Ankerから発売の『Portable Magnetic Charger for Apple Watch』はケーブルレスでUSB-Cポートに直挿しできる,携帯性に優れたコンパクトな製品。
とりあえずポーチに入れておけば,必要なときに取り出してモバイルバッテリーやMacBookに繋いですぐに充電できる気軽さは,一番の特徴でもあり,おすすめポイントでもあります。
同じような製品でSatechi USB-C Apple Watch 充電ドックやMac Goという超小型モデルがあります。
今回は,本当に性能がいいのはどれなのか,3者を比較しながらAnker製品『Portable Magnetic Charger for Apple Watch』をレビューします。
Portable Magnetic Charger for Apple Watch製品仕様
製品の仕様
サイズ | 5.0×3.9×1.1 cm キャップ部分を除く |
重さ | 25 g |
インターフェイス | USB-C |
入力 | 5V=1A:5W |
出力 | 5V=1A:5W |
対応機種 | 全Apple Watch |
製品表面。とってもシンプル。
キャップは要らないかな。
背面。Ankerのロゴと製品仕様が記載。
使用方法『Portable Magnetic Charger for Apple Watch』
基本的に挿すだけで簡単に使えます。
MacBook Pro 14インチに挿した状態。
丸いのがちょこんと飛び出てる感じになってかわいい。
MacBook Pro/Airならディスプレイを閉じてスリープ状態でも充電できます。
iPadでも使えるのですが,タブレットがスリープになると充電がストップします。
モバイルバッテリーとの相性は○。
モバイルバッテリー『Anker PowerCore Magnetic 5000』で100%まで問題なく充電できました。
SatechiやMaco Go,純正充電器と比較
左が『MacGo』,中央が『Portable Magnetic Charger for Apple Watch』,右が『Satechi Apple Watch充電ドック』
25gのAnker,28gのSatechiに対してMacGoは10gと軽量ですが充電能力が低いんです…
各機種の充電能力
どれほどの充電能力なのか,各機種15分間の充電速度を計測してみました。
なるべく公平にするため,USB充電器は『Anker PowerPort III 25W』で統一。
15分間の計測結果です。
製品名 | 15分間の充電結果 |
Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watch | 41%→56% (15%) |
Satechi 充電ドック | 26%→39% (13%) |
Maco Go充電ドック | 38%→41% = (3%) |
AnkerとSatechiは誤差としても,MacoGoは緊急用としてはちょっと使えないですね。
『Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watch』は,価格も安いのでコスパよし。
ちなみに,Apple Watchシリーズ7専用の純正急速充電器も15分間試しました。
結果は41%→72%ということで31%充電できました。
シリーズ7のみ対応ですが新しい急速充電の技術はすごいですね。
当ブログでも純正並みの性能と紹介した『Belkin MagSafe認証 3 in 1ワイヤレス充電器』でも試してみました。
15分間の計測で,36%→62%つまり26%充電できました。
さすが純正並みと謳ってるだけのことはあります。
ケーブルレスApple Watch USB充電ドックの弱点
携帯にとても便利なApple Watch 充電ドックですが,どのモデルも各ポートが近いMacBookシリーズでは他ポートの邪魔をしてしまいます。
2021年発売のMacBook Pro 14インチ/16インチは両側にUSB-Cポートがあるのでなんとかカバーできますが,片側にしかインターフェイスのないMacBook Airなどでは使い方を工夫しましょう。
ケーブル付きで高速充電対応。高性能なエレコムのApple Watch磁気充電ケーブルはこちら。
Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watchまとめ
表にすると残念なポイントも多いですが,小型のケーブルレスなのでポーチに忍ばせておいて,いざという時にサッと充電できるのは高評価です。
Satechi製品と比べると価格も安いので,持っていて決して損はしない優秀なアイテムです。
Satechi製品はこちら
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