こんにちは、ブログ管理人のでじまろ(@digimalog)です。
私が、日々使用しているApple製品といえば、iPhone、MacBook Air、そしてApple Watch。
iPadは、以前はよく購入していたのですが、高価な割に自分の使い方では、出番が少なかったんですよね。
加えて、iPad Pro 11インチや13インチだと、MacBookと使い方がかぶるし、なによりMacBook Airと一緒に毎回持ち出すには、重すぎなんです。
結局、家に置いたままになり、使う頻度が極端に低くなってしまうんです。
軽さを重視してiPad mini 6も保有していましたが、画面サイズの大きなiPhone16 ProMaxを購入したことで、処分してしまいました。
ところが、今回別の目的のために、改めてiPad mini A7Proを購入。
それが漫画!
「たかが漫画で?!」と思うかもしれませんが、サイズ的にちょうどいいんですよ。
iPhoneだと文字の大きさに限界を感じるんですよね。
- 漫画1ページを表示するのにちょうど良いサイズ
- 横幅のないIPhone Pro Maxより表示サイズが大きい
- 軽量・コンパクトボディ
- MacBook Airとの組み合わせでも毎日持ち出せる軽さ
- iPadの中では手頃な価格
- 無印よりも高性能かつ値上げなし
- 画面が綺麗
- カラー漫画はもちろん、動画もグッド
購入して2週間を超えましたが、やはりデメリットだってあります。
- Apple Pencil第2世代が使えない(一番イヤ)
- ゼリースクロール問題(かなり改善)
それでは詳しくレビューしていきます。
iPad ProとiPad Airではない理由
iPad miniを選んだ理由は漫画用で持ち運べる軽量コンパクトさをもっているからと書きましたが、iPadシリーズにはAirもあるしProもあります、もちろん無印だってあります。
私が、iPad Pro、iPad Airでない理由は、極めて単純です。わかりやすくまとめました。
iPad Proではない理由
- iPadでの動画編集など全くしないので高性能機は不要
- そもそもカメラはまず使わない(iPhoneで)
- MacBookがあるから高価なProは不要
iPad Airではない理由
- サイズは小さくて軽いほうが持ち運べるから
- iPad Proと比較されがち
上記に、iPad Pro、iPad AirではなくiPad miniを購入した理由がわかっていただけたでしょうか。
無印は、もっと単純にサイズがiPad miniのほうが自分にあっているからです。
ただし、万人にこの理屈が通るわけではなく、iPad Proじゃなくてもいいと考える方でも、サイズの大きいAirの方が良かったりするわけです。
特に13インチのiPad Airは、書類、譜面の表示や作画などに需要あります。
ただし、iPad Airは11インチも13インチもリフレッシュレートなどiPad Proと比較されてめんどくさいのも事実。
iPad miniはサイズが違う時点で、他と比べられることはまずないです。
なにせ用途が違います。
作画したりするならなるべくサイズの大きなものを使うでしょうし、動画編集するならAppleシリコンを搭載したiPadを購入するでしょう。
iPad miniは唯一無二なわけです。
iPad mini A7Pro製品スペック
- A17 Proチップ
- 2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した6コアCPU
- 5コアGPU
- 16コアNeural Engine
製品名 | iPad mini A7Pro |
---|---|
チップ | A17Pro 6つの高性能コアと4つの高効率コア 6コアCPU, 5コアGPU |
サイズ | 195.4×134.8×6.3mm |
重さ | Wi-Fi 293g セルラー 297g |
ディスプレイ | 8.3インチ 2,266×1,488 |
Apple Intelligence | 対応 |
同梱品 | iPad mini USB-C充電ケーブル(1m) 20W USB-C電源アダプタ |
前作iPad mini6からの、外観の変更はなし。
チップがA17Proということで、Apple Intelligenceも使えます。
外観
iPad mini6の外観と全く変更のなかったiPad mini A7Pro。
唯一、小文字で書かれている型番だけは違います。
上部は、スピーカー、音量調整ボタン、Touch ID対応のトップボタン。
スピーカーホールは上下に2つづつあり、ステレオ対応です。
Touch ID、これはこれで便利なんですが、正直なところFace IDもつけてほしかった。
購入して感じたこと
購入して2週間ほど経過しましたが、毎日使ってます。
やっぱり購入して正解でした。
iPad miniを使い、大してお絵かきするわけでもなく、頻繁に手書きソフトを立ち上げるわけでもありませんが、漫画の購読に関しては最高のデバイスです。
動画視聴については、iPhone 16 ProMaxでも問題なし。
比べれば、iPad miniがサイズ大きくていいよね、という程度。
映画になると16:9や21:9など、横長が基本なので、iPad miniでは上下の黒帯だけが太くなり、大きく表示できません。
まあ、iPhoneもノッチというかダイナミックアイランドがジャマですけどね。
漫画は、画だけでなく文字の読みやすさも影響してきます。
iPhoneのような縦長のデバイスよりも、iPad miniの比率4:3のほうが、画面全体で1ページを表示できて、とても見やすいです。
タブレットというくくりで考えれば、AndroidタブレットやFire TVなど他にも安いデバイスはありますが、動作の滑らかさや手書きモードの使いやすさを考えればiPad mini一択です。
Androidタブレットも悪くないので、低価格帯のものなら割り切って使えば問題なしです。
とはいえ、iPadが買える資金力があるなら、同価格帯のAndroidタブレットではなくiPadを選ぶはず。
デメリット
Apple Pencil 2に非対応
気に入ってるデバイスなんですが、手放しでよろこべないのが、Apple Pencilへの対応。
Apple Pencil第2世代は非対応になり、新型Apple Pencil Proに対応しました。
手持ちのApple Pencil第2世代は、マグネットの位置が違うためくっつかない、どころか接続して使うこともできません。
旧世代モデルとはいえ、Apple Pencil第2世代は、上位機種。
M1, M2 iPad ProやiPad Airで使っている人も多いはず。
当然iPad mini 6で使っていた方も多いのでは。
そんなApple Pencil 第2世代ユーザーをバッサリ切り捨てて、「iPad mini A7Pro買うならApple Pencil Proも買ってね。」というのはちょっと納得できないです。
Apple Pencil Proは高価なので同時に購入するとなると出費がかなり痛い。
■iPad mini A7ProのApple Pencil対応状況
製品名 | 接続 |
Apple Pencil 第1世代 | 非対応 |
Apple Pencil 第2世代 | 非対応:マグネット充電不可 |
Apple Pencil(USB-C) | 対応:マグネットOKただしUSB充電 |
Apple Pencil Pro | 対応:マグネット充電可 |
※価格を気にするなら、機能を削ぎ落としたApple Pencil(USB-C)を購入するのもアリ。
PDFをちょっと修正するくらいならサードパーティ製も低価格でおすすめ。
ちなみに最新のペンシルApple Pencil Proは使える機種が限定されているので、ここも注意が必要です。
■Apple Pencil Pro対応機種
- iPad Pro 13インチ(M4)
- iPad Pro 11インチ(M4)
- iPad Air 13インチ(M2)
- iPad Air 11インチ(M2)
- iPad mini(A17 Pro)
ゼリースクロール
iPad miniを上下にスクロールさせたとき、ぐにゃっとなるのをゼリースクロール現象といいます。
iPad mini 6のときはかなりひどくて気にする方も多かったです。
iPad mini7ではかなり改善されていますが、じっくりみるとやはりゼリースクロール現象が残ってます。
個人的には、動画視聴にも、漫画購読にも、ゲームにも関係ない現象なのでmini 6のときもさほど気にしませんでした。
タテ表示のブラウザなどを高速スクロールさせるとき出現するだけなんで運用に困ることはありませんが、気になる方は無理に購入する必要はないかなと思ってます。
個人的には、かなり改善されてるし、全然許容範囲。
iPad miniのアクセサリーの話はこちら。
Apple Intelligence
iPad mini A7Proは「Apple Intelligence」に対応していて、英語なら現在日本でも使えます。
日本語対応は2025年となっており、正確な発売日はわかっていませんが、かなり期待しています。
「Apple Intelligence」は、生成AIの機能に加え、GPT-4oベースのChatGPTの利用が可能になります。
もちろんSiriとの連携も可能になり、より高度な検索やアプリ運用ができるようになります。
有料版のChat GPT Plusが月額20ドルなので、無料でどこまでできるのか気になるところです。
iPad mini A7Proは買いなのか
「iPad mini A7Proは買いなのか?」
実際に購入して使ってみていえることは、使用用途は選びますが「買い」です。
読書には最適、Kindle端末もありますが、モノクロ表示、iPad miniなら漫画もカラー表示できて最高です。
まだ日本語では使えませんが、「Apple Intelligence」が使えるのは、miniならiPad mini A7Pro以降なので、AppleのAIを試したい方は「買い」の製品です。
軽量、コンパクトで持ち出しに向いているのも大きなメリットです。
絵描きがメインの方なら、大きな画面が必要になるでしょうが、持ち出し端末であり、コンテンツ消費用だけどたまに手書きが必須、くらいの方なら自信を持っておすすめできるデバイスです。
iPad mini A7Proが気になる方は製品ページをチェックしてみてください。
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