前が上がりそうなのが、Anker Soundcore P40i。
P40iは、価格も近いし、機能モリモリで高コスパ製品として当ブログでも紹介しました。
しかし、圧倒的にEarFun Air Pro4が優勝です。
理由は以下の通り。
- ノイズキャンセリング機能が強い
- 最新Bluetooth 5.4で通信がさらに安定している(P40iはver.5.3)
- 高音質なaptX Lossless, LDAC両方に対応している(P40iはハイレゾ非対応)
- 自動装着検知(P40iは非搭載)
音質については、正直ユーザーの好み。
個人的にEarFun Air Pro4の上手くまとまった聴きやすさが好みではあるけど、ベースが強めのP40iが好みの人もいるでしょう。
ただし、ハイレゾコーデックを求めるなら、EarFun Air Pro4一択。Soundcore P40iはAACとSBCのみ。
前作との比較
前作と比較すると、外観に高級感が増したのが、見た目でもわかるし、ケースに触っても明確な違いを感じ取れます。
ロゴもメタリックで、上品さがプラスされました。
ケースは、前作より横長の長方形になり、厚みが薄くなり、ポケットなどにも入れやすくなりました。
イヤホン本体の形状は似ていますが、スティック部分がスリムになって、全体的に小ぶりになりました。
カラーもより暗めのダークシルバーになってます。
使い方
ペアリングはアプリ(EarFun Aundio)のダウンロードとBluetooth接続で完了。
Androidスマホの場合、Google Fast Pairに対応しているので、操作がよりカンタン。
スマホやタブレットの前でケースを開けると、EarFun Air Pro4がポップアップします。
あとはタップして進めるだけ。
アプリのホーム画面はカスタム項目がずらり。
単一画面に、すべての設定があるので、見やすいのもグッド。
イコライザー
イコライザーには、最初から設定してあるプリセットと、手動で調整するカスタムイコライザー、Aiがユーザーの聴力にあわせて設定してくれる適応型イコライザーの3種類があります。
キーのカスタマイズ
タップ操作は、割当をカスタム可能。
ノイズコントロールは、ノーマルモードをスキップできるので、ノイキャンと外音取込モードをダイレクトに切り替え可能。
多彩になったノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング機能も進化。
- 深いノイズキャンセリング
- バランス型ノイズキャンセリング
- AI環境適応型ノイズキャンセリング
- AIイヤー適応型ノイズキャンセリング
- 風ノイズノイズキャンセリング
常に強いノイズキャンセリングが欲しいなら、深いNCを選べばいいし、まわりの騒音レベルに合わせるならAI環境型、風が強い場面では風ノイズ型と、ユーザーの使い方にあわせて使えます。
Android端末でのハイレゾコーデック
高音質コーデックaptX LosslessとLDAC両方に対応しているのは本当にスゴいこと。
通常は、どちらか一方なので、両方に対応ということは、より多くの機種で高音質コーデックを楽しむことができます。
ただし、注意点としてLDACでは、マルチポイント(2台同時接続)が使えなくなります。
マルチポイント接続
マルチポイント(同時接続)も非常に便利。
一度登録したデバイスは、ON/OFFの切り替えで接続したいデバイスを切り替えられます。
マイク
マイクは、右または左に自動で切り替わります。
左右の指定も可能。
ゲームモード
50ms低遅延のゲームモードでアクションゲームにも対応。
装着検知
装着検出は、イヤホンを耳から外すとメディアの再生が一時停止、再度装着で、再生が再開するうれしい機能。
この価格帯で装着検知機能が付いたのは本当にスゴい。
音質
低域から高域まで、まとまりが良く、聴きやすい音作り。
ボーカル域よりも、高域、低域のほうが前に出ていますが、埋もれるようなことはありません。
この価格でこの音なら、文句のつけようがありません。
2つのハイレゾコーデック(aptX Lossless, LDAC両対応)に対応しているのも見逃せないポイント。
通常スマートフォン側は、aptX Lossless, LDACどちらかに対応していることが多い。
手持ちのスマホに採用されている高音質コーデックに左右されることなく、対応できるのが地味にうれしい。
ノイズキャンセリング
最大50dbの強力ノイキャン。
高域はどうしても残りますが、電車の音や航空機内の騒音にはしっかり対応して低減してくれます。
高域は、ハイエンドイヤホンでも消すことは難しいので、日常使いには十分な性能と言えます。
今回から、環境適応型や風ノイズ低減など、多彩なノイズキャンセリング機能追加されたのも魅力の一つ。
外音取り込み
外音取り込みは、デジタル感は残りますが、声を聞き取りやすく拾ってくれるので非常に使いやすい。
自然な取り込みというよりは、多少強調されて取り込まれます。
バージョンアップでデフォルトとバランス型が選択可能になりました。
デフォルトは環境音を調節せずにそのまま取り込むモードで、「バランスが良い」は環境音を少し控えめに取り込むモード。
突発的な大きな音が取り込まれるのが苦手な方は「バランスが良い」を選ぶとイイです。
音声会話はどちらもしっかり取り込まれます。
自分の声がこもる感じは残ってるので、これ以上求めるなら、3万円以上のクラスのハイエンド製品。
そもそもこの価格帯で、外音取り込みをカスタムできるのがスゴすぎます。
通話性能
通話性能は文句なし。
3名ほど、通話してみましたが、聴き取りにくいと言われることはありませんでした。
一応、ボイスメモ録音していますが、接続デバイスや環境で結果も左右されるので、参考程度にしてください。
検証では、比較的クリアに声が届く印象です。
まとめ
価格、性能、機能すべてが文句のつけようのない「EarFun AirPro 4」
Anker SoundcoreP40iが発売されたときは、アンダー1万円クラスもAnkerの独壇場かと思われましたが、 おそるべしEarFun。
装着検知機能にAI搭載ノイズキャンセリングまで採用したことで、コスパ最高イヤホンとして頭一つ飛び抜けた印象です。
Bluetoothバージョンも、最新の5.4を搭載したことで、今後発売されるワイヤレスイヤホンとも、新鮮さを保ったまま戦えます。
2024年8月、間違いなくコスパ部門でおすすめしたいワイヤレスイヤホンNo.1は「EarFun AirPro 4」です。
- イヤーピースのフィット感が向上
- 低中高域すべてのバランスが取れた音質
- ノイズキャンセリングが強力&賢い
- 使いやすい外音取り込み
- イコライザーカスタムが便利
- マルチポイント接続(2台同時)
- この価格で装着検知機能はスゴイ
- 低遅延モードでアクションゲームもOK
- 多数のハイレゾコーデック対応(aptX Lossless, LDAC両対応)
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