巷では,Apple Air Pos Maxの発表がその高額な価格設定(67,980円)で騒がれていますが,そのせい?で俄然再注目されていのがSonyのワイヤレスヘッドホン WH-1000XM4。
4万円近い高額な価格帯の製品ですが,Air Pos Maxの発表後だと,安価に思えてくるから不思議です。
今回紹介するBoseのワイヤレスヘッドホンもSony WH-1000 XM4とほぼ同価格帯の製品,性能もほぼ互角。
私でじまろ(@digimalog)はSonyの前モデルXM3を使っていましたが,最近はBose Noise Cancelling Headphones 700(以下NCH700)を愛用しています。
理由は,ノイズキャンセリング機能と仕事のじゃまをしない音の味付け。
昔からBOSEは飛行機,船など割とうるさい乗り物系の騒音を消す能力が長けていてこのNCH 700のノイキャンも安定しています。
もう一つのじゃまをしない音というのは,ノイキャンのヘッドホンを装着するときは,騒音から逃れ仕事に集中したいときが多く,主張する音よりもマイルドな味付けの音質が好みというところです。
製品詳細 : Bose Noise Cancelling Headphones 700
カラー | トリプルブラック・トリプルミッドナイト・ラックスシルバー・ソープストーン |
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メーカー | BOSE(ボーズ) |
製品型番 | NC HDPHS 700 BLK |
付属品 | キャリーケース、充電用USBケーブル(Type-C)、オーディオケーブル、クイックセットアップガイド/Safety guide |
その他 機能 | アクティブノイズキャンセリング, マイク機能, ユニバーサルフォンコントロール, フォンコントロール, 音量調節 |
接続方式 | Bluetooth |
ヘッドホン型式 | オーバーイヤー |
バッテリー持続時間 | 最大20時間 |
バッテリー充電時間 | 最大2.5時間※15分の急速充電で最大3.5時間動作 |
マイク数:8 | アクティブノイズキャンセリング・音声認識 |
サイズ | 166mm(W)×203mm(H)×51mm(D) |
素材 | ステンレス鋼 |
商品重量 | 252 グラム |
実機レビュー
メーカー公表の数値とは少し違いますが,実測ではヘッドホンのみで259g。
ケース込みの重量469g。持ち運び時はこの重量を想定していてください。
ケースはおにぎり型。中央右に薄っすらとBOSEの文字。
厚みは5cm程度なのでほとんどのバックパックやトートバッグには入るでしょう。
ケース内には,USB-Cの充電用ケーブルと有線接続用ケーブルが収納されています。
ケーブル収納エリアにかぶせるようにクイックガイドも付いています。
特段邪魔にはならないのでいつも入っています。
本体イヤーカップに大きくLRが印字されています。
イヤーパッドは販売もされていて,自分で交換可能。
前モデルBose QuietComfort 35はオーソドックスなデザインのワイヤレスヘッドホンでしたが,かなり未来的なデザインになりました。
イヤーカップ下部にはイヤホンジャック2.5mm※(左)と充電用USB-Cポート(右)
※オーディオケーブルはヘッドホン側は2.5mm,機器との接続側は3.5mm
見た目は秀逸なデザインてことで問題ありません。
しかし,バンドの長さ調整をこの突き抜けたアームで行いますが,ちょっとやりにくい。
一回一回片方ずつ,両手を使うのがイマイチ。
頭部に当たる部分は,クッション性も高く,とても柔らかいので長時間付けていてもストレスはありません。
ただ,現状海外行きの航空機に乗ることもないので,20時間かかるような長時間フライトでの検証は難しい。
物理ボタンは右上が電源ON / OFF,長押しで新しいペアリングを開始。
右下は音声アシスタント用,Spotifyに割り振ることも可能
左はノイズキャンセリングの切り替え。3つの強さをアプリを使ってプログラムできる。
さらに長押しで再生停止して外音取り込み機能に変わる。
BOSE MUSICアプリ
iPhoneのアプリ画面を抜粋。
- 新規機器のペアリング
- マルチペアリング機器の選択(2台同時)
- イコライザー機能
- マルチペアリング機器の選択
- 好みのノイズキャンセリングの強さをプログラム
- 音声アプリ使用などショートカットの選択ができる。
イコライザーとマルチペアリング機器の選択はとても便利です。
なお音質はSony WH-1000 XM4がいいと記述しましたが,初期状態の話です。
ある程度このイコライザーでパンチある音など好みの音質に変えることができます。
Bose USB Link Bluetoothモジュール
Bose USB Link Bluetoothモジュールは,設定など特に必要なく700シリーズ全般に使えます。
このモジュールのおかげでコンピューターとスマートフォンの音声を簡単に切り替えることができ,30mという広範囲の通信環境で、席を立ったり移動したりしても途切れません。
普通にBluetooth通信が使えるなら,わざわざ購入しなくても良い製品。
音声会議を多用していて,少しでも通信を安定させてたい,という方は,購入してみては?。
旅の相棒 Bose Noise Cancelling Headphones 700
現在お気に入りのヘッドホンBose Noise Cancelling Headphones 700を紹介しました。
BOSEが長年培ってきたノイズキャンセリング機能は,順当に進化してきており,現在でもトップクラスの性能です。
ヘッドホンとしては高額な部類ですが,音質,外音取り込み,ノイズキャンセリング機能,とても満足できるものです。
ライバル機として取り上げられるSony WH-1000 XM4との比較です。(注:XM4は2日間のみの使用,あくまで個人的見解です。)
製品名 | Bose Noise Cancelling Headphones 700 | Sony WH-1000 MX4 |
音質 | 8 | 10 |
通話機能 | 10 | 7 |
ノイズキャンセリング | 10 | 9 |
バッテリー | 20時間 | 30時間(ANC on時) |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
対応コーデック | AAC, ABC | LDAC, AAC. ABC |
甲乙つけがたい両者,できれば視聴して聴き比べをおすすめしますが,購入の判断基準としては,目的別で選ぶのもひとうの方法です。
音楽に浸りたい,集中したい!そういった方は音質重視でSony WH-1000 XM4を選ぶのがベスト。
私のように,仕事に集中するために,軽く音楽を流しながらノイズキャンセリングを使用するのであれば,よりマイルドな音質のBose Noise Cancelling Headphones 700を選ぶと良いでしょう。
どちらも価格に対して十分な音質と性能を備えた素晴らしい製品です。
AirPods Maxと比較レビュー
以上「【レビュー】ボーズBOSEノイズキャンセリング ヘッドホン 700の評価!」でした。
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