今回ご紹介するのはKeychron K2 v2キーボードです。
K2は製品名,v2はバージョン2を表しています。
Mac用のメカニカルキーボードを探してました。
Windowsには多くのメカニカルキーボードが販売されていますが,Mac用は数も少なく「これだ!」という製品を見つけ出せずにいました。
マニアックなMacユーザーが愛用するHHKB(静電容量無接点方式)はずっと惹かれていましたが,キー配列の特殊性というかUS配列のカーソルキーがとても妥協できるような操作方法ではないので購入に至りませんでした。
キー配列が違うと,MacBook本体と外付キーボード両方の配列を使い分けなければいけません。
現実的ではないのです(私の場合)。
日本語配列なら割と使いやすいらしいのですが,長年US配列を使い続けてることや,現在のMacBook ProがUS配列のため統一したほうがタイプミスも減らすことができます。
色々物色した結果,Keychronからメカニカルキーボードが発売されていること知りました。
現在バージョンの違いなども含めると12種類のキーボードが発売されていますが,私がチョイスしたのは,このKeychron K2v2。
・メカニカルキーボードを触りたい!
・Mac用のUSキーボード配列
・テンキーレスでコンパクトなモデル
・カーソルキーが独立していること(※)
・ファンクションキーが欲しい
・なるべくなら,うるさい青軸以外を選びたい
・バージョン2はBluetooth5.1への対応,下部フレームの2段階傾斜ユニット,CapsLockにライトが追加
※Macユーザーの間で有名なHHKBはUS配列だと単独のカーソルキーは無く私には不向き。
HHKB US配列版のカーソルキーはFnキーと同時押しという特殊操作に慣れる必要があります。
Keychron K2 製品開封
早速注文しましたが,香港からの発送。
10日経っても連絡がなかったため,こちらから連絡してようやく発送。
なんでも送料の支払いが済んでいることがわからなかったとか。
こういうとき英語でのやり取り面倒くさいですね。
DHLにてようやく到着。
DHLって民間の宅配会社で,郵便とか船便より断然速いですが送料もちょっと高め。
今回20$(日本円で約2,180円)でした。
海外への発送でもたまに使いますが,郵便よりも早く,そして確実,安心感はあります。
※現在Amazonで正規品が買えます。
箱は黒で統一されて,いい感じです。
同梱品を紹介。
- キーボード本体
- キーキャップ(Windows用)
- キー取り外し工具
- 充電・有線接続ケーブル
- 説明書
Keychron K2 v2製品詳細
K2は,キースイッチ,フレーム,バックライトをカスタマイズできます。
RGBバックライト | 18パターン |
システム | Windows / Android / Mac / iOS |
バッテリー | 4000mAh |
ワイヤレス駆動時間 | バックライトOFF 最大240時間 単一のLED 最大68時間 RGB LED 最大72時間 |
充電時間 | 約3時間 |
接続 | Bluetoothおよび有線Type-Cケーブル Bluetoothバージョン:5.1 |
キーの数 | 84キー |
スイッチ | Gateron青/赤/茶色 |
サイズ(アルミフレーム) | 317 x 129mm 約794g |
キースイッチは青がしっかりした重めのクリック感で一番メカニカルな音です。
高音で打鍵音が鳴り響きます。
赤は音を押さえたモデルで,クリック感も浅く少なめ。
茶色はその中間で一番バランスが取れたモデル。
フレームはアルミとプラスティックから。
好みですね。
アルミは重くて安定してますが,当然持ち運びに向きません。
私はRGBを選びましたが,ワイヤレスでの運用なら単色でも良いかと思います。10ドル(1,000円前後)の価格差があります。
日本の代理店などでも1,000円前後の価格差。
背面は,ゴムパッドが4箇所,2段階の角度調整が可能な折りたたみ脚。
本体左側面。
1.USB-C充電用&有線接続用ポート
2.WindowsとMacOS/iOSの切替スイッチ
3.BT(Bluetooth) or OFF or Cable(有線) 接続状態の切替スイッチ
※パソコンとの接続はfnキー+1キーを4秒間推し続けることでペアリングモード。
※その他,発光ON/OFF,省電力モード,バックライトエフェクト,マルチメディアキーの切替など,すべてキーボード上で設定可能。
※アプリを利用してキーのリマップも可能。
今回のキーボードはアルミフレームでRGB仕様。
いろんなカラーや光の法則で楽しむことができます。
プリセットでなんと18パターン!
ただ無線で光らせるとバッテリーがもちません。
RGBモードで72時間,約3日間のみしか使用できません。
バックライトOFFなら240時間使用可能。
RGBは有線接続時のみの機能ってことでいいんじゃないでしょうか。
キーキャップの交換はとてもかんたん。
付属の工具を使い,はさみこんで引っ張るだけ。
Magic Keybordと比較
しばらく使ってきたMagicKeybord テンキー付き(UKモデル)と比較。
コンパクトですが,アルミフレーム仕様を購入したこともあり、794gの重量には結構びっくり。
MagicKeybordと比べると、かなりの厚み。
パームレストが必須ですね。
アルミフレームだと本体のみで785gかなり重い。
とはいえアルミモデルは重量がありますが,タイピング時のたわみもなく,安定してます。
コレくらいの高さがあるパームレスト(高さ19mm)ならタイピングに影響はありません。
公式でも販売されてますが,Amazonでも購入できますのお好きなものを選んでください。
現在使っているパームレストはFaluber ウッドパームレスト(S-300mm)
カスタマイズについて
バックライトの選択
- 白単色バックライト
- RGBバックライト
- RGBバックライト+アルミフレーム
ワイヤレスでの使用がメインなら電力消費の高いRGBモデルは選ぶ必要はありません。
なぜなら,RGBを楽しもうとバックライトをONの状態で使用するとキーボードのバッテリーがすぐに切れます(約3日)
RGB仕様を購入した私もバックライトは常にOFFにしてます(OFFなら240時間使用可能で圧倒的)
価格はRGB仕様でプラス10ドル,アルミフレームでさらに10ドル。
アルミフレームが欲しい方はRGB仕様を購入するしかないのですが,かなり重くなるのでよく考えて選びましょう。
白単色バックライト仕様が一番安くておすすめです。
キースイッチ
- 青軸:クリック感しっかり,音も大きい,ストロークも深いです。これぞメカニカルというキースイッチ。
打鍵音が激しい為,マイクを使うテレワークなどには向かないです。 - 茶軸:クリック感,打鍵音などすべて青軸と赤軸の中間。迷ったらこれでOKです。
- 赤軸:音は一番小さく,ストロークも浅いため,素早いキータッチが可能です。
また,リモート会議などでは,打鍵音を『ある程度』抑えることができます。
注意点として,音が抑えられてるとはいえ,無音ではありません。
フレームの選択
それからアルミフレームはRGBでしか選べない仕様ですが,キーボードの持ち運びを考えているなら,かなりの重さになるのでおすすめしません。
アルミにすると割とどっしりした重量を感じるので,安定感は増します。
キースイッチは好みですね。メカニカルな青軸に憧れるけど音が心配。
そういう方は茶軸。
とにかく打鍵音を抑えたい方,深いストロークは苦手な方は赤軸。
それでも静音ではありません,ご注意を。
高品質なキーキャップに交換をした記事がこちら
Keychron K2 v2キーボードは買いか?
おすすめ度 ★★★☆☆
価格 ★★★★☆
キータッチ ★★★☆☆
機能性 ★★★★☆
この製品は,万人にはおすすめできませんが,メカニカルに触れたい方や,MacでUS配列をお探しの方は「買い」です。
ちゃんとしたメカニカルでこの価格帯はなかなかリーズナブルだと思います。
K2購入は公式ページからが一番オトクです
今回紹介のKeychron K2 v2は公式ホームページから(現在日本でも)購入可能です。
サポートは英語のみですが対応はしっかりしていました。
翻訳アプリでやり取り可能ですし,Gmailなら自動翻訳機能を使うことも可能です。
ただし,公式からの購入にはPaypalアカウントが必要です。
海外サイトではPaypal払いはよく見ますが,クレジットカード番号を直接入力するより安全なので,これを機に登録しておくのもありです。
また面倒事がいやだという方は,数千円ほど高くなりますが,代理店をとおしてAmazonや楽天などでの購入も可能になりました。
公式ページから購入の方は,上記ボタンからKeychronのキーボードが10%オフのコードが受け取れます。
購入はこちらのKeychron公式ページから
現在Amazonでも国内正規品を購入可能。
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