こんにちは、管理人のでじまろ(@digimalog)です。
67W級の急速USB充電器は、需要も高く、たくさん市場に出回っているのですが、今回購入したのは、自動巻取り式USB-Cケーブルを内蔵したモデル「Mcdodo 67W USB充電器FreeGo CH-411」。
持ち歩くケーブルが少なくなるのはうれしいです。
60W以上の出力が必要なNintendo Switch2を手に入れたこともあって購入してみました。
いつもならUSB充電器は信頼性の高いAnker製のものをチョイスするのですが、今回購入したMcdodo 67W USB充電器FreeGo CH-411はケーブル内蔵しかもディスプレイ付きなのに、とにかく安かった!
かなりの確率でセールをやっていて、今回破格の3,599円で手に入れました。
- 単ポート67W出力
- 急速充電規格PD3.0,PPS,QC4.0などに対応
- USB-Cケーブル×1,USB-C×1,USB-A×1の3ポート搭載
- 巻取り式USB-Cケーブルが内蔵
- 出力をリアルタイムでデジタル表示
- 価格が安い
早速レビューやっていきます。

製品詳細:Mcdodo 67W USB充電器

Mcdodoの67W USB充電器 CH-411のスペック、付属品など基本情報から紹介していきます。
スペック表
モデル名(型番) | CH‑411(FreeGoシリーズ) |
ブランド | Mcdodo |
USBポート構成 | 内蔵伸縮USB‑Cケーブル ×1(65 cm、自動巻き取り)、外部USB‑Cポート ×1、USB‑Aポート ×1 |
入力 | AC100‑240 V ~50/60 Hz、1.5 A |
サイズ | 約74.5 × 50 × 38 mm |
質量 | 約142 g(本体+ケーブル込み) |
筐体素材 | 難燃性PC(Fireproof PC)、一部アルミ合金使用 |
最大出力 | 合計67 W(内蔵ケーブル経由は60 Wまで) |
出力仕様(単独使用時) | – 内蔵USB‑C:5–20 V/3 A(60 W) – 外部USB‑C:5–20 V/3.35 A(最大67 W) – USB‑A:5–20 V/1.5 A(対応QC/FCP規格) |
複数ポート併用時 | 合計67 W。例:内蔵ケーブル+外USB‑C+USB‑Aの3台同時充電が可能 |
対応急速充電規格 | PD2.0/3.0、QC3.0/4.0、FCP、SCP、AFC、PPS 等 |
安全機能 | 過電流・過電圧・短絡・過熱保護など内蔵安全回路、CE認証済、PSE認証済 |
ケーブル長 | 約65 cm、内蔵リール式、自動巻き取り |
付属品

付属品と呼ばれるものは特にありません。製品説明書と仕様書が付属するだけ。
外観

全体的なカラーは側面のブラックと前面のメタリックシルバーの組み合わせ。
内蔵USB-Cケーブルの先端は、マグネットでボディに張り付いてくれます。

自動巻取り式ケーブル(最大67W)、サイドにはUSB-C(最大67W)とUSB-A(最大30W)のポートが2つ。
複数ポートを同時に使用した場合は、合計で最大67Wとなります。

右側面には、67Wの文字。もう少し小さくてもいいかな。
とはいえ、充電器をたくさん持っていると、どれが何ワット級充電器なのかわからなくなるので、記載しているのはありがたいです。

左側面にはMcdodoのブランドロゴ。


底面には、跳ね上げ式のコンセントと、製品の仕様が記載されています。
自動巻取り式ケーブル

内蔵されているケーブルは、65cmで、自動で巻取り収納が可能。
10,000回以上の引き出しに対応しているとのことで、スペック上の耐久性は申し分ないです。
ケーブルもリールも、実際の耐久性は長期間使ってみるしかないですね。

65cmというと、ちょうどMacBook Air 13の外周を半周できるくらいの長さ。

自動巻きとりケーブルは、好きな長さ(7段階)だけ引き出すことができます。
引き出すときの音が、キュルキュルと鳴るちょっと安っぽいのが難点。
価格を考えれば仕方ないところ。

デバイスと接続中は、白いランプが点灯してくれます。
サイズ感:Anker WallCharger67Wと比較

片手に収まる大きさですが、最近のコンパクトな67W級と比べるとやはり大きい。


同じ3ポート仕様のAnker WallCharger67Wとサイズ比較。
ケーブルリールを内蔵している分大きいのは仕方ない。

厚みはほぼ一緒ですが、Anker WallCharger67Wのほうがコンパクト。

Mcdodo 67W USB充電器(CH-411)のサイズが、ひと回り大きいのは仕方ないですが、ケーブルを持ち歩かなくていいのは、かなりのメリット。
ケーブル内臓のおかげでバッグやポーチの中もスッキリ。
ディスプレイ表示付き

Mcdodo 67W USB充電器(CH-411)は自動巻取り式ケーブル内蔵なのが特徴のひとつですが、ディスプレイ表示があるのも大きな特徴。
ディスプレイは現在の合計出力をリアルタイムで表示してくれます。PD急速充電中とわかるのもありがたい。

出力表示の正確性を検証。
18.35W出力のとき、表示は18W。
多少の誤差とタイムラグはありますが、概ね正確な表示です。
Switch2の電源にできる

最大67wの単ポート充電が可能な本製品ですが、Switch2の充電と電源用という目的もあり購入しました。
Switch2は、外出先でTV出力するためには60Wの出力が必要です。
Mcdodo 67W USB充電器FreeGo CH-411があれば、純正電源アダプターを自宅に据え置きして、持ち出し用として使えます。
出張時にはMacBook Airも持ち出すことが多いので、かなり活躍してくれそうです。
単ポート最大67Wを検証

実際に67Wの出力が可能なのか検証しました。

内蔵ケーブルでは、公式どおり60W充電器としてMacBookのシステムも判断してくれています。
ただし、USB-Cポートは単ポートで最大67Wのはずですが、MacBookのシステムでは同じく60W充電器として認識していました。
そこでXiaomiの最大90Wで超急速充電できるモバイルバッテリーXiaomi 165W Power Bank 10000mAhで再検証。

残量36%で充電開始。
残量40%あたりから80%あたりまで65wから67w前後で出力してくれました。

本体も67W出力中のデジタル表示。
単ポート最大67Wというスペックは公式どおりで間違いありません。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAhのあまりにも急速すぎる本体充電能力のせいだと思いますが、62℃超えの高熱が計測されました。
Xiaomi 165W Power Bank 10000mAhは、本体を最大90w、わずか15分で75%にできる能力を持ってます。
あくまでも高負荷時の一時的な温度なので、壊れることはないですが、結構熱かったです。
とはいえ、MacBook AirやSwitchとの同時充電では、充電中、最大でも50℃程度だったので、一般的な使い方なら問題ないです、

- 自動巻きとり式USB-Cケーブル内蔵
- USB-C×1,USB-A×1のポートも備えて3台同時充電が可能
- 最大67W出力でMacBook AirもSwitch2もOK
- 出力表示のディスプレイが便利
- セール時の価格が激安
- 巻取りリールの音が安っぽい
Mcdodoといえば、出力表示付きUSB-Cケーブルを初期の頃から発売していたブランドで名前は知っていましたが、充電器を購入したのははじめて。
不安はあったものの、価格に釣られて購入。
結果的に正解でした。
カタログスペック通りの充電能力と便利な自動巻取り式USB-Cケーブル内蔵で、想像どおり快適な1台です。
2週間程度使っていますが、今のところ問題、製品にはありません。
価格と利便性を考慮すれば、おすすめの一台です。
やはり信頼性!と思う方は、AnkerのWallChager 67Wがおすすめです。

この記事を読んで、Mcdodo 67W USB充電器FreeGo CH-411が気になった方は、製品ページをチェックしてみてください。

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