Macブラック化計画 イヤホンとヘッドホン モノレビュー

【レビュー】AirPodsMaxの音質や性能をBOSE NC 700と比較

Appleから記念すべき初のヘッドホン"AirPods Max"が発売され,ようやく手元に届きました。

沢山の方が期待を寄せていた製品なだけに,発表と同時にネット上ではいろんな声が上がりました。

「高額すぎる」とか「本体が重すぎる」とかマイナスな意見も多かったですね。

それでも,Appleの最高の技術を結集して作られたヘッドホンです。

実際のところ音質は?ヘッドホンとしての価値は?どうなのか,ライバル機との比較も交えてじっくり見ていきます。



AirPods Max 製品詳細

製品名AirPods Max
メーカーApple
オーディオテクノロジーAppleが設計したダイナミックドライバ
アクティブノイズキャンセリング
外部音取り込みモード
アダプティブイコライゼーション
空間オーディオ
センサー光学センサー(各イヤーカップ)
ポジションセンサー(各イヤーカップ)
ケース検知センサー(各イヤーカップ)
加速度センサー(各イヤーカップ)
ジャイロスコープ(左イヤーカップ)
マイク数アクティブノイズキャンセリング用 8
音声を収集用 3(2つはアクティブノイズキャンセリングと共用)
合計数 9
チップApple H1ヘッドフォンチップ(各イヤーカップ)
Digital Crown操作回して音量を調節
1回押して再生、一時停止、電話に応答
2回押して次の曲にスキップ
3回押して前の曲にスキップ
長押しでSiriを起動
ノイズコントロールボタンアクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードの切替
本体サイズ187.3 mm × 168.6 mm × 83.4 mm
本体重量384.8 g
Smart Case重量134.5 g
ワイヤレスBluetooth 5.0
同梱品AirPods Max本体
Smart Case
Lightning - USB-Cケーブル
マニュアル
システム条件iOSの最新バージョンを搭載したiPhone、iPod touchのモデル
iPadOSの最新バージョンを搭載したiPadのモデル
watchOSの最新バージョンを搭載したApple Watchのモデル
macOSの最新バージョンを搭載したMacのモデル
tvOSの最新バージョンを搭載したApple TVのモデル

スマートケースに収納された姿。

収納すると即時低電力モードへ。

18時間経過するとBluetoothとAirpods Maxを探す機能がオフになり、超低電力モードに移行

ケースに収納するのではなくヘッドから外し5分放置で低電力モードに移行。

72時間後BluetoothとAirpods Maxを探す機能がオフになり、超低電力モードに移行。

ちなみにバッテリー残量が20%, 10% 5%になるとiPhoneやiPadに通知される。

本体装着時は,10%でトーン音が1回,バッテリーが無くなる間際にトーン音2回で知らせてくる。



スマートケース背面。

ケース内部,中央には仕切り板が入っています。


充電用 Lightning to USB-C

有線で聞くにはLightningから3.5mmジャックの変換アダプタか,ケーブルが必要になります。

Air Pods ProもiPhoneもLightning端子。

確かにLightning端子は特殊ですが,Apple製品を買うということはそういうこと。


ケースから取り出したAirPods Max。

質感はかなり高い。

アルミ削り出しのイヤーカップの美しさは素晴らしい。

キズから守るためカップに陽極酸化皮膜で保護されている。


イヤーカップの裏側。

LRの文字が印字されていて,ひと目で視認できます。

カップはマグネットによりワンタッチで取り外し,交換可能。

公式ページにいろんなカラーが販売されていて,カップのみ色を変えて楽しむこともできます。

カップの内側には40mmのドライバが見えています。


クッション性は素晴らしく,押したら徐々にもとの形状にもどります。

低反発に近い感触。

つけ心地は素晴らしいの一言。

なによりメッシュのため,通気性がよく,夏でもムレにくそう。

ただし,内部はスポンジ系の素材なのか,BoseやXM4よりも音漏れがあります。


ヘッドバンドのキャノピーもメッシュ素材。

ここも頭がムレなくてよさげ。裏側は透けて見えます。

簡単には破けそうもないけど,なにかに引っ掛けてしまったりしたらおしまいです。

交換は出きそうもないので,破けたら修理ですね,


デジタルクラウンはApple Watchのものより大きいため,リューズを回したり,押し込んだりするのは簡単。

ヘッドバンドのアームはステンレスフレームで伸縮調整部分は無段階に調整可能,見た目も美しいです。

カップとの付け根の部分は内側に向けて圧力がかかっています。

そのまま持ち運ぶと,イヤーカップ同士がカツカツあたってしまいます。

ここはちょっと気になります。

金額が金額なだけに,傷がつかないか心配。


iPhone, iPadとの接続

スマートケースから取り出して,iPhoneに近づけると自動で接続オペレーションがはじまります。

さすがAppleファミリー。

チュートリアル中に操作の説明がスタート。

空間オーディオのプチ体験もできます。

感動します。

ちなみにiPhoneの設定>Blutoothの項目からAir Pods Proでも視聴できます。


設定>Bluetooth>AirPods Maxの" i "をタップするとコントロールボタンの設定やデジタルクラウンの動作,頭部検出機能などの設定ができます。


比較:AirPods Max とBose Noise Cancelling Headphones 700

価格は,圧倒的にAirPods Max(左側)が高い。

製品の質感もアルミのイヤーカップを使用してるおかげか,AirPords Maxの勝利。

アーム部分はどちらも特徴的ですが,ボーズはその特殊な形状のせいで頭に装着したままの調整がちょっとだけ面倒です。

音質もAirPods Maxの勝利。

解像度は非常に高いですが,特に高音部分はデジタル処理した感が強いです。

それでも今年人気のSony WH-1000 XM4よりも音質は上ですね。価格が違うので当然です。

ただ味付けは,AirPods Maxの方がフラットなんですが,特有のデジタル感は好みが分かれそうです。

で,今後も使っていくかどうかですが,Boseを使い続けそうです。

※デジタル処理した音って分かりづらい表現だと思いますが,視聴できる量販店などで4,5万の有線ヘッドホンを聴いていただくとわかっていただけるかもしれません。
無線なので当たり前なんですが,有線とは明らかに違う音作りです。

今後もBoseを使い続ける理由

最初に言わせていただきたいのは、何を基準にどれを選ぶかは、それぞれ個人の考えです。

ヘッドホン選びに正解はありません。

ここに書くことはあくまで個人的見解ですので、それぞれがお気に入りを選んでくださいね。

私はノイキャン性能をなによりも重視します。

AirPods Maxについては日々の電車やバス移動ではイヤホンしか使わないし、部屋の中で使うなら、ノイキャン無しでもっと高音質なヘッドホンがあります。

買っても使いどころが難しいのです。

BOSEを選ぶ個人的な理由

・機内や船内で仕事に集中するために、重視すべきはノイキャン性能。
 
・音はBGM程度に流れるのがちょうどいい。主張しすぎる音は仕事の邪魔。

・電話の通話品質はBOSEが上

・Boseより100g以上重い本体。仰向けで使用するとAirPods Maxはずれ落ちる。
海外行きの飛行機でビジネスシートで使ったら寝てる間に落としそう。
ベッドの上で仰向けで使うのもNG。

・重さのネックはもうひとつ,首にかけたまま移動するのが辛い。

・スマートケースでは,隙間だらけだし,ヘッドバンド部分は丸裸。守りきれない。
機内持ち込み用のバックパックに入れるなら更にケースに包む必要がありそうで面倒。

良くも悪くもAir Podsシリーズの上位互換器

2日間聴き比べてきて,やはり音の特性はAirPodsシリーズをそのまま受け継いでいます。

AirPods Proの高音質化したものがAirPods Maxといえるでしょう。

外部音の取り込みモードについては,進化しすぎてヘッドホンでデジタル処理してるとは思えないほど自然。

ただ,個人的に低音はそこまで気にならなかったですが,高音は造られた感があり,ちょっといやらしすぎるかなと思いました。

4万円台の価格帯のものよりいい音なのは確かなので,好みの問題ですね。

解像度の高さは素晴らしいですが,さらに高額な高級ヘッドホンや高級オーディオと呼ばれる世界のものとは似て非なるものです。

どうしてもデジタル感を払拭できません。

AirPods MaxはApple Digital Mastersの音楽やApple TV+での空間オーディオなど,Appleのための次世代のデジタル・オーディオ機器ですね。

そこに価値を見出せるなら、間違いなく「買い」です。




税込み67,980円の価値があるのか


6万円の価値ですが,次世代の,そしてAppleの追求するデジタルの世界を一緒に体験していきたい方には決して高い買い物ではないでしょう。

ただし,6万円以上のヘッドホンを純粋に音だけで探している方は,選択肢が他にもあるので敢えておすすめはできません。

外に持ち出すには重さやケースが気になるし,家の中だけで音を楽しみたいなら無線の必要性がなく,同価格帯の有線の方が間違いなく価格相応の音を奏でてくれるからです。

この製品が気になる方は,もちろん試聴をおすすめします。(※本体重量の確認も必須です!)

最後に,アップル好きで,多くのAppleデバイスを所持しているみなさんは,購入しても後悔することはないと思います。

AirPods Proもそうですが,機器間の切り替えのスムーズさは大きなアドバンテージだからです。

もし,AirPods Maxを手に入れたならアップルの求める次世代の音作りを体験できるでしょう。



音質の良さとノイズキャンセリング機能で評価の高いWH-1000 XM4
AirPods Maxは買わないけど,コストと音質のバランスがいいノイキャンヘッドホンが欲しい方に

音質だけで選びたい場合は、比較対象としてはゼンハイザーMOMENTUM Wireless M3AEBTXLです。

5万円前後の価格帯ですが、世界的にも音の評価は非常に高い製品です。



集中したいときに使用するのでノイキャン重視、音は主張しすぎないで自然に流れてほしい。という私みたいな方はこちらです。

今はまだ世の中巣ごもりモードですが,海外旅行時の機内では間違いなく活躍してくれます。

関連記事:AirPods Proの長期レビューはこちら


Amazonで買い物するなら現金チャージ

※Amazon Master クレジットカードを使わないなら現金チャージが断然お得! チャージのたびにポイントが貯まります。

Amazonチャージを使ってみる

-Macブラック化計画, イヤホンとヘッドホン, モノレビュー
-

© 2020 デジまろブログ