iPhoneにMacBook、iPadなどApple製ガジェットを揃えまくっている管理人が選ぶベストUSB充電器、それがAnker Prime Wall Charger 67W。
世の中、様々なUSB充電器がありますが、まず重視したいのは信頼性です。
充電はモバイルガジェットの要(かなめ)です、価格や見た目も重要ですが、もし壊れてしまえばすべてのガジェットが使えなくなってしまいます。
前回の記事でも書きましたが、某ブランドの充電器が、旅行で突然使えなくなったことがあり、現在信用しているのはAnkerとUGREENだけ(あくまで実体験に基づく個人の感想)。
その中でもAnker製品は、シェアも広いのに故障もあまり聞かない、もしもの不具合への対応も丁寧、保証も長い。
不具合への対応、というのはこれまで実際にサポートに何度かメールしてますが、いつも丁寧に対応してくれます。
ということで、選んだUSB充電器が「Anker Prime Wall Charger 65W」
早速レビューしていきます。
100Wではなく65Wタイプを選んだ理由
実はAnker Prime Wall Charger には65Wタイプと100Wタイプが存在するのですが今回選んのは67Wタイプ。
もしMacBook Proユーザーなら100Wタイプを選んだと思いますが、ボクのメイン機はM3 MacBook Air 13インチ。
とにかく重さとサイズを抑えて、携帯性を重視するスタイルなので、少しでもコンパクトな65Wにしました。
最大30Wの小型USB充電器もありますが、充電速度はもちろん、重い作業をしたときや、複数のガジェットを同時に充電したいときは、67Wくらいは欲しい。
そういう理由で最小の30Wよりもパワフルで100Wタイプよりも小型の67Wタイプに落ち着きました。
Anker製品の信頼性は?
Ankerはホームページを見ても分かる通り、近年は保証にもクオリティにも一層の力を入れています。
例えばPSEマークの表示と自社独自のストレステスト。
日常起こり得る事象よりも、かなりの高負荷をかけてテストを行っています。
今回購入したAnker Prime Wall Charger 67Wは、同社のUSBチャージャーの最高峰でクオリティも高いものになってます。
保証も2年付いていてさらに会員登録で半年間、延長が可能です。
不具合についても他のAnker製品で3回ほど問い合わせたことがありますが、メールの返信も早いし、丁寧。
もちろん格安のものより価格は上がりますが、USB充電器は安心安全が第一。
モバイルバッテリーも、あまりに信頼性が低いと発火が怖いですが、もし動かなくなってもなんとか凌(しの)げます。
しかしUSB充電器は、旅行中や出先などで壊れたら、充電する術(すべ)が無くなります。
価格よりもクオリティを重視するべきはモバイルバッテリー<USB充電器だと思うのです。
Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN) スペック表
Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN) のスペックを確認。
型番 | A2669 |
入力 | 電圧: 100-240V 周波数: 50/60Hz 電流: 1.8A |
出力 | 合計最大出力: 67W USB-C ポート 1: 5V/9V/12V/15V/20V, 3A (最大) USB-C ポート 2: 5V/9V/12V/15V/20V, 3A (最大) USB-A ポート: 4.5V/5V/9V/10V/12V/15V/20V 最大22.5W |
複数出力 | 2ポート利用時 USB-C1+C2:MAX65W USB-C1+A:MAX65W USB-C2+A:MAX65W 3ポート利用時 USB-C1+C2+A:MAX64.5W |
ポート数 | 3 |
サイズ | 約50 x 40 x 39 mm |
重さ | 144g |
安全機能 | 過電流保護 過熱保護 短絡保護 異常電圧保護 |
その他 | GaN 採用, 折りたたみ式プラグ, PSE 技術基準適合, PD, PPS規格対応 |
対応機種 | MacBookシリーズ, iPad Pro, iPhoneシリーズ, その他 USB Power Delivery 対応機器 |
100Wタイプはこちら。
外観
コロンとしたカタチで可愛らしい外観。
どの充電器にも言えるのですが、出力の表記「67W」とプリントしていてほしい(けっこう切実)。
手持ちのUSB充電器が増えてくると、どれが何ワットタイプなのか見分けがつかなくなります。
ポートはUSB-Cポートが2つ、USB-Aポートがひとつ。
USB-Cはどちらも最大67W、USB-Aは最大22.5W。
複数ポート接続した場合は、充電器側が自動で振り分けてくれるので、どこに何をつなごうか、考えなくてイイ。
PDだけでなくPPSにも対応しているのでGalaxyなどAndroidスマホの急速充電にもしっかり対応。
側面にはANKERとGaNPrimeのロゴ。67W表記が欲しい。
横サイズが短いので、Wall Chargerの名前どおり、壁付で使っても垂れ下がる心配がない。
コンセントプラグ側には、製品詳細が記載されています。
コンセントプラグは折りたたみ式で跳ね上げて使います。
折りたたみ式プラグは、持ち運びのときにコンパクトになるのでやっぱり便利。
最近は、出力の高いものはほとんどが折りたたみ式。
他社製USB充電器と比較|サイズ感
手のひらに収まるちょうどよいサイズ感。
プラグをたたんだ状態で、奥行き50 x 幅40 x 高さ39 mm。
これくらいならどんなガジェットポーチにも収まるのではないでしょうか。
実測では148g(カタログ値144g)
最近の65W級としては少しだけ重め。
UGREENのNexode 65Wと比べると約26g重い。
とはいえ、熱対策と複数ポート使用時の出力自動調整などの機能を考えれば、多少重くなってもしょうがないです。
手持ちの65W級USB充電器と比較。
Apple純正充電アダプタも最近は小型にはなってきましたが、やはり1ポートは使いづらい。
Wall Charger(=壁の充電器)という名前だけあって、全長が短く、ずんぐりむっくりな形なので、壁付けコンセントに差し込んでも下方へ垂れにくい。
ポート面は、他社製に比べると横幅があるので、狭い隙間で使うのは不向き。
実際に使ってみる
実際の充電能力を測定。
残量30%程度のiPhone15ProMaxで出力値は19W〜22W前後。
発熱の心配もほとんど無し。
MacBook Air 15インチにも接続。
MacBook Airのシステム情報で67W 充電器として認識されています。
純正70W充電器をAnker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN) に替えるだけで、持ち物をかなりコンパクトに抑えられます。
まとめ
- コンパクトで軽量な67Wタイプ
- 3ポート装備
- Anker製で信頼度が高い
- 出力の自動振り分けが便利
- ヨコのサイズが短いのでコンセント直挿しでも垂れ下がらない
- 最新の65W級USB充電器よりは少し重い
- 価格が高め
今後は今回紹介したAnker Prime Wall Charger、コンパクトなAnker 511 Charger (Nano 3, 30W)、旅行に最適なコード内蔵Anker 615 USB Power Strip (GaNPrime 65W)、この3点で使い分けしていこうと思ってます。
コンパクトな511 Chargerは、出先での予備電源としても優秀で、セットで持ち出せばMacBook Airだって充電できます。
これでもう充電器で悩まなくて済みます。
今回の記事でAnker Prime Wall Charger 67Wが気になった方は、製品ページをチェックしてみてください。
ホワイトモデルもあり、2色展開です。
旅行用のメインUSB充電器はこちらのAnker 615 USB Power Strip (GaNPrime 65W)。
充電器のまとめ記事はこちら
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