メインのノートPCがM2 MacBook Airになって65W級のUSB充電器で事足りていたのですが、長期旅行だともう少しパワフルな充電器が欲しくなりました。
そこで購入したのはAnker 747 Charger(GaNPrime 150W)
最大150Wの出力でUSB-C×3、USB-A×1合計4ポート装備のパワフル仕様。
これさえあればどんな機器でも最速充電!の予定でしたがそう簡単ではありませんでした。
確かにApple製品やDELLのノートPCなど大半は問題なく急速充電できました。
ところが、旅行には必ず持ち出している「Mophie 3in1 Chager」はまったく充電できず残念な結果になりました。
なにが良くてなにがだめだったのか詳しくレビューしていきます。
製品詳細
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/anker747-150W-10.jpg)
パッケージ内容
- Anker 747 Charger (GaNPrime 150W)
- 取扱説明書
製品スペック
サイズ | 約68 x 61 x 31mm (※プラグ部を除く) |
重さ | 約232g |
入力 | 100-240V ~ 2.3A 50-60Hz |
単ポート出力 | ・USB-C1 / C2 /C3:5V3A / 9V3A / 15V3A / 20V5A (最大100W) ・USB-A:4.5V5A / 5V4.5A / 5V3A / 9V2A / 12V1.5A (最大22.5W) |
2ポート出力 | ・USB-C (2ポート同時) :合計最大150W ・USB-C1 + USB-A:5V=4.8A 合計最大24W ・USB-C2 / C3 + USB-A:100W + 22.5W |
3ポート出力 | ・USB-C1+C2 +C3:合計最大150W ・USB-C2 / C3 + (USB-A + USB-C1) :100W + 24W ・USB-C2+C3 + USB-A:合計最大150W |
4ポート出力 | 合計最大150W |
対応機種 | スマートフォン:iPhone, Galaxy, Google Pixel, Xperia, 他 タブレット端末:iPad mini, iPad Pro, iPad (第9世代), 他 ノートPC:MacBook, HP EliteBook, Microsoft Surface 他 その他対応機器:Apple Watch, Nintendo Switch,他 |
保証 | 24ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後) |
製品保証が2年半も付くというのは、相当の自信があるのでしょう。
外観
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/anker747-150W-2.jpg)
全体はマットブラックで質感は高い。
AnkerのロゴとGaNPrimeシリーズの印字。
GaNPrimeはGaN半導体技術をさらに進化させたAnker独自の技術。
高出力を維持させながら複数デバイスを同時に充電できることや、100W以上の出力の製品も小型化と安全性を確保していことがセールスポイント。
GaN 窒化ガリウムとは一種のパワー半導体のことで、充電器やモバイルバッテリーにも採用されています。
熱伝導率と放熱性に優れていて、従来のシリコン充電器に比べ、本体が熱くなりにくいのが特徴。
そのため高出力を維持したまま軽量・小型化ができるのも大きなメリット。
逆にデメリットとしては製造コストが上がること。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/anker747-150W-1.jpg)
ポートはUSB-Cが3ポート、USB-Aが1ポートと充実しています。
USB-Cポートは単ポートならすべて最大出力100W、2ポートまたは3ポート同時に使った場合は合計で最大150Wと超強力。
USB-Aポートは最大で22.5Wまでの出力に対応。
4ポートすべてを使用した合計出力は最大で150W。
※USB-AとUSB-Cの組み合わせなど詳しい仕様は、上記のスペック表を参照。
MacBook ProとMacBook Airを同時に充電することも可能なほど高出力ですが、単ポートでは100W以上はでません。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/anker747-150W-3.jpg)
背面には、製品仕様が印字。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/anker747-150W-6.jpg)
これが最大150WのUSB充電器?と思うほど小型。
並べているのは、左からApple純正65W充電器、Anker 747 Charger、IDMIX 100W 4ポート、CIO 100W 4ポート。
どの充電器もGaN半導体採用の小型モデルですが、Anker 747 Chargeはさらに小さい。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/anker747-150W-5.jpg)
愛用していたIDMIXの100W4ポートは229gに対してAnker 747 Chargerは150W 4ポートで230W。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/anker747-150W-15-2.jpg)
手のひらにスッポリ収まる小ささ。
充電性能
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/anker747-150W-13.jpg)
MacBook Air M2へ67W、M2 iPad Pro 11インチへ30W、iPhone 14 Pro Maxへ30W、これくらいは余裕です。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/anker747-150W-17.jpg)
USB-Cを3ポート使用ときMacBook Airは75W充電器として認識。急速充電器として十分な出力を確保。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/05/mophie-3in1-1024x683.jpg)
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/05/mophie-3in1-12-1024x683.jpg)
期待はずれだったのが、Mophieの3in1ワイヤレス充電器。
単ポート、複数ポート使用など、どのシーンでもまったく反応せず。
旅行中は、かなり役に立つ充電器なんですよねコレ。
Mophieの3in1ワイヤレス充電器は、どの100W級のUSB充電器でも問題なく使えていただけにかなり残念。
M2 MacBook Air + iPad Pro + Mophie 3in1の3つの充電をAnker 747 Chargerひとつで、完結するのを予定してました。
理由としては、Mophieの3in1ワイヤレス充電器は、20V1.5Aの設定でしか稼働しないので、そのせいかと思います。
Anker 747 Chargerが悪いわけではないのですが、落胆。
ちなみに、Apple WatchやAirPods Pro 2は単体でならしっかり充電できました。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/05/matech-100w-17-300x200.jpg)
Anker 747 Charger(GaNPrime 150W)まとめ
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2023/05/anker747-150W-9.jpg)
Anker 747 Chargerは、製品のクオリティ、充電能力、サイズ感、すべてが他社製品と比較してもトップクラスの実力。
多くのガジェットを持ち歩く方にはおすすめできる製品です。
ただし、個人的に使えない機器があったのが残念でした。
記事を読んでAnker 747 Chargerが気になった方は、製品ページをチェックしてみてください。
USB充電器のまとめ記事はこちら
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2020/12/USBcharger-300x195.jpg)
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