今回紹介するのは、現在クラウドファンディングサイト『Makuake』にエントリーしている骨伝導イヤホン『HAYLOU PurFree(ハイローピュアフリー)』
ボクはランニングなどの屋外運動には骨伝導イヤホンと決めています。
理由は3つ。
1つは環境音をしっかり聴き取れること。
自転車やトラック、緊急車両などなど、屋外の運動では環境音を正確にキャッチすることはとても重要。
どんなに優れた外音取り込み機能付きイヤホンでも周囲の音を完璧に再現することは不可能だし、一部の帯域だけ強調されると距離感も薄れてしまいます。
2つ目は汗が滲みこまないように、耳の穴を塞がないこと。
運動中の汗が、耳の中ににじみ込んでいくときほど不快なことはありません。
3つ目はランニングの足音が響かないこと。
カナル型(密閉型)は特に足音が耳の中で鳴り響いてとても使い物になりません。
運動時は耳にイヤホンが入っているときの風切り音もキツイ。
デメリットは音漏れと低音の表現力
メリットだけ聞くと完璧なイヤホンのように想像しますが、デメリットも存在します。
耳の外側で音を鳴らすため、音漏れがあります。もちろん運動時は気になりませんが通勤電車などの用途では不向き。
構造上、低音の表現力の低さは許容する必要があります。『ながら聴き専用』
明確なデメリットは存在するもの、シーンを限定すればメリットのほうが上回ります。
HAYLOU PurFreeは、一般的な骨伝導イヤホンのメリットに加えて、IP67の高い防水性能、2台同時接続のマルチポイント機能など欲しい機能を満載。
そしてコスパ抜群なのも見逃せないポイントですが、クラウドファンディング中の今なら、さらに割引価格で応援購入できます。
この記事では、実機を使ってレビューしていきます。
※この記事は一部プロモーションを含みます。
HAYLOU PurFree(ハイローピュアフリー)製品詳細
同梱品
- HAYLOU PurFree本体
- 専用マグネット充電ケーブル
- 耳栓
- 製品かんたん説明書
現在、正式な日本語説明書はデジタル版のみ
製品仕様書
製品型番 | Haylou PurFree(BC01) |
チップセット | QCC3044 |
防水防塵 | IP67 |
通信 | Bluetooth 5.2 |
連続動作時間 | 約8時間 |
バッテリー持続時間 | 60時間 |
スタンバイ状態 | 240時間以上 |
本体 | 28g |
バッテリー容量 | 165mA |
対応コーデック | SBC/aptX |
対応プロファイル | A2DP/AVRCP/HFP/HSP |
主な機能 | CVCノイズキャンセリング 音声アラート マルチポイント接続 |
その他 | 製品保証1年 |
技適マーク | あり |
外観
外観は、ShokzのOpenRunに似ている。
多少のデザインの差はあるものの、骨伝導イヤホンのオーソドックスな形。
全体がシリコン素材で覆われているので、つけ心地もやさしい。
側面に『HAYLOU』の文字。
イヤホンの左右内側に製品仕様が記載。
通信機器として国内での適合を認められた証、技適マーク(郵便マークみたいなやつ)もしっかり確認できます。
充電は、下部にあるマグネットで接続。
USB-Cがいいのだけど、防水性能を考えれば穴の空いていないマグネット式のほうがイイのかも。
ただし、充電ケーブルが専用なので失くしたらアウト。
充電中はインジゲーターランプが赤く点灯。
本体重量28g。
両耳で支えるので、重さは感じません。
軽い装着感だけど、外れる不安感はまったくないです。
まさにワークアウト用。
一日中つけっぱなしでも疲れないので、テレワーク時にもおすすめ。
耳栓は航空機内など騒音の激しいところで音声をクリアに聞くためのもの。
所有してるShokz OpenRunにも付いてきますが、使ったことはないですね。
通勤中などはカナル型のアクティブノイズキャンセリングイヤホンを使ったほうが懸命。
操作方法(使い方)
音量+を2秒ほど長押しで起動。
ペアリングは、電源OFFの状態から音量+を5秒以上長押し。
音量調整、電源ともに物理ボタンなので使いやすい。
シルバーの丸いボタン(多機能ボタン)は、再生/停止、音声アシスタント呼び出し、通話開始/終了に使います。
多機能ボタンがわかりやすいので、運動時の操作も◎
マルチポイント(デュアルデバイス接続)設定
マルチポイントは、2台同時に接続できる便利な機能。
初期状態では無効になっているので、使用するには設定が必要。
- イヤホンの電源をOFF
- 音量+を5秒以上長押しでペアリングモードへ
- 多機能ボタン(シルバーの丸ボタン)と音量+を3秒長押し
(インジゲーターが白く1秒点滅) - 1台目の端末をペアリング
- イヤホンの電源をOFF
- 再度音量+を5秒以上長押しでペアリングモード
- 2台目の端末をペアリング
- 1台目の端末で『Haylou PurFree』を選択、再接続
デュアル接続をOFFにする
- 音量-を長押し
- ペアリングモード中に多機能ボタンを3秒間長押し
(インジゲーターが1秒間白く点滅)
専用アプリがあれば、もっとカンタンなんだろうけど、ちょっと面倒。
それでも骨伝導イヤホンでマルチポイントは、テレワーク用のPCと運動用のスマホを同時に接続できるので便利。
音質
音質は非常にクリア。骨伝導イヤホンとしては、です。
手持ちのShokz(旧AfterShokz) OpenRunと比較すると、高音域は比較的マイルド。
テレワーク時に重要な中音域はくっきりとしていてクリア。
低音はそれなりに感じることができますが、通常のカナル型イヤホンと比較しないほうが良いです。
お気に入りの楽曲でジョギングするなど『ながら聴き』としてまたは、テレワーク用として人の音声をクリアに聞くためのデバイスとして割り切りが必要。
通話性能はノイズリダクション機能のおかげで人混みでも、相手に声を届けやすくなっています。
注意点は、音漏れと、伝導パッドのアタック感。
音量を上げすぎたときの伝導パッド部分からの振動は慣れていないと不快に感じることも。
Shokz(旧AfterShokz) OpenRunとの比較
価格だけを考慮すれば、HAYLOU PurFree一択。
外観のチェックもしてみます。
両サイドのロゴ部分は、HAYLOU PurFreeのほうが大きい。
音量/電源操作部分と充電用マグネット端子は、ほぼ一緒。
骨伝導パッド部分の多機能ボタン。
HAYLOU PurFreeのほうが、手触りだけで認識しやすく操作もスムーズ。
Shokz(旧AfterShokz) OpenRunはボタンがあまり飛び出ていないので認識しづらい。
HAYLOU PurFreeのほうが2グラム重い、誤差の範囲ですね。
音質は、Shokz(旧AfterShokz) OpenRunのほうが高音をハッキリさせたチューニングで、HAYLOU PurFreeは全体的にマイルド。
骨伝導イヤホンHAYLOU PurFreeは”買い”なのか
マルチポイント接続、防水性能、音質を考えれば、かなりコスパのいい骨伝導イヤホン。
骨伝導イヤホンが欲しいなら候補に上げても良い一台です。
気になった方はクラウドファンディングサイトMakuakeからチェックしてみてください。
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