長年使ってきたカーナビが古くなってきたこともありスマホのGoogleナビばかり使うようになってきました。
これを期にCarPlay対応のディスプレイオーディオに変更することにしました。
購入したのはカロッツェリアのDMH-SF700、もちろんCarPlay/Android Autoに対応。
これで便利なったと思いきや、問題が発生。
どんなに慌てる状況でも有線接続しない限りCarPlayはもちろんMap機能すら使えません。
長時間ドライブなら問題なのですが、頻繁にエンジンのON/OFFを繰り返す状況では、いちいち接続するのは面倒。
そこで今回購入したのは、CarPlayを無線接続できるOTTOCAST(オットキャスト) U2-AIR。
使ってみて感じたメリット・デメリットは以下。
- 発車前にいちいち有線接続しなくて良い。
- 接続が速い
- 通話、ナビ機能がすぐに使える
- 技適取得済み
- 付属の専用ケーブルが短い
- You Tubeを含む全ての動画は遅延が発生
詳しくレビューしていきます。
新型U2-AIR Proが、より性能がUPしていておすすめ。
製品詳細
ブランド名 | OTTOCAST(オットキャスト) |
---|---|
メーカー | OTTOCAST |
製品型番 | U2-AIR |
発売年 | 2022 |
その他 機能 | ハンズフリー通話 |
接続方式 | Bluetooth, Wi-Fi, USB 技適取得済み |
サイズ | 5.5 x 5.5 x 1.5 cm |
素材 | プラスチック |
製品サイズ | 5.5 x 5.5 x 1.5 cm |
商品重量 | 27 グラム(本体のみ) |
外観
黒とグレーの2色でデザインされていて、スタイリッシュ。
背面には、モデル名と大きな技適認証マーク。
ケーブルはUSB-C to AとUSB-C to Cの2本。
短いのが残念だけど、通信はこの付属ケーブルがいちばん安定するので失くさないように。
ポートはひとつだけ。
USB-Cの接続ポート。
左にある小さなホールはリセットボタン。
27gは、めちゃくちゃ軽い。
持ち歩くわけではないけど、両面テープで貼り付けても重さで落ちることはなさそう。
AirPlayの無線化作業
車の電源ONの状態で、carrozzeria DMH-SF700からのびているUSBケーブルにOTTOCAST U2-AIRをケーブル接続。
ケーブルはUSB-Aタイプも付属してるので、汎用性は高い。
ブルーのLEDインジゲーターが点滅をはじめたらペアリングのサイン。
iPhoneのBluetooth設定を開いて接続作業。
オットキャストとの接続に数字コードは不要なので、構わずペアリング。
連絡先の同期も聞かれるので、ハイを選択。
手順は、とてもシンプルで、これでOTTOCAST U2-AIRとカロッツェリア DMH-SF700との接続が完了。
あっという間にCarPlayでの接続が完了。
作業は、Blutooth接続と設置場所の選定くらいなのでめちゃくちゃ簡単。
起動時間を計測
公式ページによれば、起動は約15秒とかなり爆速。
実際の車で試してみました。
使用した車はハイエースです。
エンジンのスタートボタンを押してから、CarPlayの画面が表示されるまで約30秒。
起動自体は、公式通り15秒程度なのですが、接続完了にはオーディオディスプレイDMH-SF700の起動も関係してくるのでこのタイム。
毎回、有線ケーブルを繋いで、CarPlayを立ち上げるのを考えれば、十分高速だと感じます。
これでいつでも、乗車すればすぐに、マップやミュージックアプリが使えます。
ファームウェアの更新
基本的に正常に稼働しない場合以外は、ファームウェアの更新は必要ありません(公式アナウンス)
必要な場合は、通信が安定した場所で行いましょう。
CarPlay接続をしていなくても、電源が入っていれば設定は可能なので、室内でもOK。
- WiFI設定からAUTO-xxxx(OTTOCAST U2-AIR)を選択
- パスワード(説明書に記載)を入力
- iPhoneのブラウザを開いて[ 192.168.1.101 ]を入力
- アップデートをクリック
- 10分程度でアップデート完了
アップデートが終わったら、CarPlayに接続して正常に稼働するかどうか確かめましょう。
問題あれば、再度WiFi接続して、出荷状態に戻すことができます。
社外ナビやディスプレイオーディオで使えるのか?
購入前に不安だったのが、対応機種なのかどうか。
商品説明には「2016年以降の、純正で有線のCarPlay 標準搭載車に対応」とあります。
純正ナビ(CarPlay対応品のみ)に対応しているのはわかるけれども、じゃあ社外品はだめなのか?
心配でしたが、結論、全然大丈夫でした。
見落としそうですが、製品ページに日本のカーオーディオブランド(パイオニア(Pioneer)ケンウッド(Kenwood)アルパイン(Alpine))も適合との記載がありました。
基本的にオットキャストは、CarPlay, Android Autoに対応したメジャーな純正ナビ・社外ナビなら問題なく使えそうです。
非適合機種もいくつかありますので購入前にチェックを。
動画を楽しむ
動画も楽しむなら、Ottocast P3ですが、かなり高額。
私は、HDMI接続でFire TV Stick 4Kを接続して動画視聴できる状態にしています。
4Kは車のディスプレイじゃオーバースペックと思うかもしれませんが、起動速度はFire TV Stick 4KまたはFire TV Stick 4K Maxが断然高速です。
価格もグッと抑えられます。
使用感
すでに1週間使っていますが、無線CarPlayは、有線のわずらわしさもなく、Mapのスワイプやズームも有線と変わらない滑らかさ。
気をつけたいのは、OTTOCAST(オットキャスト) U2-AIRの設置場所。
しばらくグローブボックスに収納していましたが、通話が途切れたり、スクロールがかくついたりで、Bluetooth接続が不安定になりました。
私の車の場合なので、問題ない方もいるでしょうが、通信状況を確認しながら設置場所を決めるのがベスト。
複数人で使用する車、つまり、家族同士や会社で使う場合、通信している人が切断しないと別の人が使えません。
新型U2-AIR Proは、共有が簡単になっています。
ガジェットに詳しい人なら共有可能ですが、多くの場合はOTTOCAST U2-AIRは使い終わったら取り外して、別の人は有線で接続、とするのもひとつの使い方。
使用感全体としては、接続もシンプルで、通信も安定していてとても扱いやすい。
まとめ:OTTOCAST U2-AIR
- 無線CarPlay!発車前にいちいち有線接続しなくて良い
- 接続が速い
- 通話、ナビ機能がすぐに使える
- 技適取得済み
- You Tubeを含む全ての動画は遅延が発生
駆け足でレビューしましたが、とにかく起動から接続がまでが速くてCarPlayユーザーにおすすめの一台。
もちろんAndroid AUTOにも使えます。
気になった点はひとつ。
You Tubeなどの動画コンテンツは、少しばかり遅延が発生します。
許容できない範囲ではありませんが、公式ページにもあくまでもCarPlay用機器であり、動画やゲーム向けではないと謳っています。
多少の音ズレが許容範囲かどうかは人それぞれ。
管理人は、iPhoneからの動画視聴はあまり使わず、FireTV Stick 4KをHDMI接続し、動画視聴しています。
画像もキレイで、快適なのでおすすめです。
今回は、OTTOCAST U2-AIRの紹介記事でした。
気になった方は製品ページをチェックしてみてください。
接続の安定性と高速化を実現した最新の2023年版もあります。
スマートスイッチが採用され専用アプリに対応、家族間の共有でも切断・接続が簡単になっています。
次はOttocast U2-AIR Proを購入レビューします。
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