【レビュー】富士フイルム X-S10はズームレンズキットがおすすめ|動画も強い!

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ブログを書くようになり,ほぼ毎日カメラを触るようになった管理人のでじまろ(@digimalog)です。

これまで静止画の撮影にはPanasonicのLUMIX DMC-GX-7MK2を使っていたのですが,愛用していたレンズのAFが壊れたことと,もう少し良いカメラが欲しくなり今回FUJIFILM X-S10のズームレンズキットを購入しました。

富士フイルムのカメラは,同社が長年写真フイルムで培ってきた色の表現技術をレンズやデジタルに応用しているのが大きな魅力

特に,写真フィルムを再現した色味に切り替えられるフィルムシュミレーション機能は秀逸

X-S10ならダイヤルを回すだけで簡単に設定可能。

その独特の色合いは,斬新でどこか懐かしさもあり,毎日撮っていても飽きません。

ブログや動画用に,SONYのZV-1やZV-E10も使いっているのですが,静止画を撮るにはやはりファインダーが必須だなと感じることが多く,X-S10を購入したのは正解でした。

動画機としての基本,本体内に手ブレ補正を搭載しているのもX-S10を選んだ理由。

そんな一眼ミラーレスカメラ『FUJIFILM X-S10』と『XC15-45mm』のズームレンズキット購入したのでじっくりレビューしていきます。

目次

FUJIFUILIM X-S10 + レンズキット製品スペック

有効画素数約2610万画素
撮像素子23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ)
X-Trans CMOS 4センサー
画像処理エンジンX-Processor4
センサークリーニング圧電素子による超音波方式
記録メディアSDメモリーカード(~2GB)
SDHCメモリーカード(~32GB)
SDXCメモリーカード(~2TB)
静止画記録方式DCF Ver.2.0準拠
JPEG(Exif Ver.2.3、 DPOF対応)
RAW(14bit RAF独自フォーマット)
レンズマウントFUJIFILM Xマウント
撮影感度標準出力感度
AUTO1/AUTO2/AUTO3(I SO12800まで設定可能)/ISO160~12800(1/3段ステップ)
拡張モードISO80/100/125/25600/51200
測光方式TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ/中央重点
露出制御P(プログラムAE)/A(絞り優先AE)/S(シャッタースピード優先AE)/M(マニュアル露出)
露出補正-5.0EV~+5.0EV 1/3EVステップ(動画撮影時は-2.0EV~+2.0EV)
手ブレ補正補正機構センサーシフト方式5軸補正
電子防振あり(動画のみ)
ブレ防止モードブーストあり(動画のみ)
シャッター形式電磁制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター
フォーカスシングルAF/コンティニュアスAF/MF(リング回転式)
ホワイトバランスオート/カスタム1~3/色温度(ケルビン値)選択(2500K~10000K)
セルフタイマー10秒/2秒
インターバルタイマー撮影あり(撮影間隔、 撮影回数、 開始時刻設定)
フラッシュ内蔵フラッシュあり
手動ポップアップ式
TTL調光フラッシュ(スーパーiフラッシュ)
アクセサリーシューあり(TTLフラッシュ対応)
ファインダー0.39型有機ELファインダー
約236万ドット(視野率約100%)
液晶モニター3.0型 3:2アスペクト
バリアングル式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター 約104万ドット
動画
※連続最大30分まで
ファイル記録形式: MOV、MP4
圧縮方式: MPEG-4 AVC/H.264
音声記録方式: リニアPCM ステレオ、AAC
DCI4K(4096×2160)29.97pまで
4K(3840×2160)29.97pまで
Full HD(2048×1080) 59.94pまで
Full HD(1920×1080) 59.94pまで

Full HD(1920×1080)ハイスピード動画
240P/200P 200Mbps(記録時) 連続最大約3分まで
120p/100p 200Mbps(記録時) 連続最大約6分まで
フィルムシミュレーションモード18モード
HDR合成AUTO、200%、400%、800%、800% +
ワイヤレス転送部IEEE802.11b/g/n(無線LAN 標準プロトコル)
BluetoothRBluetooth Ver. 4.2
入出力端子USB Type-C(USB3.2 Gen1x1)
HDMIマイクロ端子(Type D)
ø3.5mmステレオミニジャック
※マイク、リモートレリーズ兼用
ホットシュー
電源充電式バッテリーNP-W126S
静止画撮影可能枚数
約325枚(ノーマルモード時)
実撮影電池寿命※顔検出OFF時
[4K] 約40分(29.97p時)
[Full HD] 約40分(59.94p時)
連続撮影電池寿命※顔検出OFF時
[4K] 約55分(29.97p時)
[Full HD] 約65分(59.94p時)
本体外形寸法126.0mm×85.1mm×65.4mm
質量約465g(バッテリー、 SDメモリーカード含)
動作環境温度:0℃~+40℃
湿度:10%~80%(結露しないこと)
付属品充電式バッテリーNP-W126S
専用USB-C to Aケーブル
ヘッドホン用アダプター
ショルダーストラップ
ボディーキャップ
使用説明書
保証書一式
FUJIFILM X-S10公式製品ページから抜粋

赤字はSonyのα6400や富士フイルムのX-E4などとと比較しながら,購入の決め手になった部分。

ファインダー,手ブレ補正,バリアングル液晶,USB-C接続そして軽さが決め手に

FUJIFILM X-S10 外観

オーソドックスな形ですが,FUJIFILMらしいクラシカルな外観が良い。

背面の円形にデザインされたEVファインダーが特徴的。

バリアングルモニターは自撮りに動画に大活躍間違いなし。

初心者の私が個人的にお気に入りなのは,モニター右横のフォーカスレバー。AFがトラッキング状態でなければ,AUTO撮影中でも簡単にフォーカスポイントを選べます。

背面に解りづらいボタンやダイヤルは一切なし。

ファインダーの右隣は好きな操作を割り当て可能なカスタムボタン。

底面は,三脚用ねじ穴とバッテリー&SDカードスロットカバーのみ。

グリップの逆サイドには,端子類。

接続兼充電用のUSB-CポートとミニHDMIポート。

上部には3.5mmのマイク端子があり,外部マイクをサポート。動画撮影にはうれしい仕様。

下段の3つのスリットはスピーカー。

上部には大きな3つのダイヤル。

左端のダイヤルが,フィルムシュミレーションの切り替え用。

JPEG撮って出しの多い初心者には簡単に写真の色合いを楽しめる魔法のダイヤル。

グリップ側にあるON/OFFのスイッチは凹凸が少なくちょっと押しづらい印象

Qボタンはファインダーを除きながらでもかんたん操作メニューが呼び出せるので,これも初心者にはありがたい(カスタム登録も可能)。

動画にも自撮りにも,やっぱりバリアングル液晶は便利です。

キットレンズ『XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ』

レンズは後々しっかり吟味して良いレンズを,と思い,とりあえず標準ズームレンズキットを購入しました。

あまり期待もしていませんでいしたが,お手軽お散歩スナップ用として超優秀じゃないですか。

そこそこキレイに撮れる,ボケる,軽い,電動パワーズームも便利,安価,というおすすめレンズ

上位機種X-T4X-Pro3を選ぶような方には物足りないでしょうが,コンパクトボディのX-S10だからこそ,この軽量『XC15-45mm』がベストマッチ

いっておきますが,高額な単焦点のようなボケや繊細さはもちろんありません

それでも,望遠側でしっかりボケ感も出せますし,35mm換算で23mmという広角な絵も撮れます。

ズームで画角をサクッと決められるお手軽さも最高。

動画用としてもおすすめできるのは,3段の光学式手ブレ補正を搭載しているので,本体X-S10本体の5軸補正手ブレ補正に合わせることで,安定した撮影が可能になるからです。

超軽量,レンズの重量なんと147g

ただし,見て分かるとおり,マウント部分はプラスチックでチープさは否めません

耐久性は心配ですが,取り付けてしまえば,こだわりがない限り気になりません。

X-S10と併せても616g。 どこにでも持っていけます。

さすがにこだわりの一本というわけにはいきませんが,

デジまろ

パソコンは持ち出すけど,カメラどうしようかな…写真はiPhone?

という時,1kg以上のカメラなら絶対置いていきますが,X-S10とXC15-45mmという軽量コンビなら大丈夫。

とにかく撮影の腕を上げるのも,シャッターチャンスをものにするのも,カメラを携帯していなければ始まりません。

メインレンズがあるのなら,なおさらおすすめの一本です。

撮って出しで,ブログ用に画質落としてますが,柔らかいフジの雰囲気が伝われば。

『XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ』望遠端でのオート撮影,フィルムシュミレーション『ASTIA/ソフト』

FUJIFILM X-S10とレンズキット(XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ)まとめ

FUJIFILM X-S10は、その軽量小型のボディに上位機種と同じX-Processor4という高性能画像処理エンジンを搭載し、さらにボディ内手ブレ補正まで組み込まれていて中級者でも納得の性能を有しています。

それなのに初心者でもAUTO撮影で十分楽しめるよう瞳AFや簡単メニューの搭載ダイヤルで確認しながら切り替えられるフィルムシュミレーション機能など、扱いやすさと高性能ボディが両立していることが大きな魅力です。

残念ポイントは,動画メインの場合,バッテリーの容量が小さめなので,予備をいくつか準備しておく必要があることですね。

静止画メインならそこまで気になりませんが,気になる方はX-T4など上位機種を選択すると良いでしょう。

レンズキットも多彩で、紹介したXC15-45mmのセットなら低価格でX-S10を手に入れることが可能。

望遠が欲しければダブルズームレンズキット,さらには,資金に余裕があるなら、XF18-55という評価の高い標準ズームレンズを選ぶこともできます。

悩みどころですが、まずはX-S10を使ってみて、後々お気に入りのレンズを選びたいという方にも、レンズ内に手ブレ補正も内蔵されたXC15-45mmのレンズキットはおすすめ。

もし、フジノンレンズの良さを知っているならX-S10のボディ本体と XF35mmF1.4 Rなどの神レンズを一気に手に入れるのもありです。



神レンズとして人気の高い『FUJIFILM 単焦点標準レンズ XF35mmF1.4 R』

今現在愛用しているのがSIGMAのズームレンズ 18-50mm F2.8 Xマウント。

大三元にも引けを取らない性能、そしてコスパ最強。

富士フイルム X-S10はズームレンズキットがおすすめ|動画も強い!

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