こんにちは,管理人のデジまろ(@digimalog)です。
今回,自宅で使うワイヤレスヘッドホンが欲しい!しかもなるべく安く!ということで『Anker Soundcore Life Q10』を購入してみました。
いつも自宅では有線を使うことが多いのですが,映画やYouTube見たり,ゲームしたり,いわゆる娯楽に有線はやっぱりウザいのです。
手に入れて数日,この『Anker Soundcore Life Q10』を使ってますが,やっぱりワイヤレスって快適です。
どのへんを気に入って,どんな使い方を想定して購入したのかレビューしていきます。もちろん,いまいちポイントもお知らせします。
購入を決めたポイント
安いだけのワイヤレスヘッドホンは沢山あります。
その中で選んだ理由をあげてみます。
・やっぱり安心できるメーカーから選びたい
・充電はUSB-Cがいい
・自宅用なのでノイズキャンセリング機能は要らない
・遅延気になったときのため有線モードも欲しい
・電話かかってきたときのためマイクとマルチポイント機能が欲しい
これだけの機能が揃って4,000円切るのは破格です。
上位のSoundcore Life Q20もあるのですが,効きの良くないノイキャンは要らないのと,なにより充電がmicro-USB。
なるべくUSB-Cで統一したい(Lightningがあるのは内緒です)ため,却下となりました。
しかもQ20の価格帯になるとあと2,000円程度出せば,全部入りでノイキャン瀬能も高い上位機種のSoundcore Life Q30に手が届くのでなんだか選択肢としても中途半端な気がしてしまいます。
音質は,この価格なのでそこまで求めていませんでしたが,ドンシャリのおかげもあり,映画の迫力も十分です。
Anker Soundcore Life Q10製品詳細
重さ | 約290g |
再生可能時間 | 最大60時間 |
充電時間 | 約2時間 |
充電端子 | USB Type-C |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.0 |
Bluetoothプロファイル | AVRCP / A2DP / HFP / HSP |
対応コーデック | AAC / SBC |
周波数応答 | 20Hz-20KHz (Bluetooth接続時) 、16Hz-40KHz (AUXケーブル接続時) |
パッケージ内容 | Soundcore Life Q10,3.5mm AUXケーブル,USB-C to USB-A ケーブル,説明書,18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後) |
製品型番 | A30320F2 (ブラック) / A3032032 (ブルー) / A3032012 (レッド) |
※AUXケーブル接続時ハイレゾ対応
※ハンズフリー通話可能
※短時間充電:5分の充電で最大5時間の連続再生が可能
Anker Soundcore Life Q10外観
本体は折りたたみできてコンパクトに。
ただし,ケースやポーチはありません。
カップ内部にはL/Rが大きく印字され,わかりやすい。
もっとも右耳にしかボタン類がないので,それで十分装着ミスは防げます。
ヘッドバンドの調整は,カチカチカチッとスムーズ。
金属が使われていて剛性も問題なし。
イヤーカップは耳にフィットするよう可動式です。
イヤーカップはしっかり耳を覆ってくれて,クッション性も柔らかく良好。
ヘッドバンドのクッション性は,少し硬め。
悪くはないけど,数万円の高級機と比べると薄いです。値段相応といったところ。
装着するとこんな感じ。
実際の装着感は,ちょっときつめかなと思いますが,3時間程度(途中10分休息2回あり)は問題なしでした。
密閉型なので,あまりゆるいと狙った音質が表現できないというのもあるでしょうが,ユーザーの顔の大きさにも左右されるので一概に良し悪しは決められません。
ヘッドホン本体の重さは285g
手持ちのBOSE NC700が260g。
まあ,ワイヤレスヘッドホンとしては並といったところ。
Anker Soundcore Life Q10の使い方(ボタン操作)
日本語はもちろん多言語対応説明書はありませんが,挿絵のみで使い方を解説してます。
人によって,はじめてのワイヤレスヘッドホンとかの場合,分かりづらいかもしれません。
操作はすべて物理ボタン。
電源ボタンの機能
・電源ON/OFF:3秒長押し
・機器登録:電源OFFの状態から電源ONさらに+2秒で登録待機
・曲操作:1タップで再生・一時停止
・通話:1タップで通話開始・通話終了
・Siri:1秒長押し
音量ボタン
・音量操作:+ー
・曲操作:送り+を1秒長押し,戻しーを1秒長押し
Bassボタン
・Bass Boost:1タップでON/OFF
Anker Soundcore Life Q10の音質
ひとことでドンシャリです。
低音は悪くありませんが,高音がちょっと軽いです。
値段相応ですが,それでも低音のおかげで映画視聴には非常に快適です。
低音のブーストボタンありますが,かなり強くなるのでお好みでお使いください。
セリフは聞き取りやすいですが,高い声色は少し刺さります。
音楽は音数が増えてくると潰れる印象はありますが,及第点といったところです。
この価格で,あまり多くを求めてはいけませんが,音質は十分な印象です。
「どうしても高音質で聞きたい曲がある」なんてときは有線接続も使えます。
遅延については,音ゲーなどやらないので,わかりませんがRPGや簡単なアクションゲームなどでは問題ありません。
映画ももちろん音ズレなど気になりません。
FPSなどをする方は,ケチらずaptX LLなど低遅延対応ヘッドセットを購入しましょう。
ワイヤレスヘッドホンだとノイズキャンセリングの有無を気にする方も多いですが,自宅用として使うなら,ノイズキャンセリングは必要ないと思ってます。インターホンの音や電話やメッセージの通知音など,全く無視することはできないからです。自宅と外出用と併用ならノイズキャンセリングありがいいですね。
有線モードは,ハイレゾはもちろん通常の音源でも全く別物の音質になります。
音数が集まった時の潰れも少なくなりますし,音質も落ち着いた音になります。
もっともほとんどの方がワイヤレス目的の購入でしょうから,使う場面は限定的です。
密閉型を長時間装着する
密閉型の特性で,どうしても夏はムレや汗が気になってしまいます。
そこでおすすめしたいのはイヤーカバー。
ニット素材で,蒸し暑い夏特有のピタッと張り付く感じが無くなります。
Soundcore Life Q10に装着すると少し音が軽くなりますが,快適なヘッドホン運用ができます。
イヤーカップの劣化軽減にも。
私は,Q10にもBose NC700にもMサイズを使っています。
総評
この価格帯のワイヤレスイヤホンとしては,安心して使える1台です。
イマイチなところは,キツめの装着感と軽めの高音ですね。
欲を言い出すときりがありませんが,有線(ハイレゾ可)使えて,マイクがありマルチポイント(2台同時接続)までついているなんて最高です。
自宅や職場専用でノイキャンなどの必要がなく低価格帯のワイヤレスヘッドホンを探しているならチェックしてみてもいいのではないでしょうか。
Anker製品のレビュー
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