こんにちは、Switch大好きブロガーのでじまろ(@digimalog)です。
ついにNintendo Switch2が発売!
まだまだ手に入れられない人も多い中、運良く当選し、ゲットできました。
触った感想をひとことで表すと「デカい!キレイ!楽しい!」です。
進化ポイントをまとめると以下の通り。
- 画面:7.0″ OLED(有機ELモデル)720p → 7.9″ LCD、1080pに進化
- HDR、可変リフレッシュレート120 Hzで画質が向上
- 性能:処理能力や読み込み速度が格段にアップ
- 出力:4K60Hzでの映像出力が可能
- Joy-Con:マグネット着脱、GameChat用Cボタン、マウス代替など、性能強化
- 通信機能:「GameChat」で高品質な音声・ビデオ通話が可能
- ストレージ:64GB→256GBに増加
- スピーカー:空間音響対応で音質向上
- 互換性:前機種Switchのタイトルがプレイ可能(例外あり)
まずは画質のキレイさに驚かされますが、読み込み(ロード)時間の大幅な短縮は、ゲーム中のストレスの軽減になるので、かなりうれしいポイント。
ライトユーザーにとっては、ストレージが256GBに増えたことで、SDカードが不要なのもうれしいポイント。
早速レビューしていきます。
Nintendo Switch2製品詳細

前機種Switch(有機ELモデル)と比較しながら、詳細を見ていきます。
スペック表
前モデルSwitch(有機ELモデル)とスペックの比較をしてみました。
項目 | Switch 2 | Switch(有機ELモデル) |
---|---|---|
発売日 | 2025年6月5日 | 2021年10月8日 |
画面サイズ・方式 | 7.9″ LCD、HDR対応 | 7.0″ OLED |
本体解像度 | 1920 × 1080 | 1280×720 |
リフレッシュレート | 120Hz可変 | 60Hz |
ドック映像出力 | 最大4K出力(60fps) | 最大1080p(60fps) |
本体ストレージ | 256GB | 64GB |
Joy-Con | 磁石で着脱 CボタンでGameChat起動 マウス代替機能 | ラック式着脱 |
バッテリー持続 | 約4時間(軽量タイトル時) | 約4.5~9時間 |
オーディオ | 改良ステレオスピーカー 立体音響対応(対応ソフトのみ) | ステレオスピーカー |
カメラ/マイク機能 | 内蔵マイク USB-C経由でカメラ接続可 CボタンでGameChat | なし |
GPU性能 | Tegra T239相当 | Tegra X1ベース |
互換性 | ほぼ完全互換(約180タイトルに制限あり) | Switchゲーム |
価格(日本) | 日本語版:49,980円(税込) 多言語版:69,980円(税込) | 37,980円(税込) |
2017年発売の初代Switchからすると、8年も経っているので、これくらいの進化は当たり前なのかもしれませんが、大画面&きれいなグラフィックでプレイできるのはうれしいです。
同梱品

同梱品の紹介です。
- Switch2本体
- Joy-Con×2
- Joy-Conアタッチメント×2
- Joy-Conグリップ
- ドック
- HDMIケーブル(HighSpeed)
- USB充電アダプタ(最大60W)
- USB-C充電ケーブル
紙の説明書が入っていないのが、新しい時代だなと感じました。
接続方法は、箱側面に記載。
外観
本体外観

Joy-Conをセットした、携帯モード。
大きくなりました。

背面には、Switch2の大きなロゴと埋め込まれたスタンド。

スタンドは、かなり傾斜がつけられます。無段階で好きな角度に調整できます。


Switch2のボタン類は上部と下部に分かれて配置されています。
上部
- 電源ボタン
- 音量ボタン
- 明るさセンサー
- USB-Cポート(映像出力非対応)
- 3.5mmヘッドホンマイク端子
- 内蔵マイク
- ゲームカードスロット
下部
- スピーカー×2
- USB-C端子
- 排気口×2
microSD Expressカードスロットは、スタンド裏。
上部と下部にはUSB-Cポートがひとつづつ。
USB-Cポートが増えたのはうれしいのですが、映像出力できるのは、これまでどおり、下部のUSB-Cポートのみなのは、少し残念。
Joy-Con2

ボタン類の配置はこれまでと変わりませんが、Joy-Con右にCボタン(ゲームチャット)が追加されています。
コントローラー割当ランプゲージが、側面に付いたことで、視認しやすくなりました。
なおスティックは、期待していたホールセンサーは不採用だった模様。
耐久性が高く、「ドリフト現象」も出ないホールセンサーは搭載してほしかった。

今回の新型Joy-Conの目玉機能?であるマウスの光学センサーも配置されています。
操作するボタンは、SR,SLそして本体へ登録時に使うシンクロボタン。

マウスの操作感は、実際にゲームで使ってみないとわからないです。
多機能になったのはいいのですが、価格も上がっているので、ギミックが複雑すぎて耐久性が心配。

グリップにも、マグネットでカチッとワンタッチ装着。

Joy-Con2の取り外しは、背面のボタンを押し込みながらひっぱるだけ。
マグネット着脱式ですが、背面のボタンを押しながらでないと、Joy-Conは外せません。
Switch2 ドック

実機を見るまでは、サイズ感がわからず、「丸みを帯びて小さくなったのかな」って勝手に思ってましたが、そんなことはなく、ドックは少しだけサイズアップ。
左下にTV出力ランプがあります。

側面には、USB2.0対応のUSB-Aポートが2つ。前機種よりポートがひとつ増えました。
USB-Aポートは周辺機器の接続に使います。

背面のカバーは、簡単に取り外せます。

背面には、USB-Cポート(充電&電源用)とHDMIポート、有線LANポートがあります。
端子側の内部には、放熱ファンがあり、熱対策はバッチリ。

底面は穴だらけ。排熱対策。

本体をセットするのはこれまでどおり、カチャッと下ろすだけ。


前機種のドックと比べると少しだけ大きくなってます。厚みはほとんど一緒。
ACアダプター


Switch2のアダプタは最大60W出力、充電用のUSB-Cケーブルは取り外し可能。
外出先で充電しながらTV出力したいなら、60W以上の出力があるUSB充電器またはモバイルバッテリーを準備する必要があります。
純正ACアダプターを自宅に据え置き用にして、Switch2を持ち運ぶ人は意外と大事な情報です。
前機種のように、30W出力のモバイルバッテリーやUSBアダプタではTV出力できないのでご注意を。
充電だけなら60W未満でも可能。
重さ

Switch2の本体は401g。


Joy-Con2と組み合わせると533g。有機ELモデルと比較すると約100gほど重くなってます。
スマートフォリオケースを取り付けたiPad Pro 11インチが約650gなので、それよりは軽いです。
それでも長時間のプレーでは、やっぱり重さを感じてしまいます。
とはいえ、画面が大きくなったので、ゲームの迫力や見やすさは段違いです。
SwitchからSwitch2へデータ移行

Switch2を起動すると、Switchからのまるごと転送(データ移行)か、新規ハードとしての登録にするか選択することになります。
特に問題なければ、まるごと転送で大丈夫です。

購入ソフト(一部非対応)は、すべて転送されますが、転送元のSwitchでもソフトごとに再転送して今までどおり遊べます。
マリオカート ワールド

今回購入したSwitch2は、マリオカート ワールド同梱品。
せっかくなので、遊んでみた感想も書いていきます。
本体液晶は、解像度が上がったことはもちろん、有機ELモデルと比べても、黒が引き締まっていてかなりキレイ。
ステレオスピーカーの音質も向上。本体の起動音だけで、すぐに実感できるくらいほどです。
ただし、サイズ自体が大きくなったので、同じ姿勢で長時間プレイすると「本体の重さ」を感じてしまいます。

TVモードは4Kテレビなら圧巻の4K画質。
思わず「おぉ!」と声が出てしまいました。

画像は小学5年生身長140cmが手に持っているところ。
コントローラーグリップは大きくなりましたが、子供の手にもフィットしてくれて操作性は間違いなく向上しています。

これまで使っていたスイッチ用のコントローラーも純正、社外品問わず使えました。
唯一、8BitDo Ultimate 2だけはファームウェアのアップデートが必要でした。


新型プロコンは、入手困難ですが、これまでのプロコンも普通に使えます。
慌てて買う必要はなさそうです。
ただし、旧型プロコンでは、ホームボタン長押しのスリープ解除ができません。

かなり遊び込んだマリオカートでしたが、ワールドになって、面白さは倍増してます。
- キャラ選択画面のアニメーションが楽しい
- マシーンの挙動が更に滑らか
- 4Kだからこその美しいコース、楽しいコースがいっぱい
- フェンスの上や、波の上、ショートカットなど、新たに必要な攻略要素が満載
- 迫りくるさまざま障害物が、想像を超えていて面白い
買って損はなし!友達や家族とワイワイするには最高のゲームです!
Switch2のメリット・デメリットまとめ

- 画面サイズ、画質が向上
- ゲームのロード時間が短縮
- 4K60Hzでの映像出力が可能
- Joy-Con2は操作性が向上し、さらに多機能になった
- 前機種Switchのソフトも遊べる
- ストレージが64GBから256GBに大幅アップ
- 立体音響対応など全体的に音質向上
- サイズが大きくなり携帯性は少し落ちた
- Joy-Con2のスティックにホールセンサーを採用してほしかった
- TV出力モードでは60W以上の充電アダプタが必須
- サイズアップや重量の増加は携帯性を落とす要因ですが、画面が大きくなって見やすくなったメリットとのトレードドオフ。
- Joy-Con2のスティックについては、デメリットとして上げていますが、弱点というより、どちらかというと個人的希望。もともとスティックは劣化が早く、壊れやすかったので、耐久性の高いホールセンサーを採用してほしかったです。
- TV出力モードで必要な出力が60Wに上がったことは、旅行先でも大画面と考えている方にとっては、モバイルバッテリーやUSB充電器の買い直しが必要になるでしょう。
Switch2は買いです!

ここまで、Switch2について、前機種との比較や、実際に数日使ってみた感想を書いてみました。
デメリットも挙げてみましたが、改悪と感じる部分は特になく、性能も上がっていて、正統進化しているといえます。
ゲームでのビデオチャットやJoy-Conのマウス操作などは、まだこれからの体験なので、期待と不安はありますが、ファーストインプレッションとしては、文句なしの高評価。
まだ手に入れにくい状況は続いてますが、間違いなくおすすめの携帯ゲーム機です。
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