ニンテンドースイッチ 有機ELモデルを実機レビュー|旧モデルとの違いも解説

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2021年,ニンテンドースイッチがモデルチェンジを果たしました。

といってもマイナーアップデート,姿形が変わったわけではありません。

大きく変わったのは本体の液晶画面,有機ELタイプになったことで,コントラスト比が上がり,より高精細な画面に生まれ変わりました

また本体サイズはそのままで,画面サイズがアップしています。

そのほか,細かいところも変更されていますが,その影響で本体価格が5,000円ほどの値上がり

そこで新しく購入するならどちらがいいのか。また手持ちのスイッチを有機ELモデルに買い換える価値があるのか,購入した実機ホワイトモデルを使って詳しく見ていきます。

有機EL(OLED)ディスプレイとは

・LEDを含めた一般的な液晶パネルはバックライトにより,画面を光らせます。

・対して有機EL(OLED)は色の素子そのものが発光するめ,発光を必要としない黒色は画面上で深く沈み,全体のコントラスト比が上がり,鮮明な映像を映し出すことができます。

・有機ELが一般的な液晶パネルと比較して優れている点は,コントラスト比の他,画面の応答速度,省電力性能などがあります。

・画面の焼き付きやすさ,製造コストの上昇などデメリットも存在します。


目次

ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch )有機ELモデル 開封

付属品はこれまでと変わらず。HDMIケーブルが写ってませんが付属してます。

今回ホワイトモデルを購入しましたが,カラーモデルのほうが人気があるようです。

カラーモデルとの違いは,ジョイコンのほか,ドックも白で清潔感あります。

HDMIケーブルは柔らかくなっていて取り回しが楽になりました。

HDMIバージョンも2.0に上がってますが,出力できる画質が変わるわけでもないのでアップデートとは呼べないですね。

ドックはスイッチのロゴも同色で刻印されていて,落ち着いた印象。

ジョイコンのストラップもこれまで通りで,間違えて差し込みやすい

初めて購入した方は,もし間違えても慌てずに。

ストラップ付け根のロックを解除し引っ張るだけですが,説明書にも公式ページにも外し方が掲載されています。

ここは,逆からは絶対差し込めないなど,せっかくなので改善してほしかった点。

ジョイコンに関しては思いよらない方向に動き出すドリフト現象や耐久性などさまざま問題を抱えてますが,リニューアルは行われてません。

ただ,同梱品も含め,新しいジョイコンは少しずつアップデートされてます。初期型で悩んでる方は,ジョイコンだけ買い換えるのもありです。

低価格な非純正プロコンを購入するという手もあります。純正プロコンと比べてみました。

ジョイコンをセットした本体。

本体下部はUSB-Cポート。ドックにつないだり充電したりできる唯一の端子部分。

分かりづらいですが,ディプレイ下,両側にスピーカーがあり,音質の向上と音量アップが図られています。



本体上部は,電源スイッチが少し大きくなり,押しやすくなってます。

音量ボタン,排気口,ゲームカードスロットカバーもデザインが変更されてますが,基本的には同じ。

背面のスタンドは大きく変更。より自由な角度で無段階調整が可能

SDカードスロットは抜き差ししやすくなってます。

起こした角度でも安定しています。


いちばん寝かせた状態,かなりの低位置。



背面のパネルは頻繁に外して使用するユーザーも多いらしく,簡単に外せるようになりました

ドック内部の一番下,有線LANポートが追加

オンラインゲームなど,無線では安定しにくい場合,有線があると助かる人も多いはず。

有機ELディスプレイを確認

有機ELの黒色は本当に真っ黒でキレイです。

今回の目玉,有機ELディスプレイ。

画面サイズが旧型6.2インチから7インチへ。0.8インチアップですが縁が細くなって,画面が大きくなったのはひと目で分かります。

ピクセル数は1280×720のままサイズアップしているので,ドットが荒くなるのを気にしている人もいましたが,見た目わかりません。

それどころか,発色が良くなっていることもあり,はっきりくっきりの画面は好感触

内蔵メモリも32GBから64GBへ。これはありがたい仕様変更。

プレイするゲームが少ない人は追加のSDが無くても十分。

Switchにおすすめのアクセサリーまとめはこちらの記事から。

スイッチ有機ELモデルの変更点まとめ

新旧問わずBluetoothに対応したので,低遅延のワイヤレスイヤホン『Anker Soundcore Life P3』との組み合わせもおすすめ
有機ELモデル旧モデル
ディスプレイ有機EL液晶
画面1280×720p
7インチ
1280×720p
6.2インチ
本体サイズ102×242×13.9mm102×239×13.9mm
重量
ジョイコン含
420g398g
本体メモリ64GB32GB
背面スタンドフリーストップ式固定式
ドック・USB端子×2
・HDMI端子
有線LAN端子
・USB端子×3
・HDMI端子
スピーカー音質アップ
価格(税込)37,980円32,980円

その他変更点

  1. 電源ボタンや音量ボタンなど,小さなデザイン変更
  2. ドックの背面パネルの取り外しが簡単に
  3. ホワイトモデルが追加

マルチポイント対応のJBL LIVE FREE2ならスマホとSwitchを同時接続できて,かなり便利。

ニンテンドースイッチ有機ELモデルは買いか?

今回のマイナーチェンジともいえる有機ELモデルですが,おすすめできる人もいますし,逆に旧モデルで十分といえる方もいます。

  • ディスプレイが大きくなったこと
  • 有機ELになりさらに見やすい画面になったこと
  • スピーカー性能の向上

この3点から,携帯モードつまり本体画面でプレイすることがメインの方にはおすすめといえます。

ほとんど自宅でテレビか外部モニターでプレイする人は,処理速度は一緒なので旧モデルでも十分満足できるでしょう。

もちろん,とにかく新型が欲しい!という方は有機ELモデルがベストな選択。

自分のライフスタイルに合わせて,旧型,新型を選びましょう。

※有機ELモデルの価格も落ち着いてきました。”抱き合わせ”はあまりうれしくはありませんが,適正価格が多いです。購入の際は内容をよく確認しましょう。

Switchを手に入れたら一緒にプロコンも

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ニンテンドースイッチ 有機ELモデルを実機レビュー|旧モデルとの違いも解説

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