モバイルバッテリーの発火事故が相次ぐ昨今、これまで以上に「安全性」を重視して製品を選ぶ方が増えています。
そんな中でいま注目を集めているのが、発火リスクを極限まで抑えた次世代の「半固体(準固体)電池」を搭載したモデルです。
今回紹介するのは、ガジェットファンから高い人気を誇る国内ブランドCIOの新モデル「SMARTCOBY Ex04 Wireless2.2 CABLE SS5K」。
半固体(準固体)電池・ワイヤレスQi2.2(25W)・USB-Cケーブル内蔵・有線20Wという、今のモバイルバッテリーに求められる要素をすべて詰め込んだ、まさに”全部入り”でスキのない製品です。
メリットはもちろん、「ここが惜しい!」というポイントも含め、包み隠さずお伝えします。
それでは、さっそくレビューしていきましょう!
SMARTCOBY Ex04 の基本スペック


| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| バッテリー容量 | 5000mAh |
| (※)定格容量 | 2900mAh(5V ⎓ 3A) |
| バッテリー種類 | 半固体系(準固体) |
| ワイヤレス出力 | Qi2.2対応(最大25W) |
| 有線出力(USB-C) | 最大20W(内蔵ケーブル/ポート共通) |
| 入力(USB-C) | 最大20W(急速充電対応) |
| サイズ | 約100 × 70 × 14mm |
| 重量 | 約151g |
| ポート構成 | USB-C × 2(うち1つは着脱式ケーブル) |
| 安全機能 | NovaCore C2(放熱設計) NovaSafety S2(出力制御) |
| パススルー充電 | 対応 |
| 参考価格 | 7,130円(税込) |
5,000mAhという持ち歩きに適した容量で、半固体リチウムイオン電池搭載、最新のQi2.2規格、さらに着脱式の内蔵ケーブルを備えている、誰もが欲しくなるてんこ盛りスペックです。
※定格容量について:バッテリー自体の容量は5000mAhですが、実際にスマートフォンなどに給電できる容量は、この数値(2900mAh(5V⎓3A))になります。モバイルバッテリーを購入するときは、定格容量の値を参考にしましょう。
製品外観


全体にCIOお得意のシボ加工で高級感あります。手触りも良し。
右上に残量表示のディスプレイがあります。


側面上部には、残量確認ボタンとUSB-Cポート。


上部以外の側面は、ぐるっと内蔵されたUSB-Cケーブルが取り囲んでいます。
ケーブルの長さはコネクタ含めて約11cm。


Qi2 ワイヤレス充電に対応している背面はシリコン製になっていて、スマホを傷つけることなく磁力で装着できます。
実機で検証!注目すべき4つの特徴
1. 安全性と低発熱を両立する「半固体(準固体)電池」


本製品の最大のトピックが、発火の原因となる電解液を極限まで抑えた「半固体系(準固体)バッテリーセル」の採用です。従来のモバイルバッテリーと比べて安全性が大きく向上しています。
独自の放熱設計「NovaCore C2」と温度管理機能のおかげで、ワイヤレス充電しながらスマホを操作しても不快な熱さはほとんど感じません。バッテリー本体の劣化も抑えられるため、長く安心して使い続けられます。
実際に充電中30分経過したところで、本体の熱を計測しました。
結果は38.2°Cと、かなり発熱が抑えられています。さすが半固体電池。
2. ワイヤレス25W+有線20Wの爆速充電


MagSafeのようにスマホ背面にピタッと吸着するワイヤレス充電は、Qi2.2規格で最大25Wに対応。実際に検証してみると、従来の15Wワイヤレス充電とは体感でわかるほどスピードが違い、急いでいる場面でもみるみるバッテリーが回復していきます。
実証では、iPhone17 Pro Maxの残量が10%から、ワイヤレス充電を計測開始。
約1時間で64%まで回復したところでバッテリー切れ。つまり満充電から、1回の充電でiPhone17 Pro Maxを55%程度回復させたことになります。
ワイヤレス充電は、アプリでの計測なので正確性には欠けますが、21.94Wの出力を計測しました。
ワイヤレス充電で、21Wってかなりのハイパワー。有線並みの実力です。


さらに有線でも最大20Wの急速充電に対応しているため、ワイヤレス非対応のデバイスや、スキマ時間に少しでも早く充電したいときも柔軟に使い分けられます。
検証では内蔵ケーブルでの充電で最大18.96Wと、ほぼ公式(最大20W)どおりの出力。




私は、iPhoneだけでなくiPad miniやコンデジ用として使っています。
AirPods Proなどワイヤレス充電に対応しているイヤホンも、バッグの中で充電するなら有線充電が断然使いやすい。
3. 着脱式「USB-Cケーブル内蔵」でケーブル忘れとおさらば


本体にUSB-Cケーブルが内蔵されているので、「バッテリーはあるのにケーブルを忘れた!」という悲劇がなくなります。しかもこのケーブルは本体から取り外せるのが優秀なポイントです。万が一断線しても市販の短いケーブルに交換でき、製品を長く使い続けられる設計になっています。
ちょっと残念というか戸惑うのは、この交換式ケーブルが、プロダクトごとに違うということ。
形状はどれも似ていますが、製品名をしっかり確認しないと間違えて購入することになります。
気をつけましょう。
ちなみに記事公開時点では、SMARTCOBY Ex04用の交換ケーブルは発売されていませんでした。
4. 傷のつきにくい「シボ加工」と手に馴染むサイズ感


CIO製品の代名詞ともいえる「シボ加工(一眼レフカメラのボディのようなザラッとした質感)」が全面に施されており、プラスチック特有の安っぽさがありません。バッグの中で鍵などと擦れても傷が目立ちにくく、実用的です。


厚さは、同社の超薄型SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.0 SS5Kの8.7mmには劣りますが、ケーブル内蔵で約14mmという薄さのおかげで、iPhoneの背面に貼り付けたままでも片手で操作可能。
iPhone 17 Pro Maxならカメラレンズへの干渉も一切ありませんでした。
標準サイズのiPhone15で装着感を確認








一般的なサイズのiPhone15でも装着感を確認しました。
カメラへの干渉なし、側面と底部へのはみ出しもありません。
側面は、ケースなしiPhone15の幅とピッタリ一致してます。
メリット・デメリット解説


✅ メリット
- ケーブル内蔵+ワイヤレス対応で、これ一台あれば外出準備が完結
- Qi2 25W+有線20Wで、どんな場面でも爆速充電
- パススルー充電対応で、本体充電しながらスマホも同時に給電できる
- 半固体電池により、高出力でも発熱が少なく安心して使える
❌ デメリット(惜しい点)
- スタンド機能がなく、動画を見ながらのワイヤレス充電が少し不便
デメリットは書いていますが、無理やり見つけたといっても過言ではありません。
5,000mAhクラスでは、トップクラスの多機能さを誇る製品。スタンドはあったらいいな、くらいの気持ちです。
SMARTCOBY Ex04 はこんな人におすすめ


このモバイルバッテリーが特に向いているのは、次のような方です。
- 充電ケーブルを別で持ち歩くのが面倒な人
- 安全性の高い半固体電池のモバイルバッテリーを探している人
- MagSafe/Qi2対応スマホを発熱を抑えながら最速で充電したい人
- 品質の高い日本ブランドを応援したい人
SMARTCOBY Ex04 Wireless2.2 CABLE SS5Kは、”全部入り”なので、多くの方に刺さる製品です。
半固体電池+日本ブランドにこだわっている方は、こちらの記事もおすすめです。


まとめ|最強クラスの「全部入り」5000mAhモバイルバッテリー


「スタンドがない」という惜しい点はあるものの、半固体電池・Qi2.2(25W)ワイヤレス・USB-Cケーブル内蔵・有線20W急速充電という全部入りのスペックは、現在の5000mAhクラスのモバイルバッテリーの中でも間違いなくトップクラスの完成度です。
スマートに、安全に、最速でスマホを充電したい方はぜひ手に取ってみてください。毎日の外出が劇的に身軽になる、頼もしい相棒になってくれるはずです。
5000mAhでは足りない!という方は、QIROCAのQP-10WAが全部入りの10,000mAhでおすすめ。
Qi2 25W対応だけでなく有線はMacBook Airにも使える最大35W、さらにスタンド付き、もちろん半固体電池搭載モデル。





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