【レビュー】DOCKCASE 9-in-1は発熱対策されたUSB-Cハブ|冷却性能に満足!

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【レビュー】DOCKCASE 9-in-1は発熱対策されたUSB-Cハブ|冷却性能に満足!

今回は高性能USBハブ『DOCKCASE 9-in-1』のレビュー記事です。

USBハブの発熱は結構気にする方が多いのではないでしょうか?

特にUSB-CからHDMIへの変換はかなりの熱を伴うため、全く対策されていない粗悪品のハブなどを使っているとデータはもちろんパソコンそのものがダメージを受けかねません。

今回紹介のDOCKCASE 9-in-1はUSBハブ内部に放熱ファンを搭載した究極の形。

実際に使用してみましたが、熱が上がらないという安心感は想像以上にストレスから開放してくれます。

『DOCKCASE 9-in-1』の特徴は熱対策だけではありません。

ハブ自体にディスプレイを搭載し、各ポートの稼働状況をリアルタイムで表示。

各ポートも、高速なUHS-II対応のSD,microSDや4K@60Hzの映像出力に対応したHDMIを搭載するなど基本性能も高スペックな一台。

早速レビューしていきます。

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DOCKCASE 9-in-1:製品詳細

製品スペック

メーカーDOCKCASE
USBポート数‎9
カラー‎ブラック
搭載液晶1.54インチHDディスプレイ
搭載ポート①100W PD3.0 USB-C充電用×1
②4K 60Hz HDMI×1
③10/100/1000Mbps有線LAN×1
④microSD(UHS-II)スロット×1
⑤SD(UHS-II)スロット×1
⑥⑦USB-A3.2 Gen2×2
⑧⑨USB-A 2.0×2
サイズ‎15.1 x 5 x 1.63 cm
重さ‎201 g
ケーブル込210g

本体201gはなかなか重いけど、それを補って余りある性能を持つ製品。

外観

本体中央に1.54インチHDのディスプレイ。

これがかなり便利。

底面には製品仕様とDOCKCASEのロゴ。

4箇所にゴム足があり、デスク上でカタカタすることもなく安定。

側面にはホストPCとの接続用USB-Cポート。

両側面に各ポートが配置。

ある程度距離をとって配置されているので、接続したポート同士が当たるようなことはないです。

D-Keyコントロールボタンを使うことで、表示される情報を操作できます。

内部の冷却用ファンが稼働することで排気口から放熱されるシステムは据え置き型のドッキングステーションにもなかなか無い。

SD&microSDスロットを同時に使用しデータのやり取りが可能。

どちらもハイスペックで、高速(最大300MB/s)なUHS-II規格に対応。

USB-Aは3.2Gen2と高速仕様なんですが、USB-Cのデータポートがないのがちょっと残念。

USB-Cのデータ転送ポートがあるのはDOCKCASE 8-in-1。

こちらは9in1と違い、8in1はSDカードスロットがないのが痛い。

1.54inch ディスプレイとD-Keyコントロールボタン

DOCKCASE 9-in-1の様々なディスプレイ表示を操作するには、D-Keyボタンを使います。

  1. D-Keyを短押し、本製品の画面方向を回転
  2. D-Keyを6秒押しすると、本製品のコントロールパネルに移動

コントロールパネル中の切替:

  1. D-Keyを短押し、選択項目の移動
  2. D-Keyを3秒押しで、コントロールオプション使用の確認
  3. RESTARTで変更を保存して再起動

常に表示されているホーム画面にはひと目で接続中の情報が確認できます。

  • PDポートやHDMIポートの内部温度
  • ディスプレイポートのバージョン
  • PD充電の電力
  • 接続中のモニター情報
  • SDカード,有線LAN,USBなど各ポートの情報

ホーム画面中、3秒押しで表示できるモニター情報。

モニターのメーカー、型式などびっくりするくらい詳細な情報が表示できます。

4K@60Hzで接続されていることも確認可能。

PD充電では、PDバージョン、接続中の充電器からのワット数やアンペア数を確認可能。

6秒長押しで表示されるコントロールパネル。

表示だけでなく、各項目のカスタムも可能。

特に、①ハブ/ドック本体で使用するワット数の調整、⑥USB3.2の転送速度、⑦ファンの回転数は個人的にうれしい仕様。

ファンの音は周囲が無音状態なら聞こえる程度、それよりも温度を抑えてくれるというメリットが大きい。

ファンの稼働は、65℃、75℃、85℃、常時、OFFの5パターンから選べます。

常にHDMIポートやPDポートを使うなら常時ONか65℃スタートがいいかも。

使用感

USB3.2Gen2ポート

気になるのはデータ転送用のUSB-Cポートが搭載されていないこと。

M1/M2 MacBook AirユーザーはUSB-Cポートがひとつ占有されてしまうのでチェックしておきましょう。

DOCKCASE 9-in-1経由でPD充電できるし、MagSafe充電ポートもあるので不便というわけではないです。

サンディスクのエクストリームポータブルSSD V2(最大読出1050MB/s)でテスト。

十分な速度が出てるので実用レベル。右側のMacBook Airに直接接続したときと比べると若干低い。

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SDカードスロット(UHS-II)

SDカードスロット付きのUSBハブは数多く出回ってますが、UHS-II対応のものは少ない。

DOCKCASE 9-in-1はSDカードとmicro SD(TF)カードのデータのやり取りができるのもグッド。

検証にはKingstonのSDXCカード V90(最大300MB/s)を使用。

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読み込み約296MB/s、書き込み約158MB/s。

UHS-I規格対応のUSBハブでは最大100MB/s付近が打ち止めなことが多い、さすがUHS-IIといったところ。

冷却ファンの威力

冷却ファン搭載で、放熱性能が高く、とにかく熱くならない

これだけでDOCKCASE 9-in-1を買う価値アリ。

FANを回していれば表面温度が40℃以上になることはなかったです。

長時間のプレゼンやリモートワークでの使用も、かなり安心できます。

ディスプレイの強度

いくら強度が高いとはいえ、持ち運ぶとなるとディスプレイの傷も心配。

そんなときは、ディスプレイ保護フィルム。

DOCKCASE 9-in-1用の保護フィルムがECサイトでも購入できます。


DOCKCASE 9in1はおすすめのUSBハブ

おすすめポイント
残念ポイント
  • ディスプレイに正確なデバイス情報が表示される
  • ハブの機能をカスタマイズ可能
  • 冷却ファン搭載で放熱性能が高い
  • 各ポートが高性能
  • 4K@60Hzの出力に対応
  • 一般的なUSBハブより重い
  • USB-Cデータ転送ポートが非搭載

手持ちのUSBハブの発熱に悩まされている方は、DOCKCASE 9in1の購入を検討してみてはどうでしょうか。

放熱処理に優れているので、据え置きのドッキングステーションの代わりとしても使えそうです。

その他、UHS-II対応の高速SDカードスロットの搭載、USB-A3.2Gen2ポート、4K60HzのHDMIなど高性能ポートが気になった方も製品をチェックしてみてください。

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高性能USBハブなど自分に合ったものを探したいという方は、こちらの記事もおすすめ。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • お世話になっております。
    DOCKCASEのEllaです。

    弊社の9-in-1 USB C ハブのレビューを書いていただき、誠にありがとうございます。
    最新の10-in-1に興味をお持ちいただけましたら、いつでもご連絡ください。喜んでサンプルを無料でご提供いたします。お返事をお待ちしております。

    よろしくお願いいたします。

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