みなさんこんにちは、バックパック大好きブロガーのでじまろ(@digimalog)です。
これまで50個以上のリュック/バックパックパックを使い、このブログでも20個以上紹介してきましたが、ついに完結したと思えるバッグを手に入れました。
それがCODE OF BELL(コードオブベル)のX-PAK EVO(クロスパックエボ)です。
あんなにリュック/バックパックパック好きといいながら、たどり着いたのはワンショルダーのメッセンジャーバッグタイプ。
最高のリュックと評価も高いable carryの「Max EDC」と最後まで悩んだ末、X-PAK EVOをチョイスしました。
理由は以下のとおり。
- 普段使いのためのポケットの使い勝手が良い
- X-PAK EVOとひと目でわかる尖ったデザイン
- MacBook Air 13インチが収納できる
ただし、明確なデメリットもあるので、万人におすすめできるモデルではないことを先に言っておきます。
それでもなお、惹きつける魅力があるのがCODE OF BELLのX-PAK EVOです。
早速詳しくレビューしていきます。
製品詳細:CODE OF BELL X-PAK EVO

CODE OF BELL X-PAK EVO(コードオブベル・クロスパックエボ)のスペック表です。
材質・スペック | |
---|---|
生地1 | ディメンションポリアント社製 X-PAC WATERPROOF FABRIC |
生地2 | コーデュラ社製 RE/COR™ RN66 リサイクルナイロン |
バックル | フィドロック社製 マグネット式バックル |
ジッパー | YKK社製 止水ジッパー |
サイズ | |
通常時 | 445mm × 250mm × 100mm |
拡張時 | 445mm × 250mm × 270mm |
PCスリーブ内寸 | 320mm × 230mm |
容量 | |
通常時 | 11リットル |
拡張時 | 23リットル |
価格 | |
公式価格 | 49,500円(税込) |
製品外観

荷物を入れない状態では、コンパクトな11Lのメッセンジャーバッグ。
拡張すると最大で23Lの大容量バッグに変身します。
ゴテゴテしたテック系な感じですが、ループベルトを取り外し、見た目をスマートにカスタマイズすることもできます。
ポケットの数やベルト系の脱着などカスタマイズ性も素晴らしいのですが、ひと目でCODE OF BELLとわかるデザインがお気に入り。

表面には、X-PAC生地が採用されています。サイドはリサイクルコーデュラナイロン。
X-PACはアメリカのDIMENSION-POLYANT社が開発したハイスペック素材で、撥水性、耐久性、防水性に優れていて、しかも薄いので、とても軽量です。
格子状の見た目が特徴的で、しなやかな見た目のコーデュラナイロンに比べて、ハリ感のある素材です。
製品名はX-PAK(クロスパック)、生地はX-PAC(エックスパック)って、なんかややこしい。

背面は、厚めのクッションが中央をはさんで配置されています。
ワンショルダーは、3点トメができるストラップ付き。

メインストラップは、FIDLOCKの磁気バックルを採用。
マグネットなので片手で着脱できます。

ハンドルは着脱可能で、上下左右、どこでも取り付けできます。
ポケット
CODE OF BELL X-PAK EVOは、とにかくポケットが多いです。
全部使うことはまず無いし、使うポケットは自分でチョイスしないと、非常に使いづらくなってしまいます。
取捨選択が大事。
メインコンパートメント

止水ファスナーな採用されているメインコンパートメント。
ここにPCや書類、ポーチなどメインのものを収納することになります。
- 13インチ用のPCポケット
- メッシュポケット×3
- 小物ポケット×1
- ペン用ポケット×1

メインコンパートメントは、両側からアクセスできます。
とはいえ、下から開けることはまず無いです。

メインコンパートメントは、中央のバックルを外してアクセスする必要があります。
スリ対策に一定の効果はありますが、ノートPCなど大きめのものを出し入れするのは、ひと手間必要。
フロント拡張ポケット(サブコンパートメント)


容量が11Lから23Lに増やせるのは、このコンパートメントを使うかどうか。
ストラップを外して、拡張させると最大で2泊3日分くらいの衣類は飲み込んでくれます。
内部にメッシュポケットあり。
私は、ここにジャケットを入れたり、買い物したものを詰め込んだりしてます。
メイン同様、このサブコンパートメントもYKKの止水ファスナーが採用されています。

よほど大量に入れない限りは、2本のストラップなしでも膨らみすぎることはないため、いつもストラップ無しで運用してます。
このほうが見た目がスッキリしていて、好きです。

前面に手首まで入るポケットがあります。
ここは使っていません。
サイドポケット


右サイドにポケットが2つ、逆サイドにもキーストラップ付きのポケットがあります。
私が使っているのは、右サイドの2つのポケット。
左サイドは、前に回したときに下部に位置するので、全く使っていません。
背面ポケット


背面には両サイドにポケット。
こちらも右サイドのみ使用して、財布とスマホを入れています。
背面ポケットも止水ファスナーを使っています。

ショルダーストラップには、カードやAirPodsが入る小さなポケットがあります。
ここは、便利そうなんですが、ノートPCなど重いものを持ち運ぶと、肩あたりに、ズレ上がってしまい使いづらいです。
私は使わないことにしてます。
荷物を収納してみる

使い方がイメージしやすいように、いつも持ち運んでいるものを収納してみました。
- MacBook Air 13インチ
- tomtoc ガジェットポーチ
- ベルロイ ノートスリーブウォレット
- AirPods Pro2
- iPhone16 Pro Max
- クリッパ2
- マイボトル
- 軽量折り畳み傘
- モンベル 折りたたみエコバッグ
- 無印良品 化粧ポーチ
- アークテリクス ベータジャケット
- Apple Watch Ultra
持ち物紹介

tomtocのガジェットポーチSには、モバイルバッテリー、充電器、USBハブ、ポータブルSSD、USB-Cケーブルを入れています。

化粧ポーチには、リップクリーム、フレグランス、口臭ケアスプレーを入れています。
冬場はハンドクリームも持ち歩いてます。


モンベルの折りたたみエコバッグは、Lサイズを愛用。
毎日のコンビニで活躍してくれます。
使っているポケット

まずはメインコンパートメント内のPCポケットに、MacBook Air13インチを収納。
前面にも保護パッドが入っているので、ノートPCをしっかり守ってくれます。

化粧ポーチとガジェットポーチを入れても余裕があります。
個人的にポーチを多用するので、内部のポケットは使わないです。

AirPods Pro2は、サイドポケットへ収納。
鍵類はもう片方のサイドポケットを使います。

財布とiPhoneは、背面ポケットへ。
ここが一番使いやすいです。
iPad Proを入れるのもアリです。


ボトルポケットはひとつなので、状況に応じて使い分けてます。
伸縮するメッシュ素材が使われていて、ボトルをガッチリホールドしてくれます。
ストラップもあるので、さらにホールドしたい場合も対応できます。

ジャケットは、サブコンパートメントへ。
ここは、買い物にも使えるし、冬場は、ウルトラライトダウンなどを収納しておくものアリです。


全部詰め込んだ状態。
500mlのマイボトルが外から見えないのがイイ。
全体的に意外とスリムなので、電車でも安心して使えます。

前面にある2本のストラップを取り外しても、形が崩れにくいのがうれしい。
実際に背負ってみる

176cm 60kgが、実際に背負ってみました。
MacBook Airが入っているので、少し下に下がってます。

ひと目でCODE OF BELLのX-PAK EVOとわかるこのデザインが好きです。

前面のストラップ2本を取り外したバージョン。
だいぶスマートな印象に変わります。
いつもこのスタイルで使ってます。
使用感

フィドロック社製のマグネット式バックルは、着脱がカンタンでしかも頑丈。
取り外しにはコツがあって、前に引いてもビクともしません。
斜め上に持ち上げるイメージで、カチャッと外れます。
装着は、近づけるだけ。
マグネット式は、背負うときも下ろすときも、いちいちバッグを持ち上げなくていいので、便利です。


背面ポケットとサイドポケットは、すぐに取り出したいものを入れておくと、めちゃくちゃ便利に使えます。

ストラップのポケットは、便利そうですが、荷物が重いと、鎖骨あたりまでズレ上がるので、使いづらいです。
鎖骨にAirPodsが当たってしまって、マジで痛い。

頻繁に出し入れするサイドポケットと背面ポケットですが、両サイドに同じポケットがあるため、床に置いた状態では、どのポケットに何が入っているか認識しづらいです。
そこでクリッパが役に立ってくれています。
クリッパを目印替わりにしています。
ありがとうクリッパ。
リュック/バックパックスタイルに変身できる

オプション購入する必要がありますが、リュック/バックパックスタイルで使うことも可能です。
ウェストベルト、チェストベルト付きでかなり本格的です。


変形するには、ショルダーストラップを背面に入れ込んでバッグスタイルにしておきます。

ロック式ストラップの着脱は、カンタンです。

変形させると、完全にリュック/バックパックになります。

個人的な感想ですが、このストラップは、前からの見た目がアウトドア系というかテック系で、あまり好きに慣れません。
買ってみたものの、一度も使ってません。
もう少しシンプルなデザインのものが欲しかったです。
好き嫌いがはっきり分かれるデザインですね。
とはいえ、本格的なリュックに変形するので、長時間歩く場合は、やはりメッセンジャーよりもリュックスタイルのほうが体への負担は少ないです。
まとめ:CODE OF BELL X-PAK EVO

- ひと目でわかるCODE OF BELLとわかるデザイン
- ポケットへのアクセスが秀逸
- 自分好みにカスタマイズできる
- 11Lから23Lまで拡張性が高い
- 意外とシャツスタイルでもコーディネイトしやすい
- ポケットが多すぎて取捨選択が必要
- 長時間歩くならリュックタイプが楽ちん
これまで色んなバッグを購入してきましたが、この「CODE OF BELL X-PAK EVO」は、一番気に入っているバッグです。
休日はもちろん、仕事でも毎日ガンガン使っています。
前にクルッと回すだけで、使えるサイドポケットや背面ポケットは、リュックタイプでは味わえない快適さがあります。
とはいえ、ポケットが多すぎて、何も考えずに使っていると、本当に使いづらいバッグです。
星4.5とかなり高得点を付けていますが、あくまで個人的な好みでの評価で、多くの方におすすめできるバッグではありません。
同価格帯ならable carryのバックパックのほうが万人受けしそうです。

人とは違ったバッグが欲しいと思っている方には、X-PAK EVOをめちゃくちゃオススメしたいです。
再販されるたびに、速攻売り切れるので、CODE OF BELL X-PAK EVO(コードオブベル クロスパックエボ)を手に入れたい方は、粘り強く公式ページにアクセスしてみてください。
MacBookにおすすめのリュックならこちらの記事もどうぞ。

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