
EPSONのプリンタが天命を全うしたため,新しいプリンターを購入しました。
メーカーに特にこだわりは無く,エプソンかキャノンどちらにしようかなと思っていたのですが,
「たまには違うメーカーもいいかな。」
ということでBrotherに決めました。
そしてこれもなんとなく,FAX付きをチョイス。
それでも結果は,とてもいい買い物ができました!
ブラザー,いいじゃないですか!
今回学んだこと
・プリンターは有線接続:ルーターの近くであれば,なるべく有線接続が,スリープからの復帰時,エラーもなく起動も早い。
・廃油インク吸収パッド満タンのメッセージが出たら,個人で交換は難しい(修理または買い替え)
・エコタンク,ギガタンクなど大容量のインクモデルは,年間800枚以上印刷する人向けで,月に20枚,30枚程度なら通常モデルがベスト


FAX付き複合プリンター Brother MFC-J903N
突然のメッセージ「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました」

突然なんですよ!今まで普通に使っていたプリンター。
「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。」
このメッセージが出るとまともに動かなくなります。(もうすぐ交換ですという事前通告は何度かあります。)
この廃インク吸収パッドというのは自分で交換できません。やれないことはないですが,自己責任での解体・組み立てそして基盤の書き換え,大変です。
メーカーで交換してもらうのも料金は4,000程度(送料別)らしいのですが,これも窓口までデカいプリンターを持っていくのも面倒。
消耗品なら,ユーザーが交換できるようにしててほしいものです。新しいのを買ってほしいんでしょうね・・・
FAX付き Brother MFC-J903N

開封していきましょう!

内容物です。
- プリンター本体
- 説明書ほか
- インク4色
- 電話モジュラケーブル
- セットアップCD
- おまけのフォト用紙L版

5年前に購入したエプソン EP-806ABと比較。ちょっとMFC-J903Nのほうが大きいです。
ADF(自動原稿送り装置)が上部についているので,便利になった分厚みが増しました。

正面です。液晶画面はこじんまりした感じですね。2.7TFT液晶。
下段に給紙のメインとなる前面トレイ。普通紙,写真,CD,封筒用紙,印刷可能です。

ADF(自動原稿送り装置)を開いたところです。ワンタッチです。
普段はほこりが侵入するので閉じています。

MFC-J903Nの背面。
画像のようにスティックを引っ張り出して,背面給紙を行います。
手差し用ですね。

MFC-J903N側面です。
FAX用として,電話機側と回線側のモジュラージャック。

コピー,スキャン用の原稿台。縮小拡大はもちろん自動両面印刷可能です。

印刷用紙の受けトレイ。これを出して印刷しないと用紙が飛び散ります(笑)
この受け部分はちゃちいですね。大量印刷は厳しいです。
もっとも毎月大量印刷する方は,タンク大きめのMFC-J1500Nを選ぶほうが懸命です。

前面を開けたところに,USBとLANポートがあります。
無線はイマイチ安定しないので今回は有線接続にしてみました。

付属のインクをセットしてみました。前面にインクタンク専用のハッチがあるので便利です。

テストプリントを終え,回線チェックまで終われば使用できます。

買ったばかりなので当たり前かもしれませんが,プリントはとてもスムーズ。
Brother MFC-J903N 評価
おすすめ度 ★★★★☆


今回突然の購入でしたが,FAXの追加,ADF,高速印刷などプリント環境が非常に快適になりました。
本来なら,ペーパーレスのオフィス環境を目指したいところですが,どうしても公官庁との仕事には紙が必要なため,プリンターにはまだまだ活躍してもらう必要があります。
Macの環境でプリンターをお探しでしたら,ブラザーも候補に入れてみてください。
良かった点 | ・FAXが便利 ・ADF(自動原稿送り装置)で快適コピー&スキャン ・有線LANが使えることもあり,スリープからの復帰 / 印刷が,5年前のEPSON EP-806Aとは比べ物にならないくらいスムーズ ・コピー機能:インクの消耗を40%抑えるエコモードプリントがありがたい |
イマイチな点 | ・液晶画面がチープ ・印刷に関する細かな設定が少ない。よくいえばシンプル ・PCでのFAX受信など,MacOSでは使えない機能が存在する |
その他 | ・高解像度の印刷には向いていない ・こだわるなら別のメーカーを探すか,必要なときだけ専門店にまかせるのが吉 ・個人的には年賀状程度のカラー印刷なら必要十分 |
以上「【レビュー】Mac用プリンターにブラザー MFC-J903Nを購入!」でした。