テレワーク用のヘッドセットって音声通信は最高なんだけど、音楽やゲームを楽しむには全体的な音質がちょっと。
なんて思ってる方もいるのではないでしょうか。
オンライン会議の合間に音楽を楽しんだり、仕事終わりにそのままゲームを楽しむ。
いちいちヘッドホンを付け替えるのも面倒だし、できれば一台で済ませたい。
そんな願いを叶えてくれるのが、ロジクールのヘッドセットZONE VIBE 100。
仕事に遊びに、音質も使い勝手も最強です。
今回はヘッドセットZONE VIBE 100とセットでそろえたい高機能ウェブカメラ BRIO 500を徹底レビューします。
※本記事は、一部プロモーションを含みます。
ロジクール ヘッドセットZONE VIBE 100
ZONE VIBE 100を簡単に説明すると、つけ心地最高で軽量ボディ、音質も機能も◎なヘッドセット。
べた褒めですが、それくらい高性能な一台。
まずは内包物やスペックをチェック。
内包物
- ヘッドセットトZONE VIBE 100本体
- USB-C to C充電ケーブル1.5m
- 収納ポーチ
- 説明書、保証書
本体サイズ
本体サイズ
ヘッドセット
- 高さ: 183mm
- 幅: 169.7mm
- 奥行き: 73mm
- 重量: 185g
イヤーパッド
- 高さ: 98.6mm
- 幅: 75.4mm
- 奥行き: 19.3mm
製品仕様
マイク | 指向性ビームフォーミング DSP搭載 デュアル無指向性MEMSマイク 周波数特性:100~8 KHz ノイズキャンセリング搭載 |
スピーカー | 音楽モード: 20~20 KHz 会話モード: 100~8 KHz 感度: 118.0±3 dB at 1mW @1 kHz |
ドライバーサイズ | 40mm |
バッテリー | 通話持続時間:最長18時間 リスニング:最長20時間 |
充電 | USB-Cケーブル |
通信 | Bluetooth5.2 最大30m(障害物なし) マルチポイント対応 |
機能 | |
保証 | 1年間 |
カラー | オフホワイト グラファイト ローズ |
システム要件 | Windows macOS ChromeOS iOS Android いずれもBluetooth対応デバイス |
外観
レビューしているのはオフホワイト。
清潔感のあるカラー。汚しやすい白系とはいえ、肌に触れる部分はグレーなのであまり神経質にならなくていい。
ファブリック素材のヘッドバンドですが安っぽさはなく、好感触。
レザーを使ったほうが高級感はありますが、使い勝手はファブリック素材が上。
好みが分かれるところ。
バンドのクッションに厚みはありませんが、外側だけ骨組みなので頭部に当たる部分は柔らかい。
押し付けられる感覚もない。
ヘッドバンドだけで言えばAirPods Maxのファブリック版といったところ。
もし汚れた場合は、除菌シートやウェットシート、メイク落としシート、アルコールシート(濃度75%以下)などで洗浄可能。
イヤーカップもファブリック素材。クッションは低反発のようなメモリフォーム素材で厚みがあり、かなり気持ちいい。
長時間つけるならレザーものよりも断然ファブリック。
LRの表示は内側ですが、点字で目の不自由な方でも使えるようになっている。
地味な部分だけど、こういうところはさずがロジクールと思ってしまいます。
ヘッドバンドの調整は、カリカリではなく、無段階タイプ。
これがかなりスムーズで気持ちいい。
マイク部分はイヤーカップに収納。
跳ね上げて折りたたむとマイクが自動でミュート状態に。
ミュートは、マイク内側のボタン操作でも可能。
テレワークやオンライン会議で重宝します。
本体の重さは180gと、とにかく軽い。
一般的なオーバーヘッド型のヘッドホン/ヘッドセットって250g~300gのものが多い中、この軽さはすばらしい。
仕事に遊びに一日中使える、まさにコンセプトどおり。
機能紹介
ボタンが物理式なのはとても扱いやすいですが、反面かなり多機能なので、すべての機能を使いこなすには、購入後しばらく使い倒す必要があります。
特にMFB:多機能コントロールボタンの様々な操作を覚えるのは大変かも。
マルチポイント(2台同時接続)に対応したペアリング操作は、電源ボタンをON側に押し込むだけの簡単操作でグッド。
MFB:多機能ボタンを使った操作
電話の着信
- 1 秒短く押して受話
- 2 秒長押しして通話を拒否
通話中
- 1 秒短く押して終話
通話中ではない
- 2 回押して音楽を再生/一時停止
- MFB と音量「+」を短く押して次のトラックに進む
- MFB と音量「-」を短く押して前のトラックに戻る
注意事項
- 音楽コントロールは使用するアプリケーションによって異なり、ウェブベースのアプリケーションでは動作しない場合あり
- 2 種類の接続性シナリオでは、ネイティブ Bluetooth がレシーバーよりも優先
その他のコントロール
- 2 秒長押しして、音声アシスタント(Siri、Google Voice、Cortana)を起動
- 音量「+」と「-」を短く押す:電池と接続ステータス
アプリケーション『Logi Tune』
Logi Tuneは、マルチプラットフォームで作られているので、PCからスマホまでダウンロードして使うことができます。
今のところ日本語はありませんが、英単語がなんとなくわかれば操作できます。
イコライザーで好みの音質に調整することもできます。
音質
ヘッドセットは、通話に特化したものが多く、音楽や映画を楽しむヘッドホンは別物というのが通例なんですが、ZONE VIBE 100はマルチに使えます。
通話やオンライン会議アプリのときは、声に焦点を当てた中音域が聞き取りやすい音質。
マイクでの発音も曇りなどなくいたってクリアな音声を届けてくれます。
ノイズキャンセリング機能で周囲の雑音も取り除いてくれるので、快適な通話環境を構築。
音楽や動画視聴ではしっかり重低音や高音域もしっかり拾ってくれて十分楽しめます。
とはいえ残念ポイントもあります。
それは音漏れ。
イヤーパッドの素材がファブリックなので仕方ないですが、かなり漏れるのでオフィスで大音量で使うのは避けたほうがいいでしょう。
ウェブカメラLogicool BRIO 500
テレワークで性能や使い勝手を重視したいのは、ヘッドセットだけじゃなくウェブカメラ。
BRIO 500は、そんなニーズに十分答えてくれる多機能な製品。
内包物はシンプル。
ウェブカメラ本体に台座のみ。
本体サイズ
ウェブカメラのみ
- 高さ: 31.5mm
- 幅: 110mm
- 奥行き: 31.5mm
ウェブカメラ+マウント
- 高さ: 51.5mm
- 幅: 110mm
- 奥行き: 45mm(マウントクリップを含む)
重量: 121g(マウントクリップとケーブルを含む)
付属ケーブル長: 1.5m
取り付けクリップ
- 高さ: 25mm
- 幅: 45.8mm
- 奥行き: 65.1mm
- 重量: 40g(着脱式マウントアダプターを含む)
製品仕様
複数解像度
- 1080p/30fps(1920×1080ピクセル)
- 720p/60fps(1280×720ピクセル)
カメラのメガピクセル: 4MP
対角視野(dFoV): 90°/78°/65°
ハードウェアズーム: 4倍デジタルズーム
フォーカスタイプ: オートフォーカス
レンズタイプ: ガラス
一体型プライバシーシャッター
USB-Cプラグ&プレイ接続
Logi Tuneでサポート
内蔵マイクのタイプ
- ステレオマイク
- マイク集音範囲: 最大1.22m
RightLight 4(HDR対応)により、微光から直射日光まで、さまざまな明るさの中で鮮やかに映ります。
台座部分はマグネットで簡単接着。
結構強力です。
台座は、MacBook Airのような薄いディスプレイだけでなく厚みのあるモニターの上でもしっかり取付可能。
ネット環境は常に外の世界とつながっている状態、プライバシーを気にするなら、やっぱり手動による物理シャッターがあるのはうれしい。
Brio 500の使い方
各種設定にはヘッドセットZone Vibe 100でも使ったアプリ Logi Tuneを使います。
ウェブカメラを選ぶ上で特に重要なのがズーム機能。
ユーザーによって、ウェブカメラからの距離は違います。
Brio 500はデジタルズームで調整できる上に、画角調整も90°、78°、65°の3種類から選択可能。
両方調整できるウェブカメラが一番使い勝手がいいです。
被写体を中央に映してくれる自動フレーミング機能あり。
オートフォーカスも快適。
HDR機能も搭載していて、直射日光や暗い電球の下でも、しっかりくっきりした映像を映してくれます。
ヘッドセットZONE VIBE100とBRIO 500の使用感
ZOOMで数回使ってみた感想ですが、BRIO 500のマイクも性能は悪くないとはいえ、やはりZONE VIBE100のマイクが高性能。
クリアな音声のやり取りを望むなら、ZONE VIBE100を手元においておきたい。
BRIO 500のカメラ性能は、ズーム、オートフォーカス、画角調整など申し分ない。
セットでそろえたい、ロジクール ZONE VIBE100とBRIO 500
ヘッドセットZONE VIBE100のおすすめポイント
- ノイズキャンセリング機能で、クリアな音声で通話可能
- ヘッドセットなのに満足できる音楽や動画視聴時の音質
- 180gの軽量ボディとファブリック素材で一日中でも快適に装着
- マルチポイント(2台同時接続)対応
- 多機能ボタンとイコライザーもある多機能アプリ
ヘッドセットZONE VIBE100の残念ポイント
- ボタン操作が多機能すぎで覚えるのに時間がかかりそう。
- ファブリック素材なので音漏れが気になる
ウェブカメラBRIO 500のおすすめポイント
- ズーム機能と画角調整機能が便利
- 素早いオートフォーカス
- HDRでどんな明るさでも鮮明な画質
- 自動フレーミングで被写体を中央に
ウェブカメラBRIO 500の残念ポイント
- 価格設定が高め
まとめ
最近は、テレワークだけでなく、外部とのちょっとしたミーティングもZoomやTeamsが使われるようになってきました。
仕事に趣味に使えるヘッドセットZONE VIBE100、お気に入りの画角と画質を調整できるウェブカメラとBRIO 500。
同じアプリで一括管理できるのもポイントですが、同系色でそろえて、好みのデスク環境をつくれるのも嬉しいポイント。
気になった方は、製品ページをチェックしてみてください。
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