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Anker(アンカー)のモバイルバッテリーは進化が止まりません。
今度のPower Bank 10000mAhは、カラー液晶付き、最大30W出力のハイパワーでMacBook Airも充電できちゃいます。
しかもUSB-Cポート×2、USB-Aポート×1、合計3ポート搭載で世界最小クラスのコンパクトボディ。
早速購入して、充電検証してみました。
もちろん充電性能は申し分なし、価格が許せればおすすめできるモバイルバッテリーであることは間違いなし。
10000mAhで30W出力といえば、すでに発売されているCIOの人気商品SMART COBY Pro 30Wが強力なライバル。
両者の違いも比較しながら、レビューしていきます。
Anker Power Bank 10000mAh 30W製品詳細
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同梱品
- Anker Power Bank 10000mAh 30W本体
- 携帯メッシュケース
- USB-C to C充電ケーブル(0.6m)
- 説明書ほか
製品スペック
製品名 | Anker Power Bank (10000mAh, 30W) |
サイズ | 約99 x 52 x 26mm |
重さ | 約209g(本来のみ) |
入力 | USB-C 入力 :5V⎓3A/ 9V⎓2A / 12V⎓1.5A |
出力(USB-C) | USB-C : 5V⎓3A / 9V⎓3A / 10V⎓2.25A / 12V⎓2.5A / 15V⎓2A / 20V⎓1.5A (最大 30W) |
出力(USB-A) | 5V⎓3A / 9V⎓2A / 10V⎓2.25A / 12V⎓1.5A (最大 22.5W) |
合計最大出力 | 最大24W (複数ポート利用時) |
容量 | 10000mAh (2 × 5000mAh) |
保証 | 1 8ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後) |
外観
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表面は、マットなクリア樹脂加工が施されていて、高級感あります。
何となく見えるAnkerのロゴが渋い感じ。
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背面には製品詳細。
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搭載ポートは3ポート、USB-C×2、USB-A×1
すべて急速充電に対応。
USB-Cはどちらでも最高出力30Wでの充電ができます。
モバイルバッテリー本体の充電もUSB-Cポートならどちらでも可能。
「どちらで充電した良い?」なんて悩まくていいのはユーザー的には地味にうれしいポイント。
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USBポートの左側に電源ボタン。
プッシュすることで、残量をディスプレイ表示できます。
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重さ209gというのは10,000mAhとしては決して軽いわけではありませんが、「3ポート装備で世界最小」ということであれば納得の重量。
実際に使ってみる
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サイドにある電源ボタンを押すとディスプレイに現在のバッテリー残量が表示されます。
カラー液晶なのがなんだか新しくてイイ。
バッテリー本体を充電
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個体差はあるでしょうが、初期のバッテリー残量は39%ほどでした。
Ankerの511 Charger 30Wで充電してみます。
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ボタンを押しただけの時と違い、満充電までの残り時間を表示してくれます。
これはうれしい機能。
と思いましたが、表示されている残り1時間18分は、あくまでも予測。
1時間18分で90%まで到達しましたが、満タンに近づくとバッテリー保護のため充電速度は大幅に鈍化するので結局100%を確認したのは1時間50分経過してから。
正確な時間表示ではないのであくまで目安として認識しておきましょう。
デバイスを充電してみる
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iPhone 14 Pro Maxを充電してみました。
モバイルバッテリー側の残量38%の表示に加えて34分と表示されているのは、バッテリーの使える時間。
こちらもあくまでも目安です。
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MacBook Airでも試してみた結果、iPhoneに繋いだときと同じ残量38%で、残りの利用時間は21%に変化。
目安とはいえ、ある程度、現在の出力の状態を加味して積算しているようです。
出力性能
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バッテリー残量30%以下のiPhone 14 Pro Maxに接続してみたら、最大26W付近の出力を確認。
この出力は、あくまでもPro Maxの場合なので、他の機種ではもう少し低いです。
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M2 iPad Pro 11インチならなんと限界の29W付近まで出力できます。すばらしい。
M2 MacBook Air 15インチを充電
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最大30W出力をうたうAnker PowerBankはMacBook Airの充電も可能。
システム情報を確認してみると、しっかり30Wの充電器として認識してくれています。
M2 MacBook Air 13インチ(※)のバッテリー容量は52.5Wh、電圧を3.7Vと仮定するとだいたい14,216mAhです。
※M2 MacBook Air 15インチのバッテリー容量は66.5Wh、同じ式を用いれば約17,973mAh。
10,000mAhのバッテリーでは、MacBook Airを満充電することはできませんが、外出先での予備電源としてなら十分活躍してくれそう。
3ポート同時充電もOK
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3ポートあれば、iPhoneにApple Watch、ワイヤレスイヤホンが同時に充電できます。
外出時に持ち出すなら最高の相棒。
画像のワイヤレスイヤホンはTechnics EAH-AZ80
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CIO SMARTCOBY Pro 30Wと比較
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![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2023/07/Anker-PowerBank-10000-12-1024x683.jpg)
サイズ的には非常に似ていますが、横長タイプのAnkerと幅の短いCIOといった感じ。
厚みはほぼ一緒。
型番 | Anker Power Bank (10000mAh, 30W) | SMARTCOBYPRO10000-30W |
容量 | 10,000mAh | 10,000mAh |
ポート数 | USB-C×2 USB-A×1 | USB-C×1 USB-A×1 |
最大出力 (単ポート使用時) | TypeAポート:30W TypeCポート:22.5W | TypeAポート:30W TypeCポート:30W |
サイズ | 約99 x 52 x 26mm | 約77 x 56 x 26 mm |
重量 | 209g | 183 g |
ディスプレイ | 残量、充電時間、 充電可能時間 | 残量 |
価格(税込) | 5,990円 | 4,818円 |
どちらを買うべきか悩みますが、価格だけで選べばSMART COBY Pro。
ポートの数とメーカーの信頼度でいえばAnker PowerBank。
もちろんCIOも日本のメーカーで十分信頼できるメーカーですが、Anker製品の発熱の低さや18ヶ月+追加6ヶ月の長期保証などかなり手厚いサポートは魅力です。
どちらでも、という方は日本企業を応援しましょう。
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肝心の製品の性能ですが、M2 iPad Pro 11インチで検証したところ、どちらも単ポート29W以上の高出力が出ています。
左がAnker Power Bank 10000mAh 30W、左がCIO SMART COBY Pro 30W。
どちらも優秀。
満充電した直後の発熱はAnker Power Bankが低いです。触った感じは、温もったかな、くらいです。
CIO SMARTCOBY Pro 30Wのレビュー記事は下記から
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/06/smartcoby_pro-300x200.jpg)
Power Bank 10000mAh 30Wは買い?
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2023/07/Anker-PowerBank-10000-20-1024x683.jpg)
Ankerが満を持して登場させた30W出力の10,000mAhモバイルバッテリー。
性能は申し分なし。
ただ、先に発売されているCIO SMART COBY Pro 30Wも優秀な製品でしかも安いです。
どちらを購入するかは完全にユーザー次第。
30W高出力、3ポート搭載、カラー液晶表示、長期保証、このあたりに魅力を感じるなら、買って損はしないでしょう。
気になった方は製品ページをチェックしてみてください。
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