マイデスク「FlexiSpot E8」は、お気に入りの電動昇降スタンディングデスク。
ボタン一発で脚が自動昇降してくれます。
とても便利で愛用しているデスクなんですが、一点だけ大きな不満点が。
それは「とにかく重くて設置したらひとりじゃ二度と動かせない」ということ。
脚だけで32.7kg、天板を入れたら50kg近いです。
背面の配線処理や掃除のためにデスク移動なんてことは出来ないですし、部屋の模様替えなんてもってのほか。
そこで購入したのが、FlexiSpot純正キャスターとデスクを持ち上げてくれる簡易エアジャッキ。
Xで無理ゲーだ!ってポストしたら、ガジェット仲間が教えてくれました、ありがたい。
今回はキャスターを付け替える手順をお見せします。
準備したもの
1.FlexiSpot純正キャスター
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-4.jpg)
まずはFlexiSpot純正キャスター。
サードパーティー製でもっと安いものがあるようですが、品質が心配なので純正を買いました。
言われているほど高くはなかったですが、価格を大事にするなら社外品。
FlexiSpotの純正品は品切れのときもあるので、購入は計画的に。
2.エアジャッキ
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-5.jpg)
50kg近いFlexiSpotデスクの脚を一人で持ち上げて作業するなんて想像できません。
Xで「電動昇降デスクのキャスターを後付けした」というポストをたまに見かけていたんですが、どうやって持ち上げているのかはまったくわかりませんでした。
そこでXで教えてもらったのがこちら、エアジャッキ。
ポンプを握る、または踏みつけるたびに空気が送り込まれ、どんどん膨らんで足元を持ち上げてくれます。
リーズナブルですが、めちゃくちゃ役立つアイテム。
3.レンチ14番
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-13.jpg)
付属の簡易レンチがあるけど、回しにくい!です。
やっぱりちゃんとしたものが厚みがあってナットをつかみやすい。
モンキーレンチでもいいですし、節約したければ14番を単品買いするのもいいです。
作業開始
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-1.jpg)
今回の作業対象、マイデスク。
コロコロキャスターさえあれば、背面の掃除や配線の入れ替え作業が格段にスムーズに行えるようになるはず。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-7.jpg)
モニターやラックなど落ちる心配のないものはそのままに、スピーカー、観葉植物、プロコン、Echo dotをデスクから動かしました。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-6.jpg)
ポンプと風船部分をチューブで接続すれば準備完了。
結構硬い。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-8.jpg)
脚の下、両側にポンプをセット。今回購入したのは2つセット、コレで十分。
後で気付きましたが、足踏みもするならポンプは外側が踏みやすいです。
内側は、真上から足踏みできないので面倒です。
気をつけてください!
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-10-1.jpg)
片側だけ浮き上がるので、反対側の床を傷つける心配があるなら、布などを事前に敷いておきましょう。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-9.jpg)
あとは、空気をプシュプシュ送り込むだけ。
両脚ともに膨らませます。
空気は逆流してこないので、空気入れ途中で放置して休憩しても大丈夫。
なんですが、結構大変なので、足で踏みつけて空気を送り込んだりしました。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-12.jpg)
純正キャスターは、2つはロック付き、残りの2つはロックなしです。
いつでもロックと解除がやりやすいよう、ロック付きを前方左右の脚に装着。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-11.jpg)
エアジャッキでデスクの前方2箇所が十分持ち上がったら、付属の台座を外します。
キャスターをねじ込む穴になります。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-14.jpg)
キャスターをねじ込んだら、最後はレンチで締め上げます。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-15.jpg)
前方2箇所、キャスターを取り付けたら、一旦空気を抜きます。
ポンプ下に空気を抜くスイッチがあるので、それを使って空気を抜きます。
押している間は、スーッと空気が抜けていきます。
終わったら、後方2箇所も同じ方法で、エアジャッキの風船を忍び込ませます。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-17.jpg)
後方部は、すでに前方のキャスターで持ち上がっているため、必要な高さに持ち上げるのが大変。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-20.jpg)
エアジャッキだけで後方を持ち上げるのは難しかったので、本でさらに高さを持ち上げました。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/flexispot-caster-21.jpg)
無事にキャスター取り付け完了!
キャスターは本当に便利というか必須アイテム。
背面の再配線のためにも、取り付けてよかったです。
エアジャッキもいい仕事してくれました。
FlexiSpotのキャスターとエアジャッキ
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/04/keybord-mac-10.jpg)
電動昇降デスクを持っているなら、間違いなくおすすめのFlexiSpotのキャスター。
エアジャッキのおかげで、一人作業でも問題なく設置できました。
デメリットにあげているデスクのガタつきですが、通常のPC作業で感じることはありません。
デスクが50kg近いので、タイピング時でもスタンディング時でも安定しています。
つまり、心配するようなガタつきはないということ、あくまでキャスターなしと比べれば、という程度です。
そんなことよりも個人的には、配線作業や背面の掃除が楽になる方が重要です。
低コストで導入できる便利グッズなので、おすすめです。
気に入ったらチェックしてみてください。
マイデスクはFlexiSpotのE8電動スタンディングデスク。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/04/flexispot-e8-66-300x200.jpg)
コメント