世の中には激安なものから超高価なものまで,たくさんの完全ワイヤレスイヤホンが存在します。
だいたい安いものを買うと,もう少し高いものを買っておけばよかったと後悔することがほとんど。
その理由は,「ガジェットの性能は値段に比例するから」です。
ですが,低価格でも満足度の高い製品も存在します。それには使いやすさと操作の安定性が重要。
今回紹介する『Anker Soundcore Life P2i』は低価格ながら安心して使えるコスパ最高のワイヤレスイヤホンです。
操作のしやすい物理ボタンを採用し,イヤホン単体で音量調整と2種類のイコライザーの切り替えが可能です。
万が一のためのペアリング用リセットボタンもケースに付いているので,説明書が手元になくても困ることはありません。
それではレビューしていきます。
Anker Soundcore Life P2i スペック
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/03/life-p2i-2-2-1024x683.jpg)
同梱品は本体とUSBA to C 充電ケーブル,説明書,クイックガイド。
製品名 | Soundcore Life P2i |
ブランド | Anker(アンカー) |
再生時間 | 最大8時間(イヤホン) 最大28時間(ケース込) 10分の充電で1時間再生可能 |
ドライバー | 10mm |
充電端子 | USB Type-C |
重さ | ケース込 約48g イヤホン片側 約4.4g |
防水規格 | IPX5 |
通信 | Bluetooth 5.2 |
コーデック | SBC/AAC |
カラー | ホワイト/ブラック |
価格 | 4,290円(税込) |
外観
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外観はAirPodsのような卵型。ケースはツヤのあるタイプなのでブラックは指紋が目立ちそう。
ホワイトなら気にならないかな。
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底面にはUSB-Cの充電ポートと見えづらいですが右の方にペアリングボタンがあります。
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ケースを開けるとイヤホン本体。
内側はツヤありのグレーカラー。
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イヤホンはAirPodsのようなティアドロップ型
グレーの部分が物理ボタンでSoundcoreのロゴマーク入り。
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イヤーピースは,最初からMサイズが本体に装着されていて,交換用のS,Lが付属
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ヘッド部分は一般的な形。市販のイヤーピースを付け替えることもできます。
Soundcore Life P2iの重さ
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物理ボタンはパーツが増えるので重くなるのですが,イヤホン片側4gは優秀。
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ケース込み,実測で47g。
上位機種やAirPods Proと比較
Souncore Life P2,P2 mini,P2iの違い
AnkerのLife P2には,なんと3モデルも存在します。
P2 | P2i | P2 mini | |
イコライザー | × | ○ | ○ |
音量操作 | × | ○ | × |
コーデック | SBC,AAC,aptx | SBC,AAC | SBC,AAC |
防水規格 | IPX7 | IPX5 | IPX5 |
価格(税込) | 4,999円 | 4,290円 | 4,490円 |
価格は微妙な差ですが,操作性の高さは,普段の使いやすさに直結します。
Soundcore Life P3と比較
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左側,上位機種のSoundcore Life P3のケースは,全体的にマットでロゴだけメタリックを採用,デザイン性が高くなってます。
Life P2iはザ・シンプルという感じ。個人的には嫌いじゃありません。
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上が開くのがLife P2i,ヨコから開くのがLifeP3。
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デザイン性はLife P3が高いですが,操作性は物理ボタン採用のLife P2iが圧倒的にいいです。
あ,音はもちろんSoundcore Life P3がいいですよ,ANCもついてワイヤレス充電機能付き。
人気の高いワイヤレスイヤホンです。価格差はほぼ2倍。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/01/soundcore_life_p3-17-300x200.jpg)
AirPods Proと比較
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/03/life-p2i-14-1024x683.jpg)
右側がAirPods Pro。
かなりそっくりさんです。
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AirPods Proに比べると,厚みはそれなりにありますが,ポケットに入れて困るほどではありません。
Soundcore Life P2iの音質
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/03/life-p2i-19-1024x683.jpg)
まさにアンカーのドンシャリ。
聴いていて,楽しくなる音作りは好感。
上位機種に比べると,同じドンシャリでも中音域,特にボーカルが前に出てくる感じです。
5,000円以下の製品で聴いてて楽しくなったのは,はじめてかも。
さすがに1万円クラスと聴き比べすれば,解像度の低さが目立ちますが,あくまで「聴き比べれば」です。
気分に応じて,タップ操作だけでイコライザーを切り替えられるのもグッド。
操作性の高さが一番のおすすめポイント
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Life P2iが気に入ったのは,音質だけでなく操作のしやすさから来る安心感。
イコライザー,音量操作がイヤホンだけで完結するシステムが秀逸。
再生/一時停止 | R×2回押し |
次へ | R 2秒長押し |
戻る | L 2秒長押し |
音量アップ | R×1回押し |
音量ダウン | L×1回押し |
イコライザー切り替え | L×3回押し |
着信応答 | L or R×1回押し |
通話OFF | L or R×2回押し |
着信拒否 | L or R×2秒長押し |
音声アシスタント | L×2回押し |
Soundcore Life P2iは低価格帯ならベストバイ
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/03/life-p2i-1024x683.jpg)
アプリ対応とANC(アクティブノイズキャンセリング)を残念ポイントを書きましたが,この価格帯なので当たり前。
アプリがなくても,イヤホンでイコライザーの調整は可能ですし,ANCがなくても十分没入感のある音作りです。
なんとなく購入した『Soundcore Life P2i』でしたが,ここまで気にいるとは正直思ってなかったです。
以前紹介したEarFun Free Miniより,個人的にこっちが好みかな。
はじめての完全ワイヤレスイヤホンとしても最適ですし,高額なワイヤレスイヤホンを使っている人にも是非手にとってもらいたいイヤホン。
かなり推しのTWSです。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/02/earfun-free-mini-19-300x200.jpg)
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