メインのノートPCがM2 MacBook Airになって65W級のUSB充電器で事足りていたのですが、長期旅行だともう少しパワフルな充電器が欲しくなりました。
そこで購入したのはAnker 747 Charger(GaNPrime 150W)
最大150Wの出力でUSB-C×3、USB-A×1合計4ポート装備のパワフル仕様。
これさえあればどんな機器でも最速充電!の予定でしたがそう簡単ではありませんでした。
確かにApple製品やDELLのノートPCなど大半は問題なく急速充電できました。
ところが、旅行には必ず持ち出している「Mophie 3in1 Chager」はまったく充電できず残念な結果になりました。
なにが良くてなにがだめだったのか詳しくレビューしていきます。
製品詳細
パッケージ内容
- Anker 747 Charger (GaNPrime 150W)
- 取扱説明書
製品スペック
サイズ | 約68 x 61 x 31mm (※プラグ部を除く) |
重さ | 約232g |
入力 | 100-240V ~ 2.3A 50-60Hz |
単ポート出力 | ・USB-C1 / C2 /C3:5V3A / 9V3A / 15V3A / 20V5A (最大100W) ・USB-A:4.5V5A / 5V4.5A / 5V3A / 9V2A / 12V1.5A (最大22.5W) |
2ポート出力 | ・USB-C (2ポート同時) :合計最大150W ・USB-C1 + USB-A:5V=4.8A 合計最大24W ・USB-C2 / C3 + USB-A:100W + 22.5W |
3ポート出力 | ・USB-C1+C2 +C3:合計最大150W ・USB-C2 / C3 + (USB-A + USB-C1) :100W + 24W ・USB-C2+C3 + USB-A:合計最大150W |
4ポート出力 | 合計最大150W |
対応機種 | スマートフォン:iPhone, Galaxy, Google Pixel, Xperia, 他 タブレット端末:iPad mini, iPad Pro, iPad (第9世代), 他 ノートPC:MacBook, HP EliteBook, Microsoft Surface 他 その他対応機器:Apple Watch, Nintendo Switch,他 |
保証 | 24ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後) |
製品保証が2年半も付くというのは、相当の自信があるのでしょう。
外観
全体はマットブラックで質感は高い。
AnkerのロゴとGaNPrimeシリーズの印字。
GaNPrimeはGaN半導体技術をさらに進化させたAnker独自の技術。
高出力を維持させながら複数デバイスを同時に充電できることや、100W以上の出力の製品も小型化と安全性を確保していことがセールスポイント。
GaN 窒化ガリウムとは一種のパワー半導体のことで、充電器やモバイルバッテリーにも採用されています。
熱伝導率と放熱性に優れていて、従来のシリコン充電器に比べ、本体が熱くなりにくいのが特徴。
そのため高出力を維持したまま軽量・小型化ができるのも大きなメリット。
逆にデメリットとしては製造コストが上がること。
ポートはUSB-Cが3ポート、USB-Aが1ポートと充実しています。
USB-Cポートは単ポートならすべて最大出力100W、2ポートまたは3ポート同時に使った場合は合計で最大150Wと超強力。
USB-Aポートは最大で22.5Wまでの出力に対応。
4ポートすべてを使用した合計出力は最大で150W。
※USB-AとUSB-Cの組み合わせなど詳しい仕様は、上記のスペック表を参照。
MacBook ProとMacBook Airを同時に充電することも可能なほど高出力ですが、単ポートでは100W以上はでません。
背面には、製品仕様が印字。
これが最大150WのUSB充電器?と思うほど小型。
並べているのは、左からApple純正65W充電器、Anker 747 Charger、IDMIX 100W 4ポート、CIO 100W 4ポート。
どの充電器もGaN半導体採用の小型モデルですが、Anker 747 Chargeはさらに小さい。
愛用していたIDMIXの100W4ポートは229gに対してAnker 747 Chargerは150W 4ポートで230W。
手のひらにスッポリ収まる小ささ。
充電性能
MacBook Air M2へ67W、M2 iPad Pro 11インチへ30W、iPhone 14 Pro Maxへ30W、これくらいは余裕です。
USB-Cを3ポート使用ときMacBook Airは75W充電器として認識。急速充電器として十分な出力を確保。
期待はずれだったのが、Mophieの3in1ワイヤレス充電器。
単ポート、複数ポート使用など、どのシーンでもまったく反応せず。
旅行中は、かなり役に立つ充電器なんですよねコレ。
Mophieの3in1ワイヤレス充電器は、どの100W級のUSB充電器でも問題なく使えていただけにかなり残念。
M2 MacBook Air + iPad Pro + Mophie 3in1の3つの充電をAnker 747 Chargerひとつで、完結するのを予定してました。
理由としては、Mophieの3in1ワイヤレス充電器は、20V1.5Aの設定でしか稼働しないので、そのせいかと思います。
Anker 747 Chargerが悪いわけではないのですが、落胆。
ちなみに、Apple WatchやAirPods Pro 2は単体でならしっかり充電できました。
Anker 747 Charger(GaNPrime 150W)まとめ
Anker 747 Chargerは、製品のクオリティ、充電能力、サイズ感、すべてが他社製品と比較してもトップクラスの実力。
多くのガジェットを持ち歩く方にはおすすめできる製品です。
ただし、個人的に使えない機器があったのが残念でした。
記事を読んでAnker 747 Chargerが気になった方は、製品ページをチェックしてみてください。
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