MAJEXTANDといえば,ONED社が開発したガジェット界隈では,有名な貼り付けるタイプのパソコン用スタンド。
今回レビューするのは,同メーカーが開発した『MAJEXTAND M』という新しい発想のスマートフォン/タブレット用スタンド。
クラウドファンディングMakuakeでプロジェクトが掲載されていたので,気になって購入してみました。
通常のMAJEXTANDとの違いはこちら
・マグネット式で着脱
・無段階で90°まで角度調整可能
・ノートPCではなくタブレットやスマホなどモバイル端末向け
私が一番気になっているのが,最近購入したM1 iPad Pro 12.9インチにも使えるのかとういうこと。
結果,注意点はあるものの,問題なく使えました。
詳しくレビューしていきます。
MAJEXTAND M
〜人間工学に基づくスマートフォン/タブレット用スタンド〜
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-2.jpg)
製品名 | MAJEXTAND M |
メーカー | ONED |
日本の正規代理店 | ㈱コペックジャパン |
サイズ | 本体:105 × 63.5 × 2.3 mm シート:101.5 × 60 × 1 mm |
重量 | 本体:68.5 g シート:6.5 g |
調整角度 | 0°〜90° |
素材 | ステンレススティール |
適応デバイス | 4.7〜10.9インチまでのスクリーンサイズで500g以下のすべてのデバイス ニンテンドウ Switchにも使用可能 ※iPhone 12 miniは使用できるが少し下部がはみ出す。 |
生産国 | 台湾 |
内包物はいたってシンプル。
本体とデバイスに貼り付けるドッキングシート,簡易な説明書。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-5.jpg)
正面にはMAJEXTANDのロゴ。
質感は非常に高くチープさはありません。
Apple製品を意識してか4色で展開,今回のモデルはシルバー。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-4.jpg)
背面,ガジェットに接着する面です。
丸い形のくぼみが4つありますが,ここがドッキングシートに接着する部分。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-3.jpg)
ドッキングシートには4つのマグネットが仕組まれていて,縦方向,横方向どちらでも使用可能です。
洗えば何回でも使えます。
なお,一度剥がしたので気泡があります。
使用テスト
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-6.jpg)
手持ちのいくつかのガジェットを使って,どこまで実用性があるのかテストをしてみます。
左から
- MAJEXTAND M
- iPhone 12 mini
- iPhone Xs
- iPad mini 4
- iPad Pro 11インチ 2018モデル
- iPad Pro 12.9インチ 2021モデル
私の中で12.9インチで使えるかどうかは,今後,常用するかどうかに大きく関わってきます。
iPhone 12 mini
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-7.jpg)
これは理解していましたが,ドッキングシートもMAJEXTAND M本体も,iPhone 12 miniからはみ出してしまいます。
一応,スタンド機能は問題なく使えます。
iPhone Xs
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-8.jpg)
検証用ということで,軽めに貼り付けているため,気泡が目立つのは,先におことわりしておきます。
サイズ的には,iPhone Xsくらいが一番ベストな筐体。
検証はiPhone Xsですが,iPhone 12やiPhone12 Proもほぼ同等な使い方ができると思ってください。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-9.jpg)
このXsの大きさだとキレイに背面に収まります。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m.jpg)
『MAJEXTAND M』の角度調整のギミックを使うには,まずしっかり接着させてから。
上の画像のように本体上から軽く持ち上げてあげると,そこから角度調整が可能になります。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-10.jpg)
細かい角度調整の場合は,上のように本体を押さえ,バーを手前に引き出します。
注意事項は,安全性を考慮してのことでしょう,引き出して角度を上げるのはなんの苦労も必要ありませんが,角度を下げたいと思ってもこの状態からは戻せません。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-12.jpg)
私が右手の親指と中指で押さえている位置に解除スイッチがあり,押さえながら角度を戻していきます。
不意に倒れないようにと,考えられた設計なのでしょうが,片手でできないのは,ちょっと面倒。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-13.jpg)
横置き・ランドスケープでの使用。
重量も安定感もまったく問題なしです。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-14.jpg)
スライド機構ですが,内部にあるギザギザの溝が角度の上げ下げに貢献にしています。
このギミックは,なんと30,000回以上の折りたたみにも耐えられるよう設計されています。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-15.jpg)
かなり振ってみましたが,iPhone Xs程度なら,まず落ちません。
ただし,これ以上の大きさ,重量のものは,やはりiPhoneが落ちてしまいます。
みなさんは,たとえXsサイズでも,無茶な検証はやめてくださいね(笑)
iPad mini 4
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-16.jpg)
もしかしたら,MAJEXTAND Mにとって,このiPad miniが一番ベストな相棒なのかもしれません。
さて,iPadはリンゴマークが筐体の中央なので,ドッキングシートの貼り付けは簡単です。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-17.jpg)
安定感もばっちり。iPad miniはMAJEXTAND Mにとって間違いなくベストなサイズです。
iPad Pro 11インチ
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-18.jpg)
iPad Pro 11インチでも安定感が得られるのであれば,かなり実用的です。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-19.jpg)
力を少し加えてみましたが,安定感はバッチリです。
横方向にも簡単には倒れません。
iPad Pro 12.9インチ 2021
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-20.jpg)
wraplusのスキンシールを貼っているのですが,表面が本物っぽくデコボコしてるので,うまく貼り付かなかったです。
これを機に,凹凸のないスキンシールに変えます。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-23.jpg)
肝心のスタンドとしての性能ですが,12.9インチでも問題なく使用できます。
ただし,無理に後ろから当たったりすると,外れて落下してしまいます。ご注意を。
今,この記事も上の状態(画面ミラーリング)で使用してますが全く問題ありません。
手書きモードでApple Pencilと使用する場合
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-27.jpg)
手書きモードも使用可能ですが,なるべく上の方に装着するのがポイントです。
このMAJEXTAND Mは宙に浮いているのがメリットなのですが,手書きで使用する場合,通常の使い方ではグラついて使い物になりません。
そこで底面も設置させるとことでしっかりとした安定感を得ることができます。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-28.jpg)
この状態なら,安心して手書きすることできます。
MAJEXTAND MはM1 iPad Pro 12.9インチでも使えます。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/07/majextand_m-21.jpg)
正式な製品情報では10.9インチ,500g以下のタブレットまでが使用可能となっていたので,不安でしたがiPad Pro 12.9インチでも問題なく使用できたのはうれしい誤算でした。
ただし,iPad Pro 12.9インチはメーカーの推奨環境ではないので使用する場合は自己責任でお願いします。
私の使用環境では特に問題がなさそうなので,iPad Pro 12.9インチのメインスタンドで常用していくことにしました。
通常のスタンドと違い,角度に加えて高さも得られること,そして90°まで角度がつけられるのでリモートワーク用として自撮り動画用として非常に優秀なタブレットスタンドです。
MacBookシリーズにおすすめ,人気ののMAJEXTAND
ノートパソコン用MAJEXTANDのレビュー記事はこちら,MOFTとも比較しています。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2021/01/7c95d31de48a3c738a35470f18611d85-e1626665807834-300x225.jpg)
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