【FIFINE TANK3レビュー】高コスパ高音質ダイナミックマイクが出た!K688との比較もあり

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FIFINEの高コスパマイクK688を先月レビューしたばかりだったんですが、またまたFIFINEさんからヤバいヤツが発売されました。

それがダイナミックマイクFIFINE TANK3です。

高コスパで人気のK688で培ったノウハウと、ユーザーからのフィードバックも受け入れ、音質はもとより使い勝手も大きく向上しています。

レビューした結論、コスパと音質を両立させたいならFIFINE TANK3で決まりです。

  • K688よりもナチュラルで上品なサウンド
  • USB接続+XLR接続の同時使用も可能
  • 金属製の筐体+質感の高い外装でチープさはゼロ
  • モフモフが内蔵式で見た目がシンプルでグッド
  • マイクネジ穴3/8と5/8が内蔵され、変換アダプタが不要
  • マイクゲイン・モニター音量のツマミがサイドで操作しやすい
  • ここまできたらカスタマイズできるアプリが欲しい

今回も、FIFINEさんから機材を提供していただいたので、実機にてレビューしていきます。

※本記事はプロモーションを含みます。

目次

製品詳細

付属品

  • FIFINE TANK3 本体
  • USB-C to A接続ケーブル(2.5m)
  • 取扱説明書

製品スペック

タイプダイナミックマイク
極性パターンカーディオイド 
出力接続USB Type-C
XLR
USBの消費電力電圧:5±0.25V
電流:100mA
ビット深度/サンプルレート16ビット/44.1k-48k Hz
周波数応答50~16kHz
S/N比>80dB
最大SPL120dB
感度-50±3dBV
インピーダンス>16Ω
出力電力10mW
周波数応答20~20kHz
S/N比95dB
端子ヘッドホンモニタリングジャック
USB Type-C
XLR端子
サイズφ5cm×15.9cm(実測)
重量 521g(本体のみ)

外観

マイク本体は金属で覆われていて、質感は高い。

マットなブラック塗装もグッド。

トップにはLEDインジケーターが内蔵されたミュートボタン。

サイドにマイクゲインとヘッドホンの音量調整ツマミ。

K688は後ろにツマミがあって、アームに設置後はツマミが見えづらく、操作がとても面倒でしたが、サイドにあるのはとても使いやすい。

接続アーム部分は、ツマミで締め付け具合を調整できます。

底面には製品仕様のロゴ。

アームや三脚との接続には3/8と5/8のネジ穴が内蔵されていて、変換アダプタが不要になっています。

背面にはXLRの入力とUSB-C端子、モニタリング用の3.5mmヘッドホン端子もあります。

金属製のメッシュ部分はキレイかつ頑丈。

K688とのサイズ比較

TANK3はモフモフが内蔵型に変わったので見た目がスッキリ。

対してK688はショックマウント一体型ということもありますが、かなり大きく感じます。

TANK3は、コンパクト。とはいえ、15.9cm×5cmなのでそんなに小さいわけではありません。

おなじメーカーのダイナミックマイクですが、見た目の印象はかなり違います。

マイク本体の重さは521g。

K688の重さは328g。

TABK3は金属筐体になっているため、重くなっています。

ただし、マイクにはある程度の重さが必要。

軽すぎるとマイクアームのバネに負けてしまい跳ね上がってしまいます。

TANK3の重さなら、バネに程よい荷重が加わるのでアームをじんわり伸縮させることができます。

K688のレビュー記事はこちら

TANK3を設置

マイク使ってる人からすれば当たり前なんですが、マイクビギナーの方は、別途マイクスタンドまたはマイクアーム等が必要になるのでご注意を。

マイクアームとの接続に変換アダプターが不要になっているのは、うれしい仕様。

初めての設置では気づかずに、変換アダプタを失くしたかと焦りました(笑)

接続してみると接続部分もマイクアームと一体感があり不自然さがありません、グッド!

ヘッドホン、USB-C、XLRのすべてを接続してみました。

ヘッドホンは手前に引っ張るのでケーブルはL字がいいかも。

USBとXLRを別々のデバイスにセットして使うこともできるので、使えるシチュエーションの幅が広がります。

XLRとUSB接続

XLR接続:ホワイトノイズが乗りにくく、本格手な運用向け。ただし、本体のミュートボタン、ゲイン調整などは使えなくなる。オーディオインターフェイス・XLRケーブルも別途必要。

USB接続:パソコンとマイクを付属のケーブルで繋ぐだけで使えるので運用コストもかからない。ミュートボタンがめちゃくちゃ便利。

どちらも一長一短ありますが、運用方法は使い手の自由。

XLR接続で、私が使っているのは、1万円以下で買えるPreSonus AudioBox GO

テレワークや趣味程度ならこいつで十分。軽いので持ち出しも可能。

初めてそろえるならコスパ抜群のFIFINEのオーディオインターフェイスもあります。

アームに設置完了。

使用感

K688はミュートボタンがタッチ式でしたが、TANK3は物理ボタン。

物理ボタンのメリットは誤操作がないこと。

タッチ式は触ったと思っても、ミュートされていなかったりしたこともあるのでこれは地味にうれしい。

ボリュームがサイドにあるので、ヘッドホンでもモニタリングやマイクのゲインがデスクに座ったまま調整できます。

音質(録音ファイルあり)

音質はとてもナチュラル、K688と比べると音が軽くまるい印象。

高音域も刺さるようなことはなく、かといって低音が強調されているわけでもなく絶妙なチューニング。

ナレーションやテレワークでも聞き取りやすい音声。

よほどこだわらない限り、マイク探しはTANK3で完結、それぐらい完成度が高いです。

接続方式について、USB接続はお手軽ですが、わたしの環境では若干ホワイトノイズが走りました。

USB接続は、接続先のデバイスや端子、ケーブルに影響を受けやすいため完全に無くすにはセッティングの調整が必要です。

とはいえ、気にするほどのレベルではないので配信やテレワーク程度なら問題ないかと思います。

収録ならソフト側で消去できます。

以下は、音声をK688と比較収録してみましたので、気になる方は確認してみてください。

TANK3 USB接続

TANK3 XLR接続

K688 USB接続

K688 XLR接続

まとめ

FIFINE TANK3
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • K688よりもナチュラルで上品なサウンド
  • USB接続+XLR接続の同時使用も可能
  • 金属製の筐体+質感の高い外装でチープさはゼロ
  • モフモフが内蔵式で見た目がシンプルでグッド
  • マイクネジ穴3/8と5/8が内蔵され、変換アダプタが不要
  • マイクゲイン・モニター音量のツマミがサイドで操作しやすい
デメリット
  • 専用アプリが欲しい

FIFINE TANK3は、多くのユーザーが満足できる音、そして使い勝手のダイナミックマイクです。

もし良質なデスク用マイクを探しているなら間違いなく候補に上がる実力を持っています。

この記事を読んでFIFINE TANK3が気になったら、製品ページをチェックしてみてください。

価格重視ならK688も十分高品質なダイナミックマイクです。

【FIFINE TANK3レビュー】高コスパ高音質ダイナミックマイクが出た!K688との比較もあり

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