こんにちは、でじまろ(@digimalog)です。
今回は、Bettdow様より実機をご提供いただき、KC001をレビューする機会をいただきました。
これまでA1935 Pro、A1938と、Bettdowのキーボードケースを試してきましたが、今回のKC001はiPadを取り付けたまま画面を360度回転できる機構を備えた機種です。
これまでのスマートポート接続の機種とは異なりBluetooth接続を採用しているため、ケースを取り外した状態でもキー入力ができる自由度があります。
3機種の位置づけを簡単に整理すると、以下のようになります。
- A1935 Pro:スマートコネクタ接続。見た目・使用感ともに純正Magic Keyboardにそっくりな一台ですが、縦表示には対応していません
- A1938:同じくスマートコネクタ接続。ケース半分を90度付け替えることで縦横表示に対応でき、純正よりも自由度が一段高い製品です
- KC001:ケース単体での使用はもちろん、キーボードを取り付けた状態のまま360度回転させて使える、3機種の中で最も自由度の高いケースです
本記事は製品提供を受けたプロモーションを含む記事です。
ただし、メリット・デメリットを含む製品に対する感想は実際の使用に基づきます。
1. Bettdow KC001の基本情報


スペック表
まずは基本スペックから見ていきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 接続方式 | Bluetooth接続 |
| キー配列 | JIS日本語配列(静音シザーキー) |
| 機構・構造 | 360度回転ヒンジ、スライドレールによる高さ・角度調整、強力マグネットによる着脱分離式(バックカバー単体で保護ケースとしても使用可能)、横画面・縦画面のシームレスな切り替えに対応 |
| 対応機種 | Pad Air 第8世代(M4)11インチ(A3459/A3460/A3463)、iPad Air 第7世代(M3)11インチ(A3267/A3270)、iPad Air 第6世代(M2)11インチ(A2899/A2900)、iPad Air 第5/4世代 10.9インチ(A2588/A2589/A2591/A2316/A2324/A2325/A2072)、iPad Pro 11インチ 第4/3/2/1世代(A2759/A2435/A2761/A2762/A2377/A2459/A2301/A2460/A2228/A2068/A2230/A2231/A1980/A2013/A1934/A1979) |
| その他機能 | 高精度マルチタッチパッド、7色バックライト(3段階明るさ調整)、Apple Pencil収納スロット内蔵、Type-C充電ポート |
付属品等


- ケース分離型キーボードカバー
- USB-A to C充電ケーブル
- 取扱説明書
本体外観




本体はキーボード一体型になっていて、ケースのみ分離可能。


背面はツヤをおさえたマットなレザー調。


ケース内側はハニカム構造のような凹凸形状。側面は柔らかくiPadの着脱も簡単。




総重量は793gとキーボード付きならかなり重い。
とはいえ、保護ケースだけだと138gとかなり扱いやすい重さ。


キーボードはひと目でわかるようマルチメディアキーもしっかり印字されています。
バックライトは全7色から選んで設定可能。
充電は側面のUSB-Cポートから行えます。


側面は柔らかいので、装着しやすい。


ケースの背面の中央にはマグネット部分があり、キーボードケース本体に装着するとカリカリと細かく回転してくれます。


90°回転させれば、iPadを縦方向で使うことができます。


スタンドは上から折り返して使うタイプ。
2. 実際に使ってみて


これまで試してきたA1935 Pro・A1938はスマートポートによる物理接点接続で、ケースとiPadが一体化した状態での使用が前提でした。それに対しKC001最大の特徴は、iPadを装着したまま画面だけを360度回転できるヒンジ機構と、Bluetooth接続ならではの自由度にあります。
- iPad装着状態での360度回転:ケースにiPadを取り付けたまま画面を回せるので、縦横の切り替えがワンアクションで完結します。スマートポート接続機種のようにケースの付け替えやマグネットの脱着を挟まないぶん、切り替えの手間が少ないのが実感として大きな違いでした
- Bluetooth接続ゆえの自由度:キーボード本体をケースから分離した状態でも入力が可能なため、iPad側とキーボード側を離して使うといった、スマートポート接続機種ではできなかった使い方ができます
打鍵感


同ブランドのキーボードケースとほぼ同等の打鍵感です。純正Magic Keyboardと比べると多少のグラつきはあるものの、十分快適に使用できる一定のクオリティは担保されています。
コスパのいいビジネス用のWindowsノートパソコンの打鍵感に近い感じ、といえば伝わるでしょうか。
トラックパッド


無線接続を感じさせない応答性・操作性を備えており、反応速度に不満はありません。Bettdowのトラックパッドは純正には届かないものの、口コミやガジェットレビューサイトでも高い評価を得ています。タッチ操作は押し込み式の物理式で、この点は純正(クリック感を再現したハプティック方式)とは異なります。ジェスチャー操作については、ピンチ・スワイプ・スクロールなど純正と全く同じ動作が可能です。
バックライト


夜間の作業や暗いカフェでも快適にタイピングできるよう、7色のRGBバックライトと3段階の明るさ調整機能を備えています。イルミネーションパターンも用意されていますが、シンプルに使いたい場合は白一色がおすすめです。調光にも対応しているので、好みの明るさに合わせて使うとよいでしょう。
- バックライトの明るさ調整:Fn+⌘
- バックライトカラー切り替え:Fn+⌥
Apple Pencilの収納




ケースにはApple Pencilの収納スロットも備わっており、ケース単体でペンシルまで持ち運べる点も地味に便利なポイントです。
収納スロットには、切り欠きがあって出し入れもカンタン。
バッテリー残量について




Bluetooth接続だと、キーボードケース単体で充電をする必要があり、バッテリー残量は気にするところだと思いますが、本体の電源インジケータ(緑で満タン、赤点滅で残量低、充電中は赤点灯)で確認できます。
加えて、純正のバッテリーヴィジェットでも確認できます。これはかなりうれしい仕様。
3. メリット・デメリット
メリット
- 自由自在なアングル調整:360度回転とスライドレールによる高さ調整ができるため、作業時の目線が上がり、首や肩への負担を軽減できます
- 分離機能でタブレットモードへ移行可能:キーボードを使わない時はサッと取り外すことができ、バックカバー付きのタブレット単体として読書やお絵描きに活用できます
- 低コストで多機能:トラックパッド、バックライト、縦・横対応スタンドを網羅しつつ、1万円台前半で手に入るコストパフォーマンスの高さが魅力です


片手で好きな時にアングルを変えられるのはグッドポイント。
デメリット
- 重量と厚みの増加:多機能なヒンジやマグネットを搭載しているため、iPadを装着した状態では1kgを超え、厚みもMacBook等のノートPCと同程度にかさばる傾向があります
- 充電とペアリングの手間:Bluetooth接続のため、iPad本体とは別にキーボード側にも定期的なType-C充電が必要です


iPad込の重量は1kgを超えてきます。便利さの代償ですね。


キーボードを使わないときはケース単体で運用すれば、重さを感じること無く使えます。
4. 競合製品との比較
vs Apple純正 Magic Keyboard
純正Magic Keyboardは、Bluetoothペアリングや充電が一切不要で、打鍵感やトラックパッドの操作性で最高峰を誇りますが、価格が約4〜5万円と非常に高価です。
対するKC001は、純正品の1/4の価格で手に入るだけでなく、純正にはない「縦置き」「ケースとキーボードの分離」「画面の高さ調整」などの多機能性を備えています。
高額でも妥協したくないという方は純正Magic Keyboard、コスパと使い勝手を優先するならKC001です。
vs 他社製キックスタンド型ケース
多くのサードパーティ製キーボードケースは背面のキックスタンドで角度を変えるのみですが、KC001は「スライドレール」で画面の高さを物理的に上げられる点が、姿勢改善の面で大きな優位性となります。


画面の高さが変えられるのは、KC001だけのアドバンテージ。
タイピング中も、動画鑑賞中も首が疲れなくて見やすい。
5. コンセプトの異なる3機種


Bettdowのキーボードケースには、A1935 Pro・A1938・KC001と、接続方式もスタンド構造も異なる3つのコンセプトのモデルがあります。
接続方式と給電の違い
- A1935 Pro:背面のスマートコネクタ(物理接点)による接続で、Bluetoothのペアリングもキーボード本体の充電も不要(iPadから直接給電)
- A1938:A1935 Proと同じくスマートコネクタ接続で、ペアリングも本体充電も不要
- KC001:Bluetooth接続であり、キーボード本体をType-Cケーブルで充電する必要がある
スタンドと変形機構の違い
- A1935 Pro:見た目・使用感ともに純正Magic Keyboardにそっくりな作り。ただし縦表示には対応していない
- A1938:キーボードとケースがセパレート構造になっており、ケース半分を90度付け替えることで縦横表示を切り替えられる。純正よりも自由度が一段高い
- KC001:背面にアーム状の「360度回転ヒンジ」と「スライドレール」を採用。ケースを装着した状態のまま回転させて縦・横を切り替えたり、高さを調整したりできる
3機種の選び分けは、以下のようなイメージです。
- 純正Magic Keyboardに近い使用感を求めるならA1935 Pro
- 充電・ペアリング不要のシームレスさを保ちつつ縦横切り替えも欲しいならA1938
- 視線を高くできるアーム構造と回転ギミック、着脱の自由度を重視するならKC001
A1935 Proのレビューはこちら。


A1938のレビューはこちら。


6. まとめ


KC001は、キーボードもトラックパッドもしっかり使いたいけれど、必要な時だけ取り外して身軽に持ち出したい、という人にぴったりの一台です。iPadを装着したまま画面を360度回転できるので、縦置き・横置きを自在に切り替えて使いたい人にもおすすめできます。
打鍵感やトラックパッドの操作性は同ブランドの他機種と同等以上で、純正Magic Keyboardには一歩譲るものの、価格差を考えれば十分納得のいくクオリティです。Apple Pencilの収納スロットも備えているため、ケース単体でも持ち運びが完結する点も魅力です。
- キーボードを頻繁に着脱して使いたい人
- 縦横の向きを自在に切り替えて使いたい人
こうした使い方をしたい人には、特におすすめできる一台です。
この記事を読んでBettdow KC001 iPad用キーボードケースが気になった方は製品ページをチェックしてみてください。



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