【購入レビュー】iPhone16 ProではなくiPhone16 Pro Maxを選んだ理由

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【購入レビュー】iPhone16 ProではなくiPhone16 Pro Maxを選んだ理由

今年も新型iPhoneの発表されました。

私はiPhone14シリーズから、連続でPro Maxを購入しています。今回もiPhone16 Pro Maxを購入。

スペック的な話は多くのレビュアーがやっているので、ここでは、Pro Maxの何がいいのか、なぜPro Maxを買うのか、について書いていきます。

新しいiPhone欲しいけど何買おうかなと、悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

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iPhone16ProMaxを選んだ理由

無印かProモデルか、はたまたProかProMaxか?購入時は、悩む人も多いと思います。

まずはざっくりと判断材料を並べてみます。

無印かProモデルか

まずは、Proモデルと無印モデルの違いから確認します。

どんな人がProモデルを購入するのか、ピックアップしてみました。

  • 見た目重視なら3眼のProモデル
  • ガチのゲームオタクならヌルヌル動く120HzのProモデル
  • 5倍の望遠レンズがほしいならProモデル
  • 最高のカメラ性能が欲しいならProモデル
  • チップ性能はA18Pro搭載のProモデルが上
  • バッテリー性能は無印が22時間、Proモデルが27時間のビデオ再生
  • チタニウムボディのProモデル
  • 上記のProの特徴に惹かれないなら無印かPlusでOK

Proは所有欲を満たしたい人か、高機能カメラを使い倒す人、もしくはガチスマホゲーマーで、それ以外なら無印iPhone16でいいでしょう。

Proモデルと比べると大した事ないように感じてしまいますが、格安スマホやミドルスマホと比べれば、無印iPhone16もめちゃくちゃ高性能です。

ProかProMaxか

私がProシリーズを選んでいるのは、記事用の写真や映像を撮るなら、5倍望遠と4800万画素の超広角があるProシリーズが便利だからです。

ブログを書いていなければ、無印iPhone16を選ぶかも。

iPhone16のProとProMaxは性能はほぼ同じなのですが、私がいつもProMaxを選ぶ理由は以下の通り。

  • バッテリー持ちがいい (よほどのことがない限りモバイルバッテリーが不要)
  • バッテリー持ちが良いと充放電回数が減るため、劣化が遅くなり、リセール時、長期使用時に有利
  • 動画が大画面(iPad miniが要らない)
  • スーツを着用しないため、内ポケットに入れるようなコンパクトな筐体を選ぶ必要がない。
  • 画面は少しでも大きいほうが編集もプレビューも捗る

逆にProMaxの嫌なところは以下。

  • 重い
  • リラックス系のパンツだと重さでずれ落ちる
  • 片手操作が難しい

デメリットであげた「重い」ですが、正直モバイルバッテリーを持ち出さないことを考えれば、逆に「軽い」ともいえます。

もちろん、仕事によって長時間iPhoneを使う時は、モバイルバッテリーを持ち出しますが、そんなシーンはそう多くありません。日常はiPhone16ProMaxのバッテリーで十分。

ベルトなしのパンツが重さでずれ落ちるのは、ホント嫌なところ。

リングスタンド付きのケースなら片手操作も、ちょっと楽になります。

片手操作については、慣れです。リング付きケースなどで対応していますが、左上のスペースなどはまず指が届かないので、そもそもアプリを配置しません。

iPhone16Proなどに比べれば、使い方に工夫は必要ですが、慣れてしまえばさほど気になりません。

とはいえ手の小さい方は、両手操作が基本になります。

デメリットもあげてはいますが、やはりバッテリー持ちの良さと大画面なのは、弱点を打ち消すProMaxの最大の魅力です。

ナチュラルチタニウムがいい!

ここ最近iPhoneはずっとブラック系を選んできましたが、今回iPhone16ProMaxはナチュラルチタニウムを購入。

思ってたよりも白っぽいのですが、満足のいく発色。めちゃくちゃイイです!

新色デザートチタニウムはピンクっぽいのでやめました。

充電器どころか、説明書もない、ステッカーもない。

確かに説明書見ないし、ステッカー使うことはなかったけど、なんか寂しい。

カーボンニュートラルを目指すのはわかっていますが、その分価格に反映して欲しいと思っちゃいます。

背面のカメラ周りのクリアパーツからチタニウム合金への流れるような一体感が美しい。

iPhone15ProMaxも同じ仕様でしたが、ブラックだとわかりにくい。

うわさのカメラコントロールボタン。

強く押し込むとカメラアプリを一発で起動できます。

魅力が薄いと感じる最近のiPhone

iPhone16シリーズを性能的に見れば、魅力のある端末なのは間違いありません。

ですが、スマホ自体が成熟期にあり、毎年、目新しい技術を導入するのはかなり難しくなってきた、というのが現状。

チップの性能も、向上していますが、眼を見張るような変化はありません。

そのため、ユーザーにはなかなか魅力的に感じないのだろうと思ってます。

レビュアーとして毎年購入してますが、正直iPhone13でも、未だに処理能力は高く、日常使いなら問題ありません。

数年前は、OS自体を重くすることで、最新機種への買い替えを促している、なんてこともささやかれてましたが、今はそれをすると旧機種のユーザーが切り捨てられたと訴えて大変なことになります。

今は旧機種でも十分使えるOSなので、新機種に買い替える理由が薄くなるのは当然のこと。

Apple含め、スマホメーカーもいろいろ大変です。

iPhone15ProMaxとiPhone16ProMaxの違い

左がiPhone15pro Max、右がiPhone16 Pro Max

本体は、気持ち大きくなってます。

  • iPhone15 Pro Max:高さ159.9×幅76.7×厚さ8.25mm、重量221g
  • iPhone16 Pro Max:高さ163.0×幅77.6×厚さ8.25mm、重量227g

各ボタンの位置が少しずつズレてます。

正直、デザイン、サイズの違いは誤差です。iPhone15ProMaxからの買い替える理由はそれほどありません。

進化ポイントをざっくりまとめてみました。

  • ディスプレイサイズが少し大きくなった
  • カメラコントロールボタンの追加
  • 処理性能がUP
  • ドルビービジョン4K/120fpsの動画撮影が可能になった
  • 動画のマイク性能がUP
  • 空間写真の撮影が可能になった(Apple Vision用)
  • ビデオ再生時間が最大29時間から最大33時間に伸びた
  • 最大25WのMagSafeワイヤレス充電に対応
  • 有線USB-C充電で最大45Wに対応

※AI機能 Apple IntelligenceについてはiPhone15 Proまたは15 Pro Maxでも使えるし、まだ日本対応していないのでピックアップしていません。

項目ごとに並べると、結構進化ポイントあるな、という印象ですが、手にしてみると違いはそこまで感じません。

もう少し詳しく解説します。

大きくなったディスプレイ

左がiPhone16 Pro Max、右がiPhone15pro Maxのディスプレイ

ディスプレイは6.7インチから6.9インチへと確かに大きくなりましたが、感動するほどでもありません。

黒縁が薄くなって前面のディスプレイ占有率が上がってます。

とはいえ、慣れてしまえば、いつものProMaxです。

微妙なカメラコントロールボタン

カメラコントロールは、かなり微妙。

1週間使ってますが、現段階では正直、画面タッチのほうが直感的で楽ちん。もう少し慣れが必要かも。

軽く押しこんで起動することで、手動調整が可能。調整項目は以下の通り。

  • 被写体深度
  • 露出
  • ズーム
  • 倍率
  • トーン
  • スタイル

各項目は、素早く2回軽めに押し込んで切り替えます。

カメラコントロールの押し込む強さは、設定のアクセシビリティから調整できます。

3段階での調整が可能で、個人的に軽めが好み。

細かく設定できて、確かに多機能なんですが、手動で露出や被写体深度を弄るユーザーってどのくらいいるんろう?

これまで散々、3.5mmジャックや物理ボタンを減らしてきたのに、今になってボタン追加というのはちょっとどうなんだろうと思ってしまいます。

そんなことより、指紋認証ボタンを付けてほしかった、というのが本音。

使いどころが難しい4K120fps

4K/120fpsの動画撮影は、確かにスゴいですが、ファイル容量の大きさや再生環境など、まだ多くのユーザーが気軽に使える機能ではないです。

映画のような映像の撮影を楽しみたい、という方にはうれしい機能かも。

バッテリー持ちがいい!

ProMaxで一番嬉しいのはバッテリー持ちの良さ。

バッテリー容量はiPhone15ProMaxが4,422 mAh、iPhone16 ProMaxが4,685mAhということで、約6%の増加ですが、ビデオ再生時間は4時間も伸びています。

体感では、バッテリー持ちは、約1.3倍。かなり違います。

バッテリー容量だけでなく、A18Proチップのおかげもありそう。

モバイルバッテリーの必要性がますます薄くなってきました。

さらに、バッテリーの持ちが良いと必然的に充放電回数が、無印iPhoneやProモデルよりも少くなります。

私の場合、充電は1日半〜2日に1回満充電します。iPhone15ProMaxの1年間の充放電回数は160回ほどで、バッテリーの最大容量は98%をキープできました。

長期間使う予定の方や、リセール価格を気にする方にとっても、バッテリー持ちの良さは大きなメリットといえます。

有線45W充電?

充電における性能は最大45Wに対応しているとのことですが、実際には最大33W付近でした。

iPhone15ProMaxでは30W弱でしたので、多少、充電能力が向上した程度です。

今後アップデートで45Wに対応していく可能性もあります。

今のところ、公式どおり30分の充電で0%-50%ほど回復してくれるますが、iPhone15ProMaxとほぼ一緒です。

今後のことも考え、USB充電器は「Anker 313 Charger(Ace, 45W)」に買い替えました。

MagSafeワイヤレス充電が15Wから25Wになったのはうれしいポイント。

ただし、今のところ純正MagSafe充電器(新型)でしか性能を発揮できません。

画像では28W付近が出ていますが、ワイヤレス充電でロスもあるので、実際には25Wほどで充電できてます。

せっかくQi2対応(最大15W出力)の充電器を揃えたのに、また25W対応のワイヤレス充電器を買わないといけないのか、と思うとちょっと憂鬱です。

iPhone16ProMaxはおすすめできる?

一世代前からの買い替えだと、微妙な進化だと思いますが、おすすめできないかといわれれば、そうではありません。

iPhone16 Pro Maxは、トップクラスのハイエンドスマホであることに間違いありません。

iPhone11や12シリーズあたりから買い換えれば、その進化に驚くし、ハッピーになれるでしょう。

4K120fps動画や25Wワイヤレス充電にあまり興味がないようなら、中古のiPhone15 ProMaxでもよさげです。

カメラコントロールボタンについては、一度店頭で確認してみることをおすすめしますが、慣れるまでに時間がかかるのも事実なので、短時間では判断が難しいところ。

カメラで遊びたい人、使い倒したい人には面白い機能です。

記事内では、結構ぼやきましたが、個人的にはバッテリー性能の向上と初めてのナチュラルチタニウムカラーに満足しています。

新型iPhone16シリーズが気になる方は、店頭やECサイトでチェックしてみてください。

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