みなさんこんにちは,MagSafe大好き管理人のでじまろ(@digimalog)です。
iPhone12miniを購入してからというもの,MagSafe対応マグネット式の製品が便利すぎて買い漁ってます。
特にケーブルレスな運用が期待できるモバイルバッテリーは,非常に魅力的でついついポチってしまいます。
ただ,ろくに検証もせず,初物に手を出すとハズレを引くことも多いので,今回は注意喚起も含めたレビュー記事になってます。
検証に使用した製品:SLuB モバイルバッテリー5000mAh
- サイズ:約98 x 64 x 16 mm
- バッテリー容量:5000mAh/3.7V
- 充電時間:3時間(18W出力以上のPD対応USB-C急速充電器を使用した場合)
- USB Type-C PD入出力:18W(MAX)
- ワイヤレス出力:15W(MAX)
- USB-A QC 出力:20W(MAX)
- カラー:ブルー・グレー・グリーンの3色
以前,MagSafe対応のモバイルバッテリーを購入したのですが,使用中の愛機iPhone 12 miniだとカメラ部分に筐体が重なってしまったりして収まりが悪かったのです。
そこで縦幅が小ぶりなSLuB 5000mAhを入手してみました。
製造元が日本の所在地になってますが,明誠株式会社で検索するとホームページは卸販売・小売業者となってますので中国からの輸入なのかもしれません。
内容物は,モバイルバッテリー本体とUSB-C to Cケーブル×1,説明書の3点。
右側面には,いろんなマークが並んでます。PSEマークもあります。
「PSEマークを目安にモバイルバッテリーを購入したほうがよい」という記事がありますが,実際は当てになりません。
モバイルバッテリーに表示義務のある●丸形のPSEマークは,公的なものではなくあくまで自主検査をクリアした印に過ぎません。
つまりメーカー次第で検査項目も変わりますし,どうとでもなります。
なので消費者としては,信用できるメーカーを選ぶか,口コミやレビューで判断するしか無いのが実情です。
◆ひし形のPSEマークは政府認定の検査機関の認定を受けた証ですが,残念ながらモバイルバッテリーは対象ではありません。
下部はType-Cの入出力ポートとUSB-A出力ポートがあります。
左側には4つの点がありますが,バッテリー残量を表すLEDです。
左側面には電源スイッチ。押すことでバッテリー残量の確認と充電の電源をONにできます。
スマホとの接着面。
もちろん説明の書かれたフィルムを剥がして使用します。
実際にiPhone12miniを充電(検証開始)
残量1%から充電を開始。
40分後32%まで充電できました。
その後3時間程度で92%まで充電してくれましたが,なんとバッテリー切れ。
一般的に5,000mAhの製品だと,ロスを考慮して6割〜7割程度,つまり3,000〜3,500mAhは充電できるはずです。
iPhone 12 miniのバッテリーは2,227mAh,1.5回分くらいは充電できるはずなんですが,1回も充電できないなんて悲しすぎです。
そして充電速度から考えて,iPhone12miniへの出力は5w〜7w程度でしょう。
説明書にはMAX15W出力と記載してありますが,MAXですから当てにはなりません。
まあこれもわかってましたが。
残念な結果になってしまいました。
前回購入したMagSafe対応モバイルバッテリー
以前,左側のスタンド付きMagSafe対応バッテリーも購入したんですが,iPhone12miniだとサイズがはみ出すんですよね。
モバイルバッテリーとして使えるんですが,充電するとセルの焼ける匂いがして,怖いので使用を中止しました。
モバイルバッテリー選びは難しい
結局現在はAnkerの薄型バッテリー「PowerCore III Slim 5000 ライトニングケーブル内蔵 」を使ってます。
今回検証に使用したSLuB モバイルバッテリー 5000mAhも満充電を想定しない場面では活用できるかもしれません。
ケーブルレスなのはアドバンテージがありますよね。
ただし,充電速度が遅いのでその点も考慮して運用しなければと思います。
マグネット式,夢があるんですがなかなか難しいのかもしれません。
CIOという日本のメーカーから発売された同種のものも割と低評価が多いですね。
早く信頼できるメーカーからMagSafe対応のモバイルバッテリーが出てくれることを願ってます!
以上,「購入したMagSafe対応のモバイルバッテリーがいまいち。おすすめできないかも?SLuB 5000mAh」でした。
☆2021年4月追記:やっと保証も含め,安心できるメーカー(Anker)製が発売です。
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