ひとくちにBluetoothスピーカーといっても、大型で高音質なものから、超コンパクトなモデルまでさまざま。
今回紹介のAnker Soundcore mini 3は、コンパクト・高音質・高コスパの3つを基準に選ぶとベストな選択となる一台。
旅行や外出に持っていくとなると、大きさと重量はとても重要な要素。
とはいえ、みんなで楽しめるある程度の音量も欲しい、mini 3はそのすべてを満たす絶妙なサイジングと性能を持っています。
Ankerの売れ筋は、Soundcore 2 やSoundcore 3ですが、音質はキープしながらもっと軽くコンパクトに設計されたのがSoundcore mini 3。
持ち出す荷物が多い方や少しでも荷物を軽量化したい方なら、Soundcore mini 3という選択は、きっと満足できるはず。
- 低価格帯でこの音質は評価できる
- コンパクト、軽量で気軽に持ち出せる
- スマホでの通話にも使える
- 急な雨でも安心の防水性能IPX7
- 専用アプリで音量、電源、イコライザーの設定が可能
- zoom会議で使いづらい
早速レビューしていきます。
製品詳細
同梱品
- Soundcore Mini 3本体
- USBA to C充電ケーブル
- クイックスタートガイド
- 安全マニュアル
製品スペック
製品名 | Soundcore Mini 3 |
ブランド | Anker |
サイズ | 約72 x 72 x 84mm |
重さ | 約230g |
再生時間 | 最大15時間 |
オーディオ出力 | 6W |
入力 | 5V=1A |
Bluetooth | 5.0 |
防水 | IPX7(水深1mで30分) |
カラー | ブラック、ネイビー、レッド、グレー |
PartyCast | 2台以上同時接続可能 |
保証 | 18ヶ月間+会員登録6ヶ月間 |
外観
コンパクトだけどトップのメッシュの質感が高く、チープさはありません。
本体に取り付けられているストラップは、持ち運びに便利。カラビナに通してもいい。
本体下部には、各種物理ボタン。
- ①電源
- ②音量ー
- ③マルチファンクション
メディア:1回再生、2回曲戻し、3回曲送り
通話:1回通話/終了、2秒長押し強制終了
音声アシスタント:2秒長押し - ④音量+
背面、ストラップ下にUSB-C充電ポート。
底面のフィルムを剥がすと粘着性の滑り止めマット。
汚したくない人はフィルムつけたままでもいいかも。
重さは実測222g。軽い!
260mmコーヒー缶と比較してみました。
コンパクトさがわかるはず。
軽量コンパクトなので旅行バッグの空いたスペースにらくらく押し込める。
使い方
まずは電源をON
初回はペアリング待機状態ですが、以降ペアリングする時はBluetoothボタンを長押しするとペアリングモードへ。
別の機種にペアリングする時は、元のデバイスの接続を解除しておく必要があります。
登録解除はしなくてもOK。
Soundcoreアプリをダウンロードしてきます。
接続が完了すると、必要な操作は専用アプリでで操作可能。
音量、イコライザー、オートパワーオフの時間など調整が可能。
イコライザーはプリセットの4つとカスタム。
手動の電源OFFもホーム画面上から可能ですが、電源ONはできない。
電源がOFFなのだから操作できないのは当たり前といえば当たり前。
PartyCast設定方法
PartyCastとは、複数台を同時接続して音楽を楽しむ設定のこと。
- Soundcore Mini 3を2台以上用意。
- それぞれの電源ボタンを長押しし、Bluetoothインジケーター(音量アップボタンの右)が青色に点滅していることを確認する。
- それぞれのBluetoothボタンを2秒長押ししてインジケーターがゆっくりと白色に点滅する状態にする。
- 1台を選んで親機とし、親機以外のBluetoothボタンを2回押すと、Bluetoothインジケーターが早く白色に点滅する状態になり、約10秒ほどで親機とペアリング。
- 親機のBluetoothインジケーターはゆっくり白色に点滅、それ以外は白色に点灯していればPartyCast接続は完了。
- スマートフォンのBluetooth設定画面から「Soundcore Mini 3」を選択しBluetooth接続する。
- 一度PartyCast接続すると、2回目以降はそれぞれの電源を入れると自動でPartyCast接続。
- PartyCast接続を解除したい場合は、どちらか一方のBluetoothボタンを2秒間長押し。
zoom会議には使えない
マイクも内蔵していて、オンライン会議にも使えるかと思いきや、zoom中、音量操作ができませんでした。
ズーム会議などで使いづらいのは残念。
iPhoneでの通話には、マイク、スピーカー良好。
音質
このサイズ感で期待を裏切る音質の良さ。
特に低音は、デスクから振動が伝わるくらいしっかり鳴り響くので、満足できます。
ベース(低音)は、アプリでさらにブースト可能。
中高音も落ち着いた音でグッド。
注意してほしいのは、音質が良いとはいえ、あくまでこのサイズ、この価格での音質。
1万円を超えるようなBluetoothスピーカーと比較してはいけない。
とはいえ、スマホの音質では物足りない、という方には十分なサウンド。
まとめ
- 低価格帯でこの音質は評価できる
- コンパクト、軽量で気軽に持ち出せる
- スマホでの通話にも使える
- 急な雨でも安心の防水性能IPX7
- 専用アプリで音量、電源、イコライザーの設定が可能
- zoom会議には使いづらい
- 動画は遅延が気になる
気軽に持ち運べる防水Bluetoothスピーカーが欲しい、という方には、価格と音質のバランスから考えるとおすすめの一台。
ただし、動画には若干、遅延が起こり、基本的に音楽再生用のBluetoothスピーカーと考えたほうがいいででしょう。
管理人は海外旅行のお供に購入したので、総合的には満足できました。
この記事を読んでAnker Soundcore Mini 3が気になる方は製品ページをチェックしてみてください。
動画にも使いたいなら有線3.5mmジャックのあるFunLogy Portable Miniがおすすめ。
遅延のストレスなく鑑賞できます。
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