こんにちは。管理人のでじまろ(@digimalog)です。
「アップルの純正ケースは素晴らしい」とブログ記事やYouTubeで見かけることが多いのですが,なにせ高い!
これまでケースなんて2,000円程度でいいと思っていたのですが,iPhone13Proで試してみたら、すっかりハマってしまい今年のiPhone14シリーズでもまたまた購入。
純正ケースは高いなぁと悩んでるみなさんに向けて、本当にApple純正品はシリコンケース7,580円(税込),レザーケース9,380円(税込)の価値があるのか,検証してますので参考にしてください。
ちなみに、本題とは少しズレますが、シリコンケースは、Apple Storeでの表記はシリコーンケースです。
最新iPhone15のファインウーブンとシリコーンの比較レビューはこちら。
MagSafe対応シリコーンケースとレザーケース(iPhone 14 Pro用)
2台合わせて1万円超え!というか2万円台目前。
これまで安価なものしか使ったことしかない私は,開封するのもドキドキです。
左がシリコーンケース,奥がレザーケース。
ミッドナイトというカラーは一言でいうと青っぽい黒。
ただし真っ黒と比べなければ分かりづらいです。
シリコーンケースのカラーは『エルダーベリー』を選択。
ダークパープルというと伝わりやすいでしょうか。
たしかに木の実のエルダーベリーを連想させる色合いです。
シリコンケースはプリントされた黒林檎マーク。
レザーの林檎マークは型押し。
レザー,シリコンどちらも内側はサイドまでスエード調素材になっていて,高級感があり,肌触りもいいです。
「iPhoneとケースの間にいつのまにか砂塵が入っていてiPhoneに傷が付いた」
なんてことも過去にはありましたが,これなら安心して使えそう。
MagSafe対応でマグネット入りのサードパーティー製ケースは沢山ありますが,マグネットリングが生地にしっかり埋め込まれているのはさすが。
内部がスウェード調なメリットは、砂塵や微粒子がケースと本体の隙間に入ってきても、本体への傷を最小限に抑えることが可能。
サードパーティー製ではほとんど見ない仕様で、これだけでも十分購入する価値を見いだせます。
上がシリコーンケース,下がレザーケース。
ボタンカバーの部分ですが,スイッチの周りだけシリコンが薄くなっていて,可動域がなめらか。
独立したパーツのような印象。レザーにいたっては,スイッチ部分はメタリックな別素材で高級感はスゴイです。
レザーケースって加工が難しいので、サードパーティー製だとコネクターやボタンがむき出しなことが多いです。
上がシリコーン,下がレザーケース。
シリコーンケースのスピーカーホールの精度の高さはさすが純正。
レザーケースはパンチホールではなく,全体がくり抜かれていますが,それでもサードパーティー製でここまで作り込まれたケースはなかなかないですね。
シリコンケースのすべすべした手触りも捨てがたい。
弱点はダーク系の色は,ホコリが付くと目立つことですね。
気になるかどうかは個人差ですが,スベスベ感とホコリはトレードオフです。
さわり心地はグッド。
明るめの色なら問題ないかな。
シリコーンケースのボタンは、同じシリコン素材の色違いパーツになってます。
レザーケースに負けず劣らず一体感はバツグン。
レザーケースは,その独特の鈍い輝きが魅力。
純正ケースは、iPhone本体に装着すると、「プォン」という音とともにカラーに合わせたサークルが一瞬現れて、通常画面に戻ります。
さすがApple純正!という感じで気分を高めてくれます。
iPhone14 Pro ゴールドにオレンジの純正レザーケースの組み合わせ。
暗い色ではわかりにくいですが明るい茶系のオレンジなら経年変化がわかりやすい。
でも結構発色が良いオレンジなので汚すのはもったいない気がしなくもない。
オレンジは結構明るめの発色なので、茶色が欲しい方はアンバー色が無難です。
重さを検証
思ってたより軽いんです。
左、Apple MagSafe対応シリコーンケースの重量 29g (iPhone14 Pro用)
右、Apple MagSafe対応レザーケースは26g (iPhone14 Pro用)。
レザーケースはシリコンケースより3g軽いけど,誤差レベル。
iPhone 14 Pro Max用レザーケースだと実測30g。
同じような素材感のサードパーティー製のケースと比較するとかなり軽い部類。
レザーでMagSafe対応なのに,この軽さとかっちりとした作りは,さすが純正品。
iPhone 14、特にProシリーズは重いので少しでも軽くしたいところ。
製品名 | 重さ |
iPhone14 | 172g |
iPhone14 Plus | 203g |
iPhone14 Pro | 206g |
iPhone14 Pro Max | 240g |
iPhone14 Pro Maxの240gは過去最高の重さ。
厚みを検証
※現在iPhone14 Proがまだ手元にないのでiPhone 13 Proで装着時のケースの厚みを割り出しています。
13と14の横幅サイズはまったく同じ。iPhone 14 Proは厚み 0.2mm、縦幅1.2mmが増加しています。
レザーケースもシリコンケースもケース自体の厚みは0.2mm、全幅で約4mm増加。
サードパーティー製品と比較すると,十分薄いケースといえます。
同じ素材でこの薄さを実現している製品はみたことないです。
林檎マークはありませんが、もっと薄くて超軽、そしてMagSafe対応,と考えるならPITAKAも悪くない選択。
PIKATA ケースの厚みは0.95mm。
耐衝撃性能も備える高性能ケースですが,価格は純正並みです。
高クオリティなApple純正レザーケース
シリコーンも素晴らしいですが,純正レザーケースは触って良し,眺めて良しと,さらに一段上質です。
各ボタンのさわり心地はケースの一部というよりは、まるで本体の一部のような感じがするくらいまったく違和感がない。
ボタンパーツはメタル素材で高級感もあります。
見た目も、押しやすさもピカイチ。
iPhone13Pro用は1年使い続けたので色合いが変わってますが、同じミッドナイト。
いわゆる経年変化です。
右側は、開封したばかりのiPhone14 Pro Max用レザーケース。
iPhone13 Proは、使用した1年間の中で一度だけ落下させてしまい、レザーケースが傷モノになりました。
でも、傷も含めていい味が出てます。
高クオリティといいましたが、残念な点もあります。
レザーケースはMagSafe充電器との相性が良くないです。
充電に不満はありませんが,使いすぎると丸い跡形が残って消えなくなります。
ボクのように背面にウォレットを装着して運用している人にはあまり関係なですが,背面のきれいなリンゴマークを眺めたい人にはショックな事実。
一年間使ってみての感想ですが、「ほとんどLightningケーブルでの充電、たまにMagSafeワイヤレス充電」くらいならMagSafeの丸い跡形はあまり目立ちません。
もし型がついても本革レザーの性質上、仕方ないと割り切るしかないですね。
アクセサリーを装着
スマートタグ付き純正レザーウォレットを装着。
さすが純正です。完璧なフィッティング。
磁力は強化されるのではなく,MagSafe対応ケースを使うことで,維持されるといった感触。
スタンド機能はありませんが、数センチ単位で見つけ出せる『探す』が使えます。
MOFTのMagSafe対応スタンド&カードケース。
装着は可能。カメラとの接触を気にするなら新色は、少しだけ小ぶりになってキレイに納まっています。
磁力は弱くないのでしょうが,iPhone14 Pro自体がかなり重いため,スタンド部分に手をかけて持ち上げようとすると落下の危険。
MOFT愛用者は,気をつけてください。
ボクはiPhone12の時からずっとMagSafe対応MOFTとセットで使ってますが、個人的には磁力は気になりません。
MagSafe対応MOFTをiPhoneに装着する詳しいレビューはこちら。
最近のお気に入りはこちらのESRウォレットスタンド。磁力も強くて純正ケースとの相性もグッドです。
最新のファインウーブンケースのレビュー記事はこちら
純正レザーケースとシリコーンケースどちらを買う?
純正レザーケース,純正シリコンケースは確かにいい。
良いケースですが,高額なので購入したいかどうかは人それぞれといったところ。
いくら作りが良くても,他人に細部まで見せるアイテムではないので,自分自身の所有欲が満たされるなら買い,安くすませたいならサードパーティー製でしょう。
それから,忘れてならないのは,シリコンの暗めの色はホコリが目立つことと,レザーケースは水場に弱いということ。
ダーク色のホコリが目立つのは仕方ないとしても,プールや海水浴,日々のシャワールームなど,レザー製品は注意が必要です。
今回は純正ケースをレビューしましたが,iPhone用のケースはたくさんあります。
毎日手にすることになるアイテム,後悔のないように選んでください。
Apple純正 iPhone14 ケースはこちら
低価格ですが安定のSpigen製ケースのレビュー
レザーケースは水が苦手。海やプールに出かけるときはシリコン系に付け替えて運用するのもアリ。
ガラスフィルムは切り欠き部分もカバーしてくれるNIMASOがおすすめです。
iPhone13 Pro本体のレビュー記事,iPhone12 miniから買い替えて正解?。
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