iPhone13シリーズが発売になり,MagSafe対応アクセサリーもかなり豊富になってきました。
今回はBaseusから発売されたiPhone13 Pro MaxにもおすすめのMagSafe対応10,000mAhのモバイルバッテリーのご紹介です。
モバイルバッテリーはAnkerが有名ですが,Baseusも10年前からモバイル製品の開発を行っているメーカー。
ブランドストアも各国に展開しており,安心して購入できるメーカーのひとつと言えます。
中国深センに拠点を置く,2011年に設立されたモバイル製品を中心に製造販売している家電ブランド。
世界中160を超える国と地域に展開していて,400を超えるブランドショップを構えている。
日本ではUSB充電器やモバイルバッテリーが有名。
実際に,iPhone13 ProやAndroid端末でも性能をチェックしましたので細かくレビューしていきます。
容量の多いiPhone 13Proでも2回分余裕で急速充電できる頼もしいモバイルバッテリーです。
※ 本記事は一部プロモーションを含みます。
Baseus ワイヤレスモバイルバッテリー 10000mAh【PPMT03】
製品仕様
メーカー | Baseus |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
出力 | ・Type-C:5V=3A, 9V=2.22A, 12V=1.5A (20W Max) ・USB-A : 5V=3A, 9V=2A, 12V=1.5A (18W Max) ・ワイヤレス:5W/7.5W/10W/15W Max ・USB-A+Type-C同時 : 5V=3A |
入力 | Type-C 5V=3A,9V=2A, (18W Max) |
サイズ | 146×71×169 mm |
重量 | 230g(実測) |
異物検知機能:充電対象でない金属などがワイヤレスエリアに置かれた場合,LEDが素早く点滅し,充電を止める。
PSE認証済:電気用品安全法(PSE)により,自主検査をクリアしたものだけを輸入・販売をすることができます。
多重安全保護:モバイルバッテリーが過充電・過放電・過熱・ショートの際に、自動的に充電を停止
安全なワイヤレス充電:対象が6mm以上ズレて充電効率が低下、発熱温度が上昇した場合も充電が停止
本体上部には,バッテリー残量を表示するディスプレイ。
中央の円は,ワイヤレス充電ポイント。マグネット式以外のガジェットもここに置くことでワイヤレス充電が可能に。
背面はシンプルにロゴのみ。
容量,製造元,PSEマークなど右側面に印字。
左側面には,電源ボタン。ワイヤレス充電の場合,まずこの電源スイッチをONしてスマートフォンなどと接続しましょう。
底面には,USB-AポートとUSB-Cポート,中央に小さいインジゲーターランプ。
動作中は青く点灯します。
付属ケーブルはUSB-A toCのみ。急速充電用のケーブルは別途準備しましょう。
iPhone13 Proを使って充電能力を検証
iPhone13 Proとサイズ感もほぼ一緒。
側面図。マグネットでしっかり吸着してくれます。
また筐体はiPhone13 Proよりも厚みがあります。
カメラ部分が,バッテリーに干渉しないように作られているため,ガタつくことなく磁力をキープ。
MagSafe充電に十分な磁力です。持ち上げても分離しません。
純正ケースを装着してみました。やはりカメラ部分の大きいiPhone13 Proは少し不安定に。充電は問題なく可能です。
iPhone 12 Proシリーズや,iPhone13などはカメラの出っ張りは大きくないため,たとえMagSafe対応ケースに入れていても干渉を気にしなくても大丈夫です。
ワイヤレス充電
iPhone13Proがバッテリー残量14%からフル充電されるまでを検証してみました。
充電時間 | iPhone13Pro バッテリー残量 |
30分 | 30% |
60分 | 44% |
90分 | 60% |
120分 | 73% |
150分 | 86% |
170分 | 100% |
100%充電時のBaseusモバイルバッテリーの残量は51%となっていました。
思いのほか,ワイヤレス充電が早いという印象と,iPhone13 Proでは1.8回程度,充電可能という結果に。
もちろん,ワイヤレス充電はロスが多いため,有線充電なら2回以上充電可能です。
有線による急速充電(PD・QC)
USB-C to CのPD急速充電の検証
9.083V * 2.029A =18.42Wで充電されています。公式どおりの充電能力です。
Android端末『Mi 10 Lite 5G』でUSB-A to C(急速充電QC)を検証。
9.241V * 1.933A = 17.86W
こちらも公式どおり,約18Wで急速充電が可能です。
パススルー充電
パススルー充電(※)も問題なしです。
その他のワイヤレス充電
MagSafe対応でなくても,AirPods Proのような普通のワイヤレス充電対応の製品も充電可能。
AirPods Proは充電中ランプがすぐ消えるので心配ですが,Baseusのワイヤレスモバイルバッテリーは充電中は上部に青のインジゲーターランプが点灯しているので確認できます
Anker Powercore Slim 10,000mAh PD 20WとMagSafe対応Baseus モバイルバッテリーの比較
縦横のサイズは,ほぼ同サイズ。Anker Powercore Slimが横幅がなくスリムな印象。
違いは,BaseusはMagSafe対応ということと,バッテリー残量がパーセンテージで確認できること。
Anker Powercore Slimは残量表示はインジゲーターランプのみ。
Anker Powercore Slim 10,000mAh PD 20Wは213g
Baseus ワイヤレスモバイルバッテリーは230g。その差17gですが,機能と使い勝手はこちらが上。
ちなみにiPhone13 Proは203g。
iPhone13におすすめ!BaseusのMagSafe対応モバイルバッテリー
筆者の所持しているMagSafe対応のワイヤレスモバイルバッテリーはほとんどが5,000mAhということで,iPhone13 Pro用としては少し不安を感じていましたが,10,000mAhの本製品なら安心できます。
特にワイヤレス充電は電力のロスが大きいため,5,000mAhの容量があっても実際の能力は5割〜6割程度だと考えていたほうがよいでしょう。(iPhone13 Proは3,095mAh)
残念ポイントは,iPhone13 ProやPro Maxはカメラ部分が大きいためケースを付けた状態でのワイヤレス充電時に磁力が弱くなってしまうこと。充電はOK。
その他のiPhone12シリーズやiPhone13シリーズ用としては死角なしと言っても良いとでしょう。
今回Baseusの製品を手にして,性能も十分納得できましたが,安全面をかなり考慮した作りになっていることに好感が持てました。
Baseusの製品をが気になった方は,チェックしてみてください。
モバイルバッテリーのまとめ記事はこちら
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