スマートホームといえばSwitchBotというのが、最近かなり耳にするようになってきました。
人気の理由はズバリ、コスパと機能性そして圧倒的製品数です。
家電の管理からお掃除ロボット、自動カーテンシステムまで多岐にわたります。
そしてスマートホーム製品の中核となるのが「ハブ」と呼ばれるデバイス。
今回紹介するのは新型「ハブ3」とその周辺デバイス。
ハブ2で完成形だなと思ってましたが、さらに便利になって新登場です。
- リモートコントロール:SwitchBotデバイスをスマートフォンやタブレットから操作できる。
- リモコン学習:赤外線リモコンの学習機能で普通の家電もスマートホーム化。
- 自動化機能:時間帯や環境条件(例: 温度、湿度)に応じて、デバイスを自動的に制御する設定を作成できる。
- 音声アシスタント対応:AlexaやGoogle Assistantと連携し、音声で操作できる。
- ディスプレイ搭載:見やすい大きなディスプレイを搭載。
- 物理ノブ・ボタン:ハブに物理ボタンやツマミを搭載したことで操作が直感的に。
- センサー搭載:温度・湿度・明るさ・人感の4つのセンサーを搭載
- Home Assistant対応:オープンソースのHome Assistantに対応し、他社製品との連携がスムーズに。
※本記事の制作にあたって、SwitchBotさんから製品を提供していただきました。
詳しくレビューしていきます。
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ハブ3の 主な新機能と特徴

ハブ2に搭載されていたもの以外に、大幅に機能が追加されましたので6項目に分けて紹介しましょう。
機能 | Hub 2 | Hub 3 |
---|---|---|
Matter対応 | ✅ | ✅ |
物理ノブ・ボタン | ❌ | ✅ |
モーションセンサー付きディスプレイ | ❌ | ✅ |
クイックシーンボタン | ❌ | ✅ |
Home Assistant対応 | ❌ | ✅ |
スマートリモコン機能や各種SwitchBot製品のリモートコントロール機能など、基本機能は同じです。

ハブ2と比べると、かなり大型化した印象です。
ディスプレイのサイズだけでなく、ダイヤル付きホームボタンや物理ボタンの追加により、ひと回り大きくなりました。
1. 物理コントロールノブとボタンの搭載

Hub 3には、温度や音量の調整が可能な物理ノブが搭載されており、Apple TVやSpotifyなどのストリーミングサービスの音量調整にも対応しています。
また、ダイヤル、ホームボタン、戻るボタン、SwitchBotロゴの「S」ボタン、4つのカスタマイズ可能なクイックシーンボタンが追加され、直感的な操作が可能です。
2. Matter対応による広範な互換性

Hub 3は、スマートホームの新規格「Matter」に対応しており、Apple HomeKit、Google Home、Amazon Alexa、Samsung SmartThingsなど、主要なスマートホームプラットフォームとの連携が可能です。
3. モーションセンサー付きディスプレイ

温湿度・明るさ・人感センサーを搭載
人の動きや手のジェスチャーを検知して自動的に点灯するディスプレイを搭載。室内の温度・湿度、天気予報、ドアロックの状態などをリアルタイムで表示します。
4. 赤外線・Bluetoothデバイスの統合制御

従来の赤外線家電(エアコン、テレビなど)に加え、Bluetooth対応のSwitchBotデバイスも統合的に制御可能。これにより、より多くのデバイスを一元管理できます。
5. Home Assistantとの統合

Hub 3を含むSwitchBot製品がHome Assistantと統合可能です。これにより、オープンソースのスマートホームプラットフォームとの連携が強化されます。 つまりSwitchBot以外の製品とも連携が可能になります。
※Home Assistantは、アプリだけでなくMacやWindows PCでの仮想環境構築、またはRaspberry Pi「シングルボードコンピュータ」が必要になります。

6. 基本機能は今までどおり
ハブ3は、SwitchBot製品をスマートホーム化させるためには、まず購入すべき製品。
これまでどおり、以下の基本機能も使えます。
- リモートコントロール:SwitchBotデバイスをスマートフォンやタブレットから操作できる。
- 自動化機能:時間帯や環境条件(例: 温度、湿度)に応じて、デバイスを自動的に制御する設定を作成できる。
- 音声アシスタント対応:AlexaやGoogle Assistantと連携し、音声で操作できる。
- IFTTT対応:他のアプリやサービスと連携して、さまざまな自動化を実現。
※IFTTTについては、有料化されたこともあり、メーカーに依存しないオープンソース型プラットホームHome Assistant(無料)への新対応はうれしい動向。
製品詳細:SwitchBotハブ3

同梱品
- ハブ3本体
- 台座+スタンド
- 温湿度センサー搭載USBケーブル
- 5V/2A電源アダプター
- 温湿度センサー両面テープ
- スタンド用両面テープ
- 取り付けステッカー
- ネジパック
置くだけで設置できるスタンドのほか、壁掛けするためのネジや取付ステッカーも付属しています。
製品仕様
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | SwitchBot ハブ3 |
本体サイズ | 126 × 94 × 38 mm |
重量 | 約190 g |
素材 | PC + ABS + アルミニウム合金 |
電源入力 | USB Type-C(5V/2A) |
電源出力 | USB Type-C(5V/500mA) |
Wi-Fi | IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz) |
Bluetooth | Bluetooth Low Energy(BLE) |
赤外線送信範囲 | 最大30 m |
温度測定範囲 | -20℃ ~ 80℃ |
湿度測定範囲 | 0 ~ 99% RH |
センサー | 温湿度センサー、照度センサー、人感センサー |
ディスプレイ | 2.4インチ カラーディスプレイ(モーションセンサー付き) |
物理操作 | 回転式ダイヤル、ホームボタン、戻るボタン、Sボタン、4つのカスタムシーンボタン |
対応プラットフォーム | Matter対応(Apple HomeKit、Google Home、Amazon Alexa、Samsung SmartThingsなど) |
ローカルコントロール | 対応(ネットワーク切断時でも操作可能) |
動作温度範囲 | -20℃ ~ 65℃ |
認証 | TELEC |
その他機能 | 天気予報表示、ドアロック状態表示、CO₂センサー連携、オートメーション機能 |
外観

鏡面仕上げで、美しい。
ダイヤル付きホームボタンの搭載で、見た目の高級感がアップしています。

側面の厚みは38mmで、ディスプレイやスピーカー搭載の割にはスマートな見た目。

上部後方には、赤外線センサーがあります。
家電のリモコン学習に使います。

背面には、出力、入力のUSB-Cポートがあります。

電源用のUSBケーブルは、温度・湿度センサー付き。

USB充電アダプタ付きのオールインワンなのですぐに使えます。
ハブ3の使い方
まずはアプリの導入と登録からはじめます。
スマホアプリとの連携



ハブ3はSwitchBotアプリの導入が必須です。
iOS、Android両方で導入可能。
インストールが終わったら、ハブ3の電源を入れて、ON/OFFボタンを同時に2秒長押し。
ハブ3の表示ランプが高速点滅をはじめたらペアリング状態となります。
最後に、アプリ上のホーム画面の右上「+」から「デバイスの追加」をすると、ハブ3を見つけることができます。

ハブ3は、登録したデバイスやSwitchBotデバイスの一括管理ができます。
外出先でも、すべてのデバイスを操作、管理できてるので、かなり利便性が上がります。
家電を操作する
ハブ3はSwitchBot製品だけでなく、家電の赤外線リモコンも登録してアプリ上で管理できます。

赤外線センサーに向けて、リモコンの電源の信号を送ることで、家電を登録可能。
センサーは前面、背面上部、左右スピーカー穴の4箇所にあります。

三菱のエアコンを登録してみました。
かなり古い機種でしたが、問題なく登録完了。
ハブ3のつまみで温度の設定、4つの物理ボタンで、冷暖房や風量の切り替えが可能になりました。
ダイヤルの左右を押し込むことで、登録したデバイス(2つまで)をディスプレイに表示させることができます。
エアコン、テレビ、照明器具など、赤外線リモコンを使う機器をなんでも登録できちゃいます。
スマートスピーカーとの連携が便利

アレクサやGoogleホームと連携させることで、登録したデバイスを音声で操作ができます。
たとえば、「ただいま」という言葉をトリガーにして、照明、テレビ、エアコンを同時に稼働させることもできます。
使いこなせれば、かなり便利になります。
ハブ3と連携するSwitchBot製品の紹介

ひとつひとつがとても便利なSwitchBot製品ですが、ハブ3と連携させることで一気に便利になります。
今回3つの製品を提供していただいたので、ひとつひとつ紹介していきます。
SwitchBot ボット

SwitchBotといえば、まずはこの「ボット」
家中のあらゆるスイッチを自動化することができます。
「指の代わり」と思ってもらえると想像しやすいかも。
遠隔操作、スケジュール管理、音声操作など、ハブ3と組み合わせることで、自由度は飛躍的に上昇します。

付属のパーツを使うことで様々なスイッチに対応できます。

付属品は以下の通り。
- ボット本体
- スイッチモード専用パーツ×2
- ボットヘルパー台座
- ボット用両面テープ×1
- ヘルパー用両面テープ×1
- 取扱説明書×1

今回は、換気扇に取り付けてみました。
ボットヘルパー台座付きなので、押し込み具合も完璧。

アプリ内で、モードの選択や秒数などのカスタムが可能。

SwitchBot CO2センサーと連動させて、CO2濃度が800ppm以上になったら換気扇のスイッチをONするという自動化をさせました。
ウイルスが気になる人の多い空間や、灯油を使った暖房器具をお使いの方には、便利なオートメーションです。

SwitchBot CO2センサー

自宅やオフィスでの作業効率や、健康維持を気にする方へおすすめしたいのが「SwitchBot CO2センサー」
大型ディスプレイに、CO2濃度、天気、日付、時刻、温湿度を一度に表示してくれて、欲しい情報が人目でわかるスグレモノです。
さらにハブ3と連携して、アラート通知や遠隔確認が可能になります。
先に紹介した「ボット」を使って、換気扇の稼働を自動化したり、SwitchBotサーキュレーターを連動させることで、本来の力を発揮してくれます。
CO2濃度が上昇すると、集中力の低下を招き、学習効率が低下するおそれがあります。
さらに極端に高いCO2濃度は、頭痛やめまいを引き起こしてしまいます。


付属品は、本体とUSB電源ケーブル、取扱説明書。

本体には、アルカリ単三電池×2本がセット済み。
電池駆動もできるし、USB充電器を繋いで稼働させることもできます。

ディスプレイにはCO2濃度だけでなく快適指数を示す三色バーも表示してくれているので、ひと目で状態が把握できます。
ハブ3と連携していれば、天気や屋外の気温・湿度も表示可能です。

SwitchBotアプリなら、離れていても、設置した部屋の状況がひと目でわかります。


アプリ内で各種アラートの設定やCO2濃度のレベルを調整可能です。
SwitchBot テープライト2

パソコデスクや部屋の雰囲気づくりの装飾にもってこいなのが「SwitchBot テープライト2」
第2世代になって全体がPUコーティングされ、安全面も向上しました。
カラーは、RGB 1600万色!アプリとリモコンで自由自在に変更可能。

SwitchBot テープライト2スペック

製品名 | SwitchBot テープライト2 |
---|---|
型番 | W1701100 |
長さ | 5m(100mmごとに切断可能) |
LED数 | 150個(SMD5050) |
発光色 | RGB(1600万色対応) |
調光範囲 | 1~100% |
テープ幅 | 10mm |
防水仕様 | IP20(非防水) |
寿命 | 約25,000時間 |
動作温度 | -15℃~40℃ |
動作湿度 | 40%~70% RH |
使用環境 | 屋内専用 |
通電仕様
定格入力 | 100~240V AC(50/60Hz) |
---|---|
定格出力 | 12V 1.25A(15W) |
通信方式 | Wi-Fi(2.4GHz)、Bluetooth 5.0(Long Range) |
Bluetooth範囲 | 見通し最大80~120m |
赤外線リモコン範囲 | 最大6m |
同梱品

テープライト本体 | 5m ×1 |
コントローラー | ×1 |
電源アダプター | ×1 |
赤外線リモコン | 24キー ×1 |
固定用パーツ | ネジ含む ×6 |
取扱説明書 | ×1 |
使い方:SwitchBot テープライト2

SwitchBot テープライト2は、アプリ、リモコン、本体の3つの操作方法があります。

本体のボタンでできるのは、電源、カラーループ、ミュージックモード、明るさコントロール(10段階)が可能。

リモコンでの操作は直感的でわかりやすいですが、アプリがカスタマイズ性も高く使いやすいです。


アプリでは、RGB 1600万色の性能を余すことなく引き出せます。
また、クリスマスやハロウィンなど、シーンを選んで点灯させることもできます。
ミュージックモードは、音に合わせて光らせることが可能。
好きな長さでカットできる

SwitchBot テープライト2は、5mとかなり長いです。
もちろん全部使うのもいいですが、好きな長さでカットして使うこともできます。
ハサミで簡単に裁断できるので、楽ちん。
ただし、あとで長さを継ぎ足す事はできないので、しっかり必要な長さを確かめておくことが大事です。
パソコンデスクの装飾に使ってみる

今回パソコンデスクの裏側に貼り付けてみました。
本体には両面テープが貼り付けられているので、設置もスムーズです。

ムラのない発光で、デスク周りを装飾したい方にはもってこいです。
ハブ3経由で、アレクサと連携

今回は、SwitchBot ハブ3を使い、パソコン作業をはじめるのに併せて、テープライトも点灯させてみました。
「アレクサ、作業開始」の発声で、デスク周りのデバイスの電源をすべてONしました。
「アレクサ、作業終了」ですべての電源を消灯させます。

このほかにも、テープライトは、本体の人感センサーと組み合わせて、足元を照らすフットライトにしたり、パーティ時に音楽と連動させたり、様々な使い方ができます。

ハブ3の魅力

ハブ3があれば、さまざまな機器を連携させることができるので、稼働時間のスケジュールを組み立てたり、音声や人感センサーを使って、自動でON/OFFなど、かなり便利に使えます。
本体は、ミニマルでシックなデザインなので、デスクに置いてもジャマになりません。
温湿度や天候を表示してくれるのも魅力的。
今回、SwitchBotハブ3、加えてCO2センサー、テープライト2、ボットをレビューしました。
やはりスマートホーム化を考えるなら、SwitchBot製品は外せないなと感じました。
様々なスマートホーム製品が揃っているので、ハブ3さえ手に入れれば、1つのアプリの中で、スマートにすべて集中管理できます。
ハブ3は、リモコン学習機能もあるので、普通の家電もスマートホームに組み込めるのも、大きな魅力です。
SwitchBotのハブには、3種類ありますが、おすすめしたいのは、ハブ2とハブ3。
物理ボタンが要らない、価格を抑えたいという方はハブ2。
最新の機能、見やすいディスプレイが欲しい方はハブ3を選ぶとよいのではないでしょうか。
この記事を読んで、ハブ3などSwitchBot製品が気になった方は、製品ページをチェックしてみてください。
ただいま発売記念キャンペーン開催中!
SwitchBotハブ3:16,980円税込が13,480円税込
さらにクーポンコード[ HUB30511 ]で100円OFF
※有効期限:6月2日(金)まで

SwitchBotハブ2のレビューはこちらです。

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