こんにちは、管理人のでじまろです。
今回は、PHYSCEさんから提供いただいた「RGB Eco Fast Charger 100W(型番:C1100US)」をレビューしていきます。
ひと目で目を引く360度RGBライティングが特徴の100W充電器ですが、実際に使ってみて感じたのは「ギミックだけじゃなく、卓上での運用を真剣に考えて作られているな」という点でした。
高負荷な作業でも安定した出力を維持できる設計になっていて、動画編集や3Dレンダリングなどを日常的にこなす人にこそ使ってほしい充電器です。
早速、実際の検証結果なども交え、解説していきましょう。
※本記事はPHYSCE様より製品のご提供を受けて執筆しているプロモーションを含む記事です。
PHYSCE RGB Eco Fast Charger 100W (C1100US)とは


C1100USは、USB Type-C×3・USB Type-A×1の計4ポートを備えた100W出力対応の卓上型急速充電器です。最大の特徴は、充電状況や出力を色で可視化する360度RGBライティングと、バッテリーへの負担を抑える「BatteryEcoモード」。ノートPCとスマホ、イヤホンなどを同時に充電する機会が多い方に向いた1台です。
スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | PHYSCE RGB Eco Fast Charger 100W |
| 型番 | C1100US |
| サイズ | 約69.4×75×29mm(プラグ部除く) |
| 重量 | 約240g |
| ポート構成 | USB Type-C×3、USB Type-A×1(計4ポート) |
| 入力 | 100-240V〜 50/60Hz 1.8A |
| 最大出力 | 100W |
| USB-C1単体使用時 | 最大100W(5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/5A)PD 3.2 AVS対応 |
| USB-C2単体使用時 | 最大100W |
| USB-C3単体使用時 | 最大20W |
| USB-A単体使用時 | 最大18W |
| 4ポート同時使用時 | 最大95W(45W+30W+10W+10Wなど) |
| 対応充電規格 | PD 3.2 AVS、PD 3.0 PPS、PD 2.0、QC 4.0+/3.0/2.0、AFC、FCP、SCP、BC 1.2、Apple 2.4A |
| 筐体素材 | SABIC製 LEXAN™ 940 難燃性ポリカーボネート(UL 94 V-0) |
| その他機能 | 360度RGBライティング(消灯可)、BatteryEcoモード、ポート独立給電、折りたたみ式プラグ |
| カラー展開 | ウェッブグレー、スターダストホワイト |
※ なお、本シリーズには、35w/ 45w/ 67w/ 100w/ 140wの5モデルがあります。


同梱品は本体と取扱説明書。
外観・第一印象


本体はグレーメタリックな塗装で、光の当たり方によって上品な質感が出る高級感のある仕上がりです。


反対側には、100wの表示とPHYSCEのロゴ。


正面にはUSB-Cポートが3つと、USB-A。
上部のボタンは、RGBライティングのON/OFFやエコモードの切り替えに使います。


底面には、製品仕様が印字されています。




左右の側面には、ブランドロゴと特徴的なデザインのLEDランプが、配置。
どちらもRGBライトが仕込まれています。
RGBライティングという派手な機能を備えながらも、本体そのものの外観は落ち着いた印象。
一方で、USB-C×3・USB-A×1の4ポートを備えている分、最近の100Wクラス充電器と比べるとサイズはやや大きめです。持ち運び前提の超小型充電器を想像していると、卓上設置寄りのボリューム感に驚くかもしれません。
実測してみた
重量・サイズ




上記画像の左は、他社製100wのUSB充電器。搭載ポートはひとつ少ないので比較は参考程度に。


重さは公式で240g、実測では261gでした。
公称重量は約240gですが、実測では261gでした。USB-C×3・USB-A×1という4ポート構成に加え、各ポート独立のBUCK回路やRGBライティングの基板・配線を備えている分、小型軽量をうたう充電器と比べると確かにずっしりとした重さがあります。ただしこれは、ポートごとに専用回路を持たせた独立設計や光る演出とのトレードオフとも言え、単純な「重い=マイナス」とは言い切れない部分です。
各ポートの出力について
- USB-C1並びにC2単体使用時:最大100W(5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/5A対応)。USB-C1・C2は3ポート中もっとも高出力なポートで、C1はPD 3.2 AVSにも対応しています。
- USB-C3単体使用時:最大20W
- USB-A単体使用時:最大18W
- 4ポート同時使用時:合計最大95W(45W+30W+10W+10Wなど、接続機器に応じて自動配分)
C1・C2の2ポートがそれぞれ単体で100W出力に対応しているため、MacBook Proのような高出力を必要とする機器を複数同時に急速充電したい場合は、C1・C2への接続を優先すると効率が良いです。
C3・USB-Aはスマホやイヤホンなど、比較的低出力で足りる機器向けと考えると使い分けしやすくなります。
各ポートの詳細な設定
■単ポート使用時
USB-(C1/C2): 5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/5A (最大100W)
USB-C1(AVS) 15-20V/2A or (AVS) 9-15V/2.67A
USB-C3: 5V/3A, 9V/2.22A, 12V/1.67A (最大20W)
USB-A: 5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A (最大18W)
■2ポート使用時
USB-(C1+C2): 最大90W(Dynamic:45W+45W、60W+30W、30W+60W)
USB-(C1+C3): 最大80W(60W+20W)
USB-(C1+A): 最大78W(60W+18W)
USB-(C2+C3): 最大65W(45W+20W)
USB-(C2+A): 最大63W(45W+18W)
USB-(C3+A): 最大20W(10W+10W)
■3ポート使用時
USB-(C1+C2+C3): 最大95W(45W+30W+20W)
USB-(C1+C2+A): 最大93W(45W+30W+18W)
USB-(C1+C3+A): 最大80W(60W+10W+10W)
USB-(C2+C3+A): 最大65W(45W+10W+10W)
■4ポート使用時
USB-(C1+C2+C3+A): 最大95W(45W+30W+10W+10W)
■BatteryEcoモード有効時
各ポート最大約5W


残量一桁のMacBook ProとiPhone 17 ProMaxを同時充電してみると、MacBook側で約58w、iPhone側で約27wを計測。60wと30wに振り分けられました。
ポート1、2の組み合わせは、状況によって、45W+45W、60W+30W、30W+60Wのパターンから最適なものを自動で検出してくれます。




さらに3ポート目にiPad miniを追加充電。
iPad miniは残量9%でスタート。17wで充電がはじまりました。
USB-(C1+C2+C3)の同時使用は、最大95W(45W+30W+20W)に振り分けられます。
3台同時充電するとMacBook Proは流石に出力が心もとない感じがしますが、MacBook NeoやAirなら3台同時充電でも余裕ですね。
MacBook Pro 14インチを充電するなら単ポート使用または2台までと割り切っておくのも手です。
MacBook Pro M5 Pro 14インチ フル充電テスト


USB-C1ポート(PD 3.2 AVS対応、単体最大100W)を使って、手持ちのMacBook Pro M5 Pro 14インチを0%からフル充電まで実測してみました。


実測から見えたこと


- 0〜58%(〜35分)はほぼ85Wをキープ:C1ポートの単体最大値は公称100Wですが、実際にMacBook Pro側が受け入れていた出力は85W前後でした。ポート側の上限というより、MacBook Pro側の充電コントローラーがこの水準で制御しているとみられます。
- 58%〜82%(35分〜55分)にかけて出力が段階的に低下:85W→37Wまで、約20分間で出力が半分以下まで下がっています。バッテリー残量が上がるにつれて充電電流を絞る、リチウムイオンバッテリーの一般的なCC(定電流)→CV(定電圧)充電への移行が表れているかたちです。
- 80%到達は53分:容量の大きい14インチMacBook Proでも、1時間かからずに8割まで充電できた計算になります。日常的な「出先で少し充電して使う」用途では十分実用的な速度です。
- Appleの公式値との比較:Appleは適切な電源・ケーブルを使用した場合「約30分で最大50%」の高速充電が可能としています。今回の実測では、1分〜35分の区間はほぼ85Wを維持しており、この区間を補間すると30分時点はおよそ49〜50%程度になります。つまり、PHYSCE RGB Eco Fast Charger 100WはApple公式の目安に近い充電速度を再現できていると言えそうです。
- 82%〜99%(55分〜8I分)は長い足踏み区間:ここから満充電の88分までに32分もかかっており、出力も37W→12Wまでじわじわと下がり続けています。最後の1〜2%を詰める区間が最も時間がかかるのは、バッテリー保護のための充電制御としては想定どおり。
- 合計88分でフル充電:0%から100%まで通しで見ると、サードパーティ製としては高速な100W充電器と言えます。(一般的な100w充電器が0-100%にかかる時間は90分から120分です。)
発熱・温度


充電開始から40分が経過した時点(ちょうど85W→60W台へ出力が下がり始める高負荷帯)で本体表面温度を実測したところ、61.3℃という結果でした。素手で長時間触れ続けるのはためらう温度で、かなり熱くなる印象です。ちなみに開始から20分後の計測では51℃でした。
とはいえ、60℃超えでも充電速度は維持しているので、高負荷にも強い筐体といえます。
MacBook Pro 14インチを85W前後で充電し続けている間は相応の発熱があると考えたほうがよく、卓上に据え置いて使う分には問題ありませんが、手に持って使う、あるいは布や紙の上に直接置くような使い方は避け、風通しの良い場所に置くのが無難です。
BatteryEcoモードの使用感


実際にiPhoneをつないでBatteryEcoモードに切り替えたところ、出力は3W〜5W弱で推移し、発熱はほぼ感じられませんでした。公称の「各ポート最大約5Wに制限」という仕様どおりの挙動です。
この結果を踏まえて、iPhoneに対する実用性を整理してみます。
実用性はあるか
- 就寝中などに時間をかけてゆっくり充電したい場合:実用性は十分にあります。バッテリーへの発熱や負担を抑えて寿命を延ばしたいという目的に合っています。
- 日中に素早く充電したい・短時間でバッテリーを回復させたい場合:3〜5Wという出力は通常のPD急速充電と比べて非常に遅いため、実用的とは言えません。
つまりBatteryEcoモードは、「寝ている間の定位置充電」など用途を割り切って使う機能と捉えるのが実態に近いです。
急速充電しない場合、バッテリーへの負荷は減るのか
理論上、そして今回の実測(発熱ほぼなし)からも、発熱が少なくなる分バッテリーへの負荷(劣化の進行)は軽減されると考えられます。リチウムイオンバッテリーは「高出力による発熱」や「満充電状態での高電圧維持」が劣化要因の一つとされており、BatteryEcoモードのように出力を約5Wへ制限することで充電中の発熱を抑え、バッテリーセルへのストレスを減らす効果が期待できます。PHYSCE側も「300回充電後もバッテリー最大容量99%を維持し、劣化を軽減する」としています。
なお、近年のiPhoneには充電習慣を学習して80%以降の充電を遅らせる「バッテリー充電の最適化」機能が標準搭載されています。BatteryEcoモードは、こうしたiPhone側の機能と組み合わせて使う位置づけの機能と考えるとよさそうです。
RGBライティングの実用性




360度RGBライティングは、出力状況や充電ステータスを色で可視化する機能です。派手な演出に見えますが、実際に使ってみると淡い色でホタルのようにゆっくり点滅を繰り返すのでそこまで派手さはなかった、というのが印象です。
実際の挙動は以下のとおりです。
待機時(Standby)
- 青/シアン/緑/オレンジ/マゼンタの順に、1秒間隔で変化
充電時(Charging)
- 充電出力20W未満:青、シアンの順に変化を繰り返す
- 充電出力21〜35W:青色、緑色の順に変化を繰り返す
- 充電出力36〜65W:黄色、オレンジの順に変化を繰り返す
- 充電出力65W超:赤、マゼンタの順に変化を繰り返す
BatteryEcoモード時
- 緑色に点灯します
色が寒色(青・シアン)から暖色(黄・オレンジ→赤・マゼンタ)に近づくほど、今まさに高出力で充電されていることが一目で分かる仕組みです。実際にMacBook Proを85W前後で充電しているときは赤〜マゼンタ系、iPhoneをBatteryEcoモード(3〜5W)で充電しているときは緑というように、単なる装飾ではなく「今どれくらいの電力が流れているか」を直感的に把握できるインジケーターとして機能しています。


なお、光り方が好みに合わない・オフィス環境で目立ちすぎると感じる場合は、ボタン一発で消灯も可能です。
メリット
- 出力を色で視覚化できるため、充電状況を直感的に把握できる
- 高負荷な作業(ノートPCの長時間稼働など)でも安定した出力を維持しやすい設計
- BatteryEcoモードでバッテリーへの負担を抑えられる
- ポート独立給電により、機器の抜き差し時の瞬断ストレスが少ない
- PD100W対応USB-C×2、20WのUSB-C、USB-Aという実用的なポート構成
- 卓上設置がメインながら折りたたみ式プラグで持ち運びにも対応
デメリット
- 重量約240g(実測261g)と、超小型・軽量な100W充電器と比べるとやや重い
- 360度光るデザインは好みが分かれやすく、落ち着いたオフィス・インテリア環境では浮く可能性がある(消灯は可能)
保証・信頼性について


RGBライティングのような「デザインで選ぶ」という提案は、あくまで保証・信頼性の土台がしっかりしていてこそ成立するものです。その点でPHYSCEの体制も確認しておきます。
- 保証期間:2年間(お買い上げ日から)
- サポート:日本語サポート、平均返信時間24時間以内(営業日)
- 返品・交換:かんたん返品に対応
- 販売元:FaceSec Japan株式会社(設立:令和2年1月8日/所在地:東京都千代田区永田町1-11-28)
また、PHYSCE RGB Eco Fast Charger シリーズは各国の安全規格認証も幅広く取得しています。
- 日本:J62368-1適合(PSE)、証明書番号 AC 26 04 001
- 北米:UL E479246、FCC Part 15B SDoC、DoE Level VI、CEC Title 20、NRCan
- 欧州:CE(LVD+EMC)、UKCA、ErP 2019/1782、EEA 32か国
- アジア太平洋:CCC(中国)、BSMI(台湾)、KCC(韓国)、RCM(オーストラリア/ニュージーランド)、シンガポール、マレーシア
- 中東:SII(イスラエル)、ECAS(UAE)、SASO(サウジアラビア)、湾岸協力理事会6か国
- 相互承認制度:IECEE CB(BTL-CB3-1-S2503C041)+GCC G-Markにより24か国をカバー
合計70か国での認証取得(46か国は個別取得、24か国はIECEE CBおよびGCC G-Markによる相互承認)という実績は、単なる「光るだけの充電器」ではなく、国際的な安全基準をクリアした製品として作られていることの裏付けになっています。
どんな人におすすめ?


- 充電状況を視覚的に把握したい、RGB演出も含めて楽しみたい方:360度RGBライティングで出力・充電状況が色で分かり、デスク周りの見た目にもこだわりたい人に向いています。消灯もできるので、普段は控えめに、気分に応じて光らせるといった使い方もできます。どちらかというと据え置き型。
- ローカルAI推論や3Dレンダリングなど、長時間高負荷な作業でMacBook Proを使う方:メーカー公表のテストでは、Llama 3.3 70BクラスのローカルLLM推論やBlender・Redshift・Unreal Engineでのレンダリング作業中、120分間にわたり95〜100Wの出力を維持できるとされています(一般的な100W充電器は熱による出力低下で約65Wまで落ち込むケースもあります)。今回の実測でもMacBook Pro充電時に高い出力(約85w)を維持していたことを踏まえると、こうした高負荷用途との相性は良さそうです。
- iPhone・iPad・MacBookなど複数デバイスを同時に急速充電したい方:3つのUSB-Cポートそれぞれに専用回路(BUCK)を搭載しており、共有回路型の充電器にありがちな「3台目のポートが5V固定になる」問題を避け、機器ごとに必要な電圧を自動供給できる設計です。
- 日本企業の製品にこだわりたい方:販売元はFaceSec Japan株式会社で、2年保証・日本語サポートも自社で提供しています。海外ブランドの充電器に抵抗がある方や、何かあったときに日本語でやり取りできる安心感を重視する方にも選びやすい製品です。
まとめ


PHYSCE RGB Eco Fast Charger 100Wの充電速度はApple公式の「約30分で最大50%」という目安とほぼ一致しており、80%到達も53分と、100Wクラスの充電器として十分な水準でした。もちろん61.3℃という発熱の高さは気になるポイントですが、これも「高出力を維持すれば相応の熱は出る」という、物理的にある程度避けられない部分でもあります。
今回の検証とおして、製品の品質としては、十分なクオリティの高さを感じることができました。
PHYSCEは2年保証・日本語サポート・70か国での安全規格認証という体制を敷いており、「信頼できる製品」でもあります。
高い性能と実用性、そして遊び心を兼ね備えた「光る充電器」といえます。
もちろんオフィスの雰囲気によっては浮いてしまう可能性もあるので、消灯機能があるのは実用面でも安心材料です。
気になった方は、ぜひ製品ページでチェックしてみてください。
より高出力を求めるなら140wモデルがおすすめです。



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