iPhoneシリーズのケースブランドとしてすっかり定着してきたTORRASから新しいMagSafe対応iPhoneケース「UPRO Ostand Spin」が発売されました。
「UPRO Ostand Spin」ケースは、ゼンマイ式で回転するリングを搭載していて、スタンド、グリップホルダー、マグネットに対応した3in1仕様。
管理人も以前から使っている「UPRO Ostand R」と機能は同じですが、使い方と特性は異なります。
今回は、TORRAS さんから実機を提供していただいたので、実際に両者を比較しながら、「購入するならどっち?」という疑問に回答します。
まずは簡潔に答えから。
ボクが選んだのは、僅差で「TORRAS UPRO Ostand R」
どちらも実用的なギミックと高い衝撃耐性を備えていますが、最終的にボタン周りのデザインで決定しました。
使いやすさで選ぶなら「Ostand Spin」かなと感じました。
それでは詳しくレビューしていきます。
記事の最後には、今回紹介するケースに合わせても使いやすい、超薄型のMagSafe対応モバイルバッテリーもあわせて紹介します。
※本記事はプロモーションを含みます。
2つのTORRAS製iPhoneケースを紹介
まずはひとつずつ製品を紹介していきましょう。
今回レビューに使ったのはiPhone15 ProMaxです。
TORRAS UPRO Ostand Spin
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TORRAS Ostand Spinは、ヒンジ部分がゼンマイ式で、MagSafeリングが回転するタイプ。
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切り欠きを持ち上げることで、グリップリングとしてもスマホスタンドとしても使える便利なギミックを搭載。
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360°回転するヒンジの付け根が、90°ごとにカチッカチッと止まってくれる。
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ヒンジ部分の背面は、パッドシールが当てられていて、iPhoneを傷つけないように設計されています。
素材は背面の硬い樹脂とバンパー部の柔らかい樹脂の2層構造。
柔らかいバンパー部分は、落下や追突の衝撃を吸収してくれます。
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ボタンカバー部分はすべてスリット式。
押し心地は、柔らかく申し分なのですが、5,000円超えのケースなので隙間を見せない高級感も欲しかった。
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MagSafeリングは、後から紹介する「Ostand R」よりもカッチリ感があり、回転ギミックもゆるみがなく使っていて安心感があります。
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端子部分は、大きめに開いているのでThunderbolt端子も挿さる。
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ケース重量は52g(iPhone15 ProMax用)。
金属リングを搭載しているので、軽くはないけど重いというほどではない。
MagSafeリングを搭載したケースなら一般的な重さ。
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スタンドはどんな角度でも対応できるフレキシブルさがグッド。
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ハンドグリップ機能も、スマホをつかみやすくてグッド。
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自撮りのときは、ハンドグリップとしてMagSafeリングが大活躍。
iPhone15 ProMaxは、特にボディが大きすぎてリング無しでは画面内のシャッターボタンが押せない。
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ワイヤレス充電もバッチリ。
TORRAS UPRO Ostand R
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TORRAS Ostand Rは、MagSafe対応の磁気リング自体が360°回転するタイプ。
付属品としてOstand Spinにはない、付け替え用ボタンが2種類付属しています。
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![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/05/torras-case-3.jpg)
ボタンはブラックが装着されていますが、オレンジやグリーンに付け替えてもOK。
メタリックな材質なので高級感もあります。
ゼンマイ式のOstand Spinもこのボタンだったらよかったかも。
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ボタンの押しやすさは、クッションが柔らかく抜群。
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磁気リングも強力で、MagSafeアクセサリーも問題なく使えます。
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磁気リングは360°するタイプで自由な位置に配置できます。
これが便利なところではあるんですが、リングを引き出すときの切り欠きに位置が毎回変わるので、いちいち目視しないと操作できないのがOstand Spinよりわずらわしい。
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背面はハードな半透明樹脂ですが、サイドは柔らかくTPU素材に近い。
ある程度弾力があるため、ケースにiPhoneを入れやすいし、衝突や落下の衝撃を和らげてくれます。
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スタンドとしては非常に優秀。
特に横向きで、垂直にタテられるのはビデオ撮影やリモートのときはかなり役立ちます。
直立させることができるスタンドやケースはなかなかありません。
この点は、「Ostand R」と「Ostand Spin」どちらも秀逸です。
注意点は、タテ方向での直立は、Ostand Spinのみなので、購入する場合は、製品の特性をよく考えましょう。
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「Ostand R」の重さは54g。
「Ostand Spin」は52gということで、ほぼ同重量といっていいでしょう。
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ハンドグリップは、位置を自在に変えられるので非常に使いやすい。
「Ostand R」と「Ostand Spin」の違い
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MagSafe対応磁気リングを搭載した「Ostand R」と「Ostand Spin」は、とても似ている製品ですが、わずかな違いがいくつかあります。
わずかな違いとはいいますが、そのことがユーザーのターゲット層をわけることになるので、とても重要です。
画像で比較しながら見ていきましょう。
ハンドグリップの位置が違う
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ゼンマイ式の「Ostand Spin」は、スマホの少し下側を持つことになります(画像左側)
「Ostand R」は中央寄りで構えます(画像右側)
もちろん、両者ともにリングは回転式なので多少の位置は変えられます。
iPhoneのサイズにもよりますが、手の位置は中央が良いのか、それとも下部が良いのか、それも各ユーザーの選択する判断材料のひとつです。
スタンドの角度
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「Ostand R」と「Ostand Spin」は、角度調整の幅がとても広く、バリエーションが多いのもメリットのひとつ。
横置き(ランドスケープ)時は、両者とも直立が可能。
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タテ、ヨコどちらの角度調整も両者問題なく対応できます。
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「Ostand Spin」にできて、「Ostand R」にできないのが、このタテ方向の直立。
タテ方向の直立をさせたいひとは、「Ostand Spin」一択です。
ボタンカバー
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![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/05/torras-case-10-2.jpg)
左が「Ostand Spin」、右が、「Ostand R」の画像。
管理人が「Ostand R」を選んだ理由にもつながっています。
左の「Ostand Spin」は、ボタンがすべてスリット式。
対して右の「Ostand R」のボタンカバーは隙間もなくメタリックな素材で、見た目の高級感も出ています。
スリット式はヨコから水滴やホコリが入りそうで心配。
iPhoneは防水機能もあるのでそこまで過敏になることはありませんが、見た目のビジュアルは大事です。
ボタンの付け替えは出来なくても、「Ostand Spin」がスリット式でなくなればベストな選択になります。
リングの触り心地と切り欠き
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リングの厚みは「Ostand Spin」が1.6mm、「Ostand R」が1.8mmと、Ostand Rの方が気持ち厚め。
触り心地は、「Ostand Spin」の方が上。
厚いほうが握りやすそうですが、「Ostand Spin」はゼンマイ式なのでグラつきがなく、「Ostand R」はスルスル動くため、グリップしたときの安定感がない。
「Ostand Spin」は、切り欠き部分が違う色で塗装されているので視認性も高い。
MagSafeアクセサリーの同時使用
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取り付けているのは、磁力とワイヤレス充電対応のTORRASのモバイルバッテリー。
「Ostand R」は、リングがスルッと回転するため、マグネット搭載のアクセサリーも左右にグラついてしまいます。
左右に振られても、ワイヤレス充電の位置に影響はありません。
「Ostand Spin」は、カッチリ固定できます。
違いを比較した結果
Ostand Spin | Ostand R | |
ハンドグリップ | 位置が下 | 位置が中央 |
ボタンカバー | スリット式 | メタル素材 |
スタンド | タテヨコ直立可能 | タテ方向の直立が出来ない |
リング | ゼンマイ式でカッチリ固定 | スルスル動くので不安定 |
磁気アクセサリ | しっかり固定 | 左右に振れる |
違いを比較してわかったのは、UPro Ostand Spinの方がより万人受けするモデルということ。
ボタンカバーにこだわるのは、私くらいかも。
ケースと一緒に使える極薄モバイルバッテリー「MiniMag」
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/05/torras-case-43.jpg)
紹介しているUPRO Ostand SpinやOstand Rに組み合わせて使うなら、最高の薄型モバイルバッテリー「MiniMag」があります。
- 超軽量・極薄
- 最大18Wの高出力
- マグネット式ワイヤレス充電可能
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![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/05/torras-case-17-2.jpg)
側面から見るとかなりの薄さ(8mm)だということがわかるはずです。
実測で111g、とても軽量スリムなモバイルバッテリー。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/05/torras-case-15-2.jpg)
ワイヤレス充電を使うもよし、付属のケーブルを使えばMax18Wの急速充電が可能。
レンズへの干渉もありません。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/05/torras-case-16-2.jpg)
iPhoneの背面に装着すると、ワイヤレス充電がはじまります。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2024/05/torras-case-14-2.jpg)
マグネットで固定しながら、より高速な有線充電というのもアリです。
これだけ薄型&軽量なら、持ち運びもラクラク。
加えてMagSafe対応のワイヤレス充電が可能という、かなり魅力的なモバイルバッテリーです。
総評
今回比較紹介したのは「UPRO Ostand R」と「UPRO Ostand Spin」
どちらも悩ましいくらい使い勝手の良いiPhoneケースです。
タテ方向の直立を重視して「Ostand Spin」を選ぶもよし、私のように、ボタンカバーにこだわって「Ostand R」を購入するのもアリです。
みなさんならどちらを選びますか?
今回の「UPRO Ostand R」と「UPRO Ostand Spin」が気になった方は、製品ページをチェックしてみてください。
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