ようやく,欲しい機能がすべて詰まった3 in 1のワイヤレス充電器が発売されました。
それが『Anker PowerWave 3-in-1 station with Watch Holder』です。
自宅で使うなら,高性能なBelkinのWIZ009dq,そしてコスパで考えるなら同じアンカーの製品PowerWave+ 3-in-1 stand with Watch Holderも良いのですが,今回の目的は出張先でスマートな充電ベースを作り上げること。
持ち運びという点で,どちらも却下になりました。構造が立体的過ぎてかさばるんです。
私でじまろ(@digimalog)の求める機能はこちら
・1プレートまた携帯型に設計されていて,持ち運びが簡単
・Apple WatchがMFI認証であること
・電源がUSB接続(可能ならType-C)であること
この3つの条件をクリアできる3-in-1モデルがなかなか見つからなかったのです。
ワイヤレス充電は,ものが悪いと発熱,発火の危険もあるため,信頼性のないメーカーは論外。
そこから,USB接続,平面型,Apple Watchの認証と絞ると,過去に発売された製品ではひとつも当てはまりません。
Ankerさん,今回の発売,本当にありがとうございます!
Anker PowerWave 3-in-1 station with Watch Holder製品詳細
製品名 | PowerWave 3-in-1 station with Watch Holder |
---|---|
メーカー | Anker |
入力 | 9V⎓3A / 15V⎓3A |
ワイヤレス出力 | 5W / 7.5W / 10W |
USB-A出力 | 5W(Apple Watch用) |
10W出力対応機種 | ・Galaxy S20+ / S20 / S10+ / S10 / S10e / S9+ / S9 / S8+ / S8、Galaxy Note 10 / Note 9 / Note 8 / Note 7 ・LG V50 / V40 / V30 / G8 ・Sony Xperia XZ3 / XZ2 |
7.5W出力対応機種 | ・iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max / 11 / 11 Pro / 11 Pro Max / SE(第2世代) / XS / XS Max / XR / X / 8 / 8 Plus |
5W出力対応機種 | ・Google Pixel 3 / 3XL ・その他Qi対応機器(ワイヤレスイヤホン) |
Apple Watch充電 | ・純正充電ケーブル(1m)が必要 |
製品サイズ | 23 x 10.2 x 1.3 cm |
商品重量 | 250 グラム |
付属品は説明書とクイックガイド,あいさつカード,USB-A to C充電ケーブル。
USB-Cポート接続,持ち運ぶときに専用AC電源だと,当然持ち物が増えてしまうため,MacBook,iPadなどとUSB充電器で共用できるのはありがたい。
充電ケーブル+Apple Watchの充電ケーブル+本体の総重量は287g
セッティング(PowerWave 3-in-1 station with Watch Holder)
底面を少しだけスライドするだけで簡単に開くことができます。
Apple Watchに付属の純正ケーブル(1.0m)を1周半させるとキレイに収まります。
Apple Watchの充電については,非認可のサードパーティ製ケーブルが簡単に壊れたり,充電が極端に遅かったり,ひどいときには発火寸前までいったこともあるため,純正品またはアップルのMFI認証を受けたもの以外は信用していません。
今回は純正ケーブルを使うのでそういった意味でも安心安全です。
ちなみに,無理やりですが純正の30cmケーブルも使えないこともないです。
純正ケーブルを内部に仕込んで,ヘッドを何度か持ち上げてみましたが,動きはスムーズでケーブルが無理をしている感じはありません。
ソロループやスポーツループだとこの仕様は本当にありがたい。
平置きの場合,最悪バンドを外さないと充電できないですから。
充電検証(PowerWave 3-in-1 station with Watch Holder)
最初に,ダメなパターンから。
別途購入したUSB充電器を使うことになりますが,電力が十分でないと,緑のランプが左右交互に点滅して通知してくれます。
問題ないときは,通電して3秒後にランプが消えます。
充電中は青のランプが点灯します。
PowerWave 3-in-1 station with Watch Holderを正常に稼働させるには9Vチャージャーが必要です。
手持ちのUSB-Aポートのある充電器は全て試しましたが,全滅でした笑
代わりにUSB-Cポートの接続ではほとんどが正常稼働,ということで付属のケーブルは使わないことにしました。
持ち物がUSB-Cケーブルに統一されるので逆によかったです。
画像の充電器は,小さくてもパワフル,CIO-G 65W 3C1Aです。
iPhone 12 mini,AirPods Pro,Apple Watchの3つを充電して約15W出力です。
15Wが固定出力ではなく,それぞれの端末のバッテリー残量や充電する機種で変動します。
アンカーのPowerWave 3-in-1 station with Watch Holderはおすすめです
おすすめの充電器で間違いないのですが先に不満点を書き出します。
- 付属のケーブルがUSB-C to Cの方がよかった
- ブラックカラーが欲しい
- USB充電器のセットモデルがあれば9V,5Vなど電圧の知識がない人もすぐ使える
以上が不満点ですが,性能面での不満はなく,非常に気に入っています。
これで,長期出張時のデスクがケーブルにまみれることなく,自宅と変わらない充電環境を作り出すことができそうです。
スマホスタンドとしても使うならこちら
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