iPad Pro 12.9インチからiPad mini 6に乗り換えました。
これまで出先でのPC作業のお供にMacBook Air,そしてIPad Pro 12.9インチのセットが定番でした。
しかし,メインをMacBook Pro 14インチにしたことで,付属品込みで1kg弱になるiPad Pro 12.9インチはめっきり出番が減ってしまいました。
そこに画面サイズが大きく広がったiPad mini 6の登場。
飛びついてしまいました。
性能は明らかにM1チップ搭載のiPad Pro 12.9インチには劣るし,作業領域も格段に減少,細かい弱点も多くなってしまいましたが,今のところ買い替えは成功したと言えます。
満足している一番の理由はもちろん”軽さ”です。
MacとiPhoneとiPad。Apple三種の神器と呼ばれるデバイスの組み合わせ(連携)ですが,種類やサイズなど選び方は人それぞれ。
私の場合,iPad miniとMacBook Pro 14が最良の選択でした。
iPad mini 6 製品詳細
今回,何気にパープルを選択。
理由といえるほどのことはないのですが,いつもダークグレイを選ぶのがほとんどで,色物を試してみたくなっただけです。
シルバーよりのパープルなので,嫌味のないカラーが○。
なかなかにシブい発色で大人な方にもおすすめ,飽きたらケースを白や黒にすればいいのです。
製品名 | iPad mini 第6世代 |
ディスプレイ | 8.3インチ Liquid Retina 2,266 x 1,488 pxel 326ppi |
チップ | A15チップ |
カメラ | 12MP広角カメラ、ƒ/1.8絞り値 最大5倍のデジタルズーム |
バッテリー | 5,124mAh(19.3Wh) |
セキュリティ | 指紋認証 |
USB-Cポート | ・充電 ・DisplayPort ・USB 3.1 Gen 1(最大5Gb/s) |
容量 | 64GBまたは256GB |
サイズ | 195.4×134.6×6.3 mm |
重量 | WiFi : 293g WiFi+Cellular:297g |
同梱品 | ・iPad mini ・USB-C充電ケーブル(1m) ・20W USB-C電源アダプタ |
Lightningポートから,ようやくUSB-Cに生まれ変わってUSBハブで拡張性もグンと上がりました。
スピーカーは両側にそれぞれ2箇所,ステレオサウンドは音もなかなか良い。
ボタン類はすべて上部に配置されました。
電源ボタンに指紋認証センサーが内蔵されマスク姿でも楽にロック解除できます。
持ち上げたとき上下左右わからなくなるため,フェイスIDも欲しかった。
右側サイドの中央はApple Pencil用のマグネット。
これまでのiPad miniには装備されていなかったので,かなりうれしいアップデート。
下部にはSIMソケット(Cellularモデルのみ)
セルラーモデルを購入
車載してナビ代わりにも使いたかったのでGPSが内蔵されたセルラーモデルを購入。
MAPで正確な現在地がわかるのでとても便利。
WiFiモデルでもおおよその現在地は出せますが,ピンポイントで表示できるのはセルラーモデルだけ。
GPSなんて要らないって言うならWiFiモデルでもOK。
iPhoneとテザリング(電波の共有)したり,ポケットWiFiを使うという手もあります。
なんと言ってもWifiモデルの方が2万円近く安い。
前世代モデルと比較
まずは画面の大きさ。
画面の縦幅がかなり違います。
本体サイズは小さくなりましたが,表示領域は拡大しました。
本体厚みは,旧モデルが丸みを帯びてるせいもあり,かなり違う印象。
アクセサリーをチェック
MOFTタブレットスタンド
まずは,ケース。
私は,ケースではなくMOFTタブレットスタンドを使ってます。
純正スマートフォリオも購入しましたが,軽くて角度調整の幅がひろいMOFTのほうが自分にはあっていました。
私の購入したモデルではなく新バージョンiPad mini 6用はもうひと回り小型でカメラ下のフラッシュを隠すようなことはありません。
もちろん,スマートフォリオもおすすめ
ペーパーライクフィルム
きれいな画面を維持したいなら,保護フィルムは必須。
Apple Pencilを使いたいならペーパーライクフィルムを貼ることで書き心地がUPします。
ペーパーライクフィルムの弱点は画質が荒くなることですが,MSファクトリーのフィルムは動画閲覧も許せるレベル。
Apple Pencilとリフレッシュレート
iPadの可能性を広げてくれるApple Pencil 2。
ただ,iPad Proのようにはいきません。
画面のリフレッシュレートが60Hz(1秒間に画面が書き換えられる回数)とiPad Proの120Hzに比べれば低いのです。
手書きモードの場合,iPad Proでは吸い付くような書き味でしたが,それに比べると,書いた文字や絵が遅れて表示されます。
iPad Proの書き味に慣れているとストレスになるかも知れません。
逆を言えば,120Hzの機器を使ったことなければ,気になるレベルではなく,ストレスは無いでしょう。
ゼリースクロール現象
ゼリースクロール現象とは,縦向きで使う場合のみ,スクロール中に画面がぐにゃっと揺らぐ現象。
iPad mini 6は左側にコントローラーボードが埋め込まれているため,画面の書き換え時に画面左側と右側で若干の誤差が生じているのとのこと。
リフレッシュレートが可変120HzであるiPad ProやiPhone13 Proなどでは,同じ現象が起こっていたとしても書き換え速度が速いため認識できない。
また個体差もあり,現象が起きないものもあります。
個人的にはスクロール中のことは特に気にならないのでこのまま使い続ける予定。
横向きで使うことが多い人もあまり気にしなくていいかもしれませんが,神経質な方は買わない方がいいでしょう。
今のところAppleは,このゼリースクロール現象は仕様だとしてアップデートでも対応予定はありません。
120Hz対応モデルつまりiPad mini Proみたいなのが出ればうれしいですが,価格がこれ以上上がるならiPad Pro 11インチでいい気がします。
ギズモード・ジャパン『ゼリースクロール』についての記事
軽量でコンパクトなモバイルデバイス
Cellularモデルで296g。やはりこの軽量ボディは魅力的です。
iPhone 13 Proと比較。
両側の表示領域が広がったことで,スマホで見るより断然見やすくなりました。
サコッシュにだって簡単に入ります。
サッと入れて気軽に持ち出せるサイズはやはり素晴らしい。
新型で少し重くなったMacBook Pro 14インチと一緒に持ち運ぶなら,iPad mini 6がベストパートナー。
人を選ぶご機嫌なタブレット『 iPad mini 6』
ゼリースクロール現象など,決定的なデメリットもありますが,表示領域の広がった画面,Apple Pencil2対応など,前世代モデルよりも格段に魅力は上がりました。
ネットサーフィンやメール,動画再生機としてはもちろん,Apple Pencilと連携してアイディアを書き留めるデバイスとしても最高の1台です。
以上,今回の記事は『iPad mini 6に買い替えた理由:欠点もあるけど最高のモバイルデバイス』でした。
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