スタンディングデスクで有名なFlexiSpotが、ついに本気のオフィスチェアを発売します。
それがFlexiSpot C7 Morpher。
以前からオフィスチェアも手掛けており、クオリティの高さには定評のあるFlexiSpot。
なんですが、今回のFlexiSpot C7 Morpher は、単純に多機能ということではなく、独自開発の新技術もふんだんに盛り込まれていて、本製品に対する本気度が伺えます。
特徴は以下の通り。
- Flexlean™ 前傾チルトヘッドレスト
- 頭を自然に支える前傾10°チルト機能で、モニター作業時でも首が前に出にくい
- AirLumbar™ ランバーサポート(腰部サポート)
- 座ると自動で腰〜背中をしっかり支えるエアクッション機構
- Flexlide™ ダイナミック背面サポート
- 背もたれが体の動きに連動し、自然な姿勢変化に追従
- 160°シンクロロッキング
- 腰背部の連動サポート構造により、最大160°までのリクライニングが可能
- 5Dデュアルアクシスアームレスト(上下・前後・回転調整)
- 高さ、前後スライド、角度の調整が自在、肘の置き心地が抜群
- 上質なエアリアルメッシュ素材(背もたれ・座面)
- 高耐久かつ布生地のような柔らかさとメッシュ本来の通気性を両立
- フットレスト搭載(折りたたみ式)
- 足元から全身リラックスできるフットレストも装備。
FlexiSpotさんから、実機をご提供いただいており、一部プロモーションを含みます。
本記事は、医師が認めたエルゴノミックオフィスチェア
FlexiSpot C7 Morpherは医師100名による調査を踏まえた評価を公表しています。
整形外科医を含む医師100名を対象に実施されたアンケート調査では、98%の医師が「他人にも勧めたい」と回答しました。
この評価は2025年5月に実施された「AskDoctors 調査」に基づきます。

この評価だけで、製品の善し悪しが決まるわけではありませんが、少なくとも、私達ユーザーが安心して購入できる材料のひとつといえます。
製品詳細:FlexiSpot C7 Morpher

FlexiSpot C7 Morpherのスペック詳細を見ていきます。
🔧 製品スペック — FlexiSpot C7 Morpher
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | C7 Morpher |
外形寸法 | 幅70×奥行 71.5 ×高さ108〜141.5 cm |
座面調整 | 高さ昇降 44.5-53.4cm・奥行8cm |
推奨身長 | 160–195 cm(5′3″–6′5″) |
耐荷重(最大荷重) | 136 kg |
ヘッドレスト | 前後スライド7cm・角度70°・回転80° |
ランバーサポート | AirLumbar™ |
バックレスト | Flexlide™ 構造 |
前傾範囲 | 0°〜10° |
背もたれ高さ調整 | 6cm |
アームレスト調整 | 高さ8cm・外側360°・内側270° |
チルト/リクライニング | 90°〜135°(スライドバック機能により最大160°まで可能) |
フットレスト | 折りたたみ式 |
素材 | 張地:特製メッシュ フレーム素材:PA+GF30% アームレスト素材:PU、PA+GF30%、アルミ合金 脚素材:アルミ合金 フットレスト素材:PU、PA+GF30% キャスター素材:PA6+PU |
重量 | 26.6 kg |
カラー | ブラック・グレー |
保証 | 5年間 |
製品スペックで特徴的なのは、独自開発のランバーサポート「AirLumbar™」、スライドバックレスト「Flexlide™ 構造」です。
背もたれと座面の素材が特殊メッシュであることも特徴のひとつです。
製品保証が5年と、長期間なのも見逃せません。
本体組立:FlexiSpot C7 Morpher
組み立てについて、パーツごとに解説していきます。
組み立て前に

荷物が到着したら、まず驚くのはその箱の大きさと重量。
無理に部屋に運び込まず、玄関先で開封してパーツごとに運ぶのがベストです。
この方法なら女性や非力な方でも、らくらく運搬できます。

組み立てはパーツの確認から。
取扱説明書を開き、必要なパーツが揃っているか確認しましょう。
準備ができたら、早速組み立て。
製品ページでは2名以上を推奨していますが、今回ひとりで組み立ててみました。
実際には30分程度で組み立て完了。
脚部・キャスター

まずはキャスターの取付。
個体のせいなのかわかりませんが、これまで組み立てたどのオフィスチェアよりもスムーズにキャスターを押し込めました。

脚完成!
ステップが付いてるのがいいですね。実用性はもちろん、高級感もあります。

中心部のシリンダーは力は要らず、落とせば固定されます。
背もたれとアーム

次に、座面部とアームの組み立て。
アームにはLRが記載されているので、しっかり確認しましょう。
左右のアームは、向きを間違えやすいパーツです。
よく注意して取り付けましょう。

アーム(肘当て)を両側ネジで固定していきます。
片側3本、両側で6本使います。
低価格やミドルクラスと違うのは、アームから支柱まで金属製で、組み立てたときのグラつきが全くありません。

以上で
座面と背もたれの結合

背もたれ、アームが完成したら、次は座面との結合です。
中央を3本のネジで止めます。

背もたれと座面の結合は、どちらも重いし、直角に取り付けるのは、かなり難しいです。
そこで、もともと製品が入ってきた段ボールを使います。
これでかなり楽に組み立てられるはずです。
Xで見かけたのは、FlexiSpotの電動昇降デスクを使う方法でしたが、傷つくのが怖いので、段ボールを台座にして組み立てました。
脚・シリンダーと座面を結合

すでに組み上がった座面・背もたれもかなり重いため、段ボールを使い、逆さにした状態でアームとシリンダーを結合します。
これならだいぶ軽いです。
ヘッドレスト

ヘッドレストに使うネジは、最初から浅く埋め込まれています。

ヘッドレストを、背もたれにはめ込んで、2箇所ネジ止めすればOK。

最後にヘッドレストをねじ止めした部分にカバーを取り付ければおしまい!
完成

背面の背もたれ部分が、フレームとロゴのシルバーで、おしゃれなイメージが演出されています。
所要時間は30分。細かいパーツは少なく組み立てやすいです。
ただし、重さは強烈。

金属フレームが多用されていて、ビルドクオリティも申し分ないオフィスチェア。

ランバーサポートの張り具合、ヘッドレストの調整、肘当ての可動域など、実際座るとわかる高い安定感が魅力のオフィスチェア。
座り心地は最高です。
機能、性能の紹介

さすがFlexiSpotオフィスチェア中でもハイエンドのC7 Morpher、機能はモリモリです。
主な12の機能を一挙紹介します。
- スライドバック:腰の動きに追従して滑らかにリクライニング
- 10°前傾チルト:回転レバーでタイピングやゲーミングなど前傾作業にも対応
- エアランバーサポート:空気でランバーサポートの張りを調整
- 160°リクライニング:リクライニング機構とスライドバックと合せ技
- 5Dデュアルクシスアームレスト:肘当て360°、台座270°、上下±8cmの超可動域を備える
- 連動式アームレスト:リクライニングに連動するアームレスト
- 背もたれ昇降機能:±8cm・6段階の昇降機能で160–195 cmの身長に対応可能
- 座面スライド:レバー操作による±8cmの座面スライド
- 3Dワイドアングルヘッドレスト:角度・高さを自在に動かせるヘッドレスト
- リクライニングの反発力調整:リクライニングの反発力はハンドル操作でカンタン調整
- スライドバックの強弱調整:リクライニング時のスライドバックの強さを調整
- フットレスト:引き出し・収納がスムーズな折りたたみ式フットレスト
個人的に気になった目玉機能をピックアップして紹介します。
スライドバック

リクライニング時、ランバーサポートの位置がずれてしまう問題を解消してくれる画期的まシステム。
背もたれごとスライドしてくれるので、めちゃくちゃ楽ちんです。
エアランバーサポート

ランバーサポートの張り具合を調整してくれる独自システム。
背面のボタンをプッシュして空気を送り込んで調整するのですが、微調整できるし、下のボタンで一発でエア抜きできて便利。
5Dデュアルクシスアームレスト




本当によく動くアームレスト。
レバー操作による高さ調整でマウス作業が格段に楽になるし、アームレストを内向きにすれば、ゲームコントローラー操作もラクラクです。
広めの肘当てに加え、PUレザー素材で高級感もバッチリです。
3Dワイドアングルヘッドレスト

ヘッドレストは首振り、角度調整は、自由自在。
前後の移動は、8段階で調整可能で、最後まで引き出すと元に戻る仕様。
160°リクライニング

リクライニング自体は、90°から135°の範囲ですが、スライドバック機構と合わせると最大160°まで傾斜できます。
かなり画期的で、使い勝手も申し分ないですが、欲を言えばスライドバックが最大傾斜で固定(ロック)できたら最高でした。
135°で固定可能ですが、160°にするためには自力で負荷をかけないといけないです。
背もたれ昇降機能

±8cmで高さ調整できる背もたれ部。
6段階で上げ下げ可能。
ランバーサポート部分を持ち上げながら調整します。
機能もさることながら見た目が美しい。
フットレスト


フットレストは、折りたたんでの引き出し構造。
太めのアーム1本で支えているので、引き出しがめちゃくちゃカンタン。
これまで、どのオフィスチェアでも、あまりフットレストを使ってきませんでしたが、頻繁に使うようになりました。
PUレザーの見た目もグッド。
エアリアルメッシュ素材

座面と背もたれ部分は、エアリアルメッシュが採用されています。
一般的なメッシュ素材とは違い、織物の生地のような温かみのある触り心地。
座り心地は布製ソファのようで気持ちいいです。
一般的なメッシュに比べ、隙間が少ない分、ホコリがやや目立ちます。
他社製品と比較


普段使っていたSIHOO Doro C300 Proと比較。
基本構造は近いものがありますが、FlexiSpot C7 Morpherは、スライドバックやエアランバーサポートなど独自開発のものが多数採用され、オリジナリティが高いです。
価格差もあるので、単純比較はできませんが、見た目の高級感もFlexiSpot C7 Morpherが一枚上手。
金属フレームの高級感やフットレストの装備など実用性もFlexiSpot C7 Morpherの勝ち。


こちらは、GrowSpica Proと比較。
GrowSpica Proはコスパも高く、とにかく多機能。
1年くらい使っていたのですが、カタカタときしむ音が気になり、他機種に乗り換えた経緯があります。
こちらも4万円ほどの価格差があるので、単純な比較はできませんが、ボディのクオリティの高さだけ考えてもFlexiSpot C7 Morpherが上。
実際の使用で感じたメリット・デメリット

FlexiSpot C7 Morpherを、実際に使用して感じたメリット・デメリットを箇条書きでまとめてみました。
製品の購入を検討する材料にしてください。
メリット
- キャスターが静粛性も高く、滑りがよい
- 肘当てが大きく、可動域も広い
- 肘当て、フットレストにPUレザーを使った高級感が素晴らしい
- 背面のデザイン性が高い
- 金属フレームのおかげで、座ったときの安定感がバツグン
- スライドバックなど独自開発された構造の完成度が高い
- オフィスチェアに求める機能はほぼすべて網羅されている
- AskDoctors 調査で医師の98%がおすすめできる製品と回答している
デメリット
- 135°までのリクライニングはロック可能ですが、スライドバック込みの160°で固定できない
- ファブリックのようなメッシュ素材は触り心地が良い反面、ホコリは目立ちやすい
- スライドバック機構がリクライニング時に背中に当たり、クッション性をやや損なう
デメリットに挙げた部分は、製品に対する要望と独自機能にある特性上の性質です。
FlexiSpot C7 Morpherは、メリットの多いハイスペックな製品なので、マイナス面も知ったうえで、購入すれば満足度も上がるでしょう。
FlexiSpot C7 Morpherまとめ

ここまでご紹介してきた FlexiSpot C7 Morpher は、まさにFlexiSpotが誇るハイエンドチェア。
高級感のある仕上がりと、充実した多機能性は、自宅で長時間パソコン作業をする方はもちろん、ゲーマーの皆さんにもぴったりの一台です。
現在、クラウドファンディングサイト Makuake にて応援購入が可能。
今なら特別価格で手に入るチャンス なので、少しでも気になった方はぜひ製品ページをチェックしてみてください!
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