ついにMOFT Xがワイヤレス充電に対応しました。
すでにQi充電に対応しているFoldStandと比較しながらレビューします。
2020年当初から,MOFT Xがワイヤレス充電に対応するようなことはささやかれていましたが,なかなか発売されず。
ようやくです。
結果を先に話すと,ワイヤレスチャージできないことは無いですが,残念ながら快適ではありません。
限定的です。
MOFT X compact(MS007W)製品紹介
ここにたどり着いた方はすでにMOFT Xをご存知たと思いますが,簡単に製品の概要を説明しておきます。
MOFT XはシリコンバレーにあるLEMORE社(レモア)がクラウドファンディングを利用て開発したスマートホンためのアクセサリー。
スマホのスタンド(縦/横)でありながら,片手操作のためのホールド機能。
さらにクレジットカードのホルダーとしても使用可能。1台3役。
世界的にヒットしているMOFTですが,PC用,タブレット用など様々な製品が展開されています。
最近では,スタンディングワークにも対応したパソコン用,MOFT ZやそのままケースになるMOFTキャリーケースなども手掛けています。
MOFT X コンパクト(ワイヤレスチャージ対応)開封
開封していきましょう。元祖?MOFT Xより小ぶりな印象。
中身は本体とiPhone11 Pro・Pro Max用接着シール
ワイヤレス充電に対応してか,壁に磁力でくっつく機能はありません。
折りたたみ時,本体がパカパカしないよう,弱めの磁力はあります。
カーボン調の表面はテカリがあり,MOFTのロゴがこれまでのものより目立つ印象。
iPhone11 Pro / Pro Maxはこの接着シールがないとくっつかないようです。
MOFT X コンパクトとFoldStandの比較レビュー
製品名 | MOFT X コンパクト Qi対応 | MOFT X | FoldStand |
スタンド機能 | 縦使用時 60° 横使用時 40° | 縦使用時 60° 横使用時 40° | 縦使用時 60° 横使用時 40° |
ホールド機能 | ◯ | ◯ | ◯ |
カードホルダー | ◯ | ◯ | ◯ |
RFIDセキュリティ | ✕ | ◯ | ✕ |
ワイヤレスQi充電 | △ | ✕ | △ |
サイズ | 64×97×4mm | 64×105×4.7mm | 63.4×106.3×3mm |
重量 | 20.4g | 29g | 20.3g |
FoldStandと比較します。
横幅はさほど変わりませんが,高さがかなりコンパクトな印象。
その結果,カメラ部分と干渉しにくいため,クレカの出し入れは楽です。
左がMOFT X,右がFoldStand
FoldStandのほうが少し角度があります。
公式ではどちらも60°なので付ける位置によって誤差はあるかもしれません。
左がMOFT X,右がFoldStand
ほとんど同じですね。
手に持った感じです。
ホールド感はいいです。
カードの収まり具合も問題ありません。コンパクトなので使いやすいです。
アンカーのワイヤレス充電パッドでは全くだめでした。
かなり位置がシビアですがエレコムの充電パッドで充電できました。
常用するにはストレス溜まります。
しかし,もっと相性のいいワイヤレスパッドがあるかもしれません。
MOFT X compact(MS007W)総評
製品のおすすめ度 ★★★☆☆
いかがだったでしょうか?
ワイヤレスチャージ対応のMOFT X コンパクト
ワイヤレスチャージを謳うわりには,限られた状況でしか充電できないところはマイナスポイントです。
iphone 12のMugSafe(充電用背面マグネット機構)で充電できるようなら価値が上がります。
反面,コンパクトになって使いやすくなったことは評価できるかなと思います。
万人にはおすすめできませんが,iPhone 12やSE2などコンパクトな機種を狙っている方は,こちらのコンパクトサイズがいいですね。
私は,iPhone 12(5.4インチ)を狙っているのでゲットしたら今回紹介したMOFT X コンパクトを組み合わせる予定です。
通常のiPhone12以上の大きさのスマホなら,間違いなく旧型MOFTの勝利です。
ワイヤレス充電はFoldStandの方が安定しています。
多機能スマホスタンドFoldStandのレビューはこちらからどうぞ
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