製品の評価: 4.0
今回紹介するのは「QIROCA QP-05WA」という5,000mAhクラスのモバイルバッテリー。
半固体(準固体)リチウムイオン電池を採用し、Qi2 25Wのワイヤレス充電対応、さらにUSB-Cの有線充電では最大30Wの高出力という、5,000mAhクラスにおいては、最強クラスのスペックです。
さらにコンパクトなカードタイプの筐体は、薄さ8.3mm、重さ116gと携帯性、デザイン性にも優れます。
採用されている半固体電池は、発火リスクが低く安全な次世代電池であり、今から小型モバイルバッテリーを購入するなら、まずおすすめしたい製品です。
早速レビューしていきます。
製品詳細
まずは製品の詳細を紹介していきます。


スペック表
| 項目 | 内容 |
| バッテリー容量 | 5,000mAh (3.92V / 19.6Wh) |
|---|---|
| 定格容量 | 3,000mAh (5V=2A) |
| 電池種類 | 準固体リチウムイオン電池 |
| ワイヤレス出力 | 最大 25W (Qi2 / MagSafe対応) |
| USB-C 入力 | 最大 20W (5V=3A / 9V=2.22A) |
| USB-C 出力 | 最大 30W (5V=2A / 9V=3A / 12V=2.5A) |
| パススルー充電 | 対応 |
| サイズ | 約 102 × 70 × 8.3 mm |
| 重量 | 約 116g |
| 安全機能 | NTCセンサー2系統によるアダプティブ温度制御 |
| 充放電サイクル | 約 1,000回以上 |
同梱品


同梱品はシンプルです。
- QIROCA QP-05WA本体
- 充電用のUSB-Cケーブル
- 取り扱い説明書
製品外観


カラーは、ホワイト、ネイビー、ブラックとありますが、今回購入したのはブラック。
背面はアルミ製で、メタリックなボディは高級感があります。・
下段にバッテリー残量を示すインジゲーターランプが4つ。充電中はブルーのLEDが左側に光ります。


ワイヤレスの接地側はシリコンで覆われていて、接続したデバイスを傷つけない仕様になっています。
Qi2 25Wのロゴと下段には製品詳細が記載されています。


接地面だけでなく、側面全体もシリコンで覆われていて、多少雑に扱っても、本体や他のガジェットをキズから保護してくれます。
側面の下段には電源スイッチ。


底面にUSB-Cポート。


重さは実測で118g。公称で116gなのでほぼ誤差ですね。
軽い!
半固体(準固体)リチウムイオン電池のメリット
動画はQIROCAの別製品ですが、半固体(準固体)リチウムイオン電池の安全性を検証しています。
電池をニッパーでカットしても暴発することなく使えています。
もちろん半固体とはいえリチウムイオン電池なので、絶対に安全というわけではありませんが、一般的なモバイルバッテリーよりも遥かに安全です。
半固体であることのメリットをわかりやすくまとめてみました。
- 圧倒的なセキュリティ性:中身がゲル状のため、液漏れや発火・膨張のリスクが抑えられている。
- 熱くなりにくい:エネルギー効率が良く、PCなどの高出力な急速充電時でも発熱を低く抑えます。
- 寿命が2倍以上:一般的なリチウムイオン電池の寿命が300〜500回前後なのに対し、こちらは1000回以上の充放電サイクルを実現。
- 過酷な環境でも安定:温度変化に強く、炎天下の屋外や冬場の低温下でも安定して動作します。
同スペックの従来型モバイルバッテリーと比較すると、1,000円程度の価格差はありますが、安全性が高まるなら購入を検討するものアリだと思ってます。
CIO SMARTCOBY SLIM Ⅱ Wireless 2.0 SS5Kと比較
同じく半固体電池を使ったCIO SMARTCOBY SLIM Ⅱ Wireless 2.0 SS5Kと比較してみました。
どちらも日本ブランドです。
サイズ感


同じ燃えにくい半固体電池を採用したCIO SMARTCOBY SLIM Ⅱ Wireless 2.0 SS5Kと比較してみました。
タテヨコのサイズはほぼ一緒で約 102 × 70 mm。


違いは厚みで、QIROCA QP-05WAは8.3mm、CIOは8.7mmで、0.4mmQIROCAが薄い。
側面の仕様は、CIOはアルミのままですが、QP-05WAはシリコンで覆われていて安心感あります。
大きな違いは出力
QIROCA QP-05WAとCIOの大きな違いは出力。
CIO SMARTCOBY SLIM Ⅱ Wireless 2.0 SS5Kのワイヤレス出力はQi2 15Wに対し、QIROCA QP-05WAはQi2最新規格 最大25Wの充電に対応しています。
有線の場合も、CIOは最大20W、QIROCA QP-05WAは最大30W。
本体を充電しながらのパススルー充電は、両機種とも対応。
スペックで選ぶなら断然QIROCA QP-05WAです。
QIROCA QP-10WAとQP-05WAを比較


5,000mAhクラスでは、スペック、安全性ともに最適解ともいえるQP-05WAですが、不満もあります。
それはケーブルを内蔵していないこと。
QIROCAの10,000mAhモバイルバッテリーQP-10WAは、半固体電池を採用し、Qi2 25W、有線35Wと申し分ないスペック。さらにUSB-Cケーブルにスタンドまで内蔵しています。


QP-05WAは、スマホの充電用ならケーブルナシの運用も可能ですが、他のガジェットにも使おうとするとUSBケーブルの携帯が必須。
容量も重量も違う2機種ですが、用途によってどちらを買うべきか悩んでしまいそう。
QP-10WAのレビュー記事はこちらです。


USBケーブルを気軽に持ち運べる「CIO カラビナ付きケーブルホルダー」はこちらの記事で紹介しています。

充電能力を検証


実際にiPhone17 Pro Maxを使って充電能力の検証をしてみました。
iPhone17 Pro Maxのバッテリー残量10%から充電開始した結果は以下のとおり。


満タン状態からiPhone17 Pro Maxを約60%回復できました。
最大25Wの出力とはいえ、速度はゆっくりめ。
やはり急ぎの充電なら有線が速いです。
もちろん、使用するデバイスや気温などでも変わりますので、参考程度にしてください。


有線のUSB-C接続は、公称どおり最大30Wの出力が可能です。


MagSafeで固定していても、USB-Cケーブルを繋げば、最大30Wの有線充電が可能。




スマホだけでなく、ワイヤレス充電に対応したイヤホンや、アダプタを使用したApple Watchの充電も可能です。


有線30Wは、MacBook Airの緊急充電にも役立ちます。
発熱について


充電中に発熱を計測しました。
最高で34.8°Cと、かなり抑えられています。
採用されている半固体リチウムイオン電池は、発熱も抑えられるので、日常使いでも安心できます。
まとめ


最後にメリット・デメリットをまとめました。
🟢 メリット
- 薄さ8.3mm:iPhoneとほぼ同じ厚みでポケットに収まる
- Qi2 25W出力:最新iPhoneをワイヤレスで超高速充電
- 準固体(半固体)リチウムイオン電池:発火リスクが低く、膨張しにくい次世代技術
- 寿命1,000回以上:一般的なリチウムイオン電池の約2倍長持ち
- 有線30W:MacBook AirやiPadの緊急給電にも対応
- 軽量&コンパクト:116g(公称値)と軽量なので持ち運びに最適
🔴 デメリット
- 容量5,000mAh:定格で3,000mAhなので、大型スマホは7割程度しか充電できない
- 内蔵ケーブルなし:ワイヤレス以外の充電にはUSBケーブルも別途持ち歩きが必要
とにかく、「持ち物を軽量化してミニマルにしたい」という方にはピッタリの製品。
ウエストポーチやサコッシュにもスッと入るサイズ感なので、気軽に持ち運べる一台。
加えて、2026年のモバイルバッテリーは、性能やデザインだけでなく、安全性にも考慮したモバイルバッテリーを選びましょう。
QIROCA QP-05WAは、間違いなくおすすめできる製品です。
まとめ記事はこちらからどうぞ。





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