【レビュー】LENTION CB-D65ドッキングステーション 4K@60Hz、Win/Mac両対応がちょっと残念だった

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コスパ最強レベルのノートPC DELL Inspiron 14をリビングPCとして本格運用すべくドッキングステーションを物色してます。

お金さえ出せば気に入る製品はあるのですが、なるべく低価格で購入したいというのが本音。

メイン環境では最強ドッキンステーションCalDigit TS4を使用してるものの、ドックとしてはかなり高額。

そこで今回、10,000円前後で購入できるLENTION CB-D65ドッキングステーションをチョイス。

なかなか良かったのですが、残念だったのがmicro/SDカードスロット。

UHS-IIという高速規格に対応していることになっていますが、実際はUHS-I規格で普通の速度しか出ません。

これはちょと残念でしたが、その他のポートは期待どおり。

DELL Inspiron 14とM2 MacBook Airでくまなく検証した結果をレビューしていきます。

LENTION CB-D65は売り切れ中のため、性能の近いCB-D54を掲載

目次

LENTION CB-D65ドッキングステーション製品詳細

同梱品

  • LENTION CB-D65ドッキングステーション本体
  • 台座
  • 固定ネジ
  • 説明書

製品仕様

品名CB-D65
PC接続USB Type-C
搭載ポートUSB Type-C×1
PD対応USB Type-C×1
USB 3.2 Gen 2対応USB Type-C×1
USB 3.2 Gen 2対応USB Type-A×1
USB3.0×2
HDMI×1
RJ-45×1
3.5mm ステレオミニ×1
SDスロット×1
Micro SDスロット×1
カードリーダー速度312M/sのUSH-II(※)
電源方式Power Delivery対応 (理論値100W)
HDMI解像度Ultra HD 3840*2160 (60Hz)
有線LAN伝送速度10/100/1000Mbps
動作時温度0°〜45°C
動作時相対湿度10%〜85% (結露しないこと)
筐体材質アルミ
外形寸法約幅129×奥行き70×高さ17mm
設置面積約幅102×奥行き54mm(縦置き状態)
ケーブル長さ1m
重量151g(本体のみ)
263g(スタンド含む)

※312M/sのUSH-II:検証の結果、UHS-Iの速度程度。

外観

アプルのスペースグレイに近いカラーのアルミで覆われており高級感もあります。

底面には、製品仕様が印字、四隅には滑り止めのゴム足。

搭載ポート図

こちらは背面。

背面側にPCへの接続ポートがあるのはうれしい。

前面にあると、デスク上のケーブルが隠せない。

前面ポートは申し分ない。欲を言えばデータ用のUSB-Cポートがもう一つ欲しかったかな。

重量:ドッキングステーション本体

151gなら持ち運べるのでモバイル用USBハブ(ドック)としても使えます。

台座込みなら263g。

組み立て

ヨコ置きなら台座なしで使えますが、縦置きする場合は簡易な組み立てが必要。

台座の溝に合わせて滑らせます。

ドッキングステーションをはめ込んだら外れないように台座の下からネジを回します。

ネジを締めて、下から先端が飛び出てきたら完成。

PCへ接続

実際の運用方法を紹介します。

一例だと思って参考にしてください。

接続するのはロジクールのウェブカメラ BRIO 500、モニターは4K画質のLG 27UP850。

ドックとして運用する場合、安定するためにも電源は繋いでおきたいところ。

65W級の充電が必要なパソコンは必ず80W以上のUSB電源アダプタを使いましょう。

15Wはドッキングステーションに使ってしまいます。

個人的なおすすめは実際使い込んでいるAnker PowerPort III 2-Port 100WかMATECH Sonicharge 100W Pro 第2世代ですが、ドック専用でと考えるならエレコムの単ポート100Wの充電器が安くていい。

4K@60Hz出力は可能か

PCは最近購入したDELL Inspiron 14。

ちゃんと4Kでの出力ができました。


DELL Inspiron 14のWindows11とMacBook Airでシステムを確認。

解像度3840×2160、4K@60Hzで出力されてます。

電源

M2 MacBook Airで電源について確認。

100Wの充電アダプタを使用してますが、85W出力で認識しています。

つまり15Wはドッキングステーションが使用中。

SDカードスロット

カタログではUHS-II最大300MB/sでのデータ転送が可能となってますが実際は読み込みで91MB/s程度。

つまりUHS-II非対応でUHS-Iなら対応。

UHS-IIは、動画など大きめのファイルをやり取りするのに便利。

SD/microSDカードもUHS-IIに対応している必要があります。

結構、ここに惹かれての購入だったので、残念。

USBポートの実力

前面ポートの高速データポートをUSB-A、USB-Cともに計測してみました。

どちらも読み込み760Mbps台、書き込み920Mbps台、最大10GbpsのUSB3.2 Gen2に間違いありません。

使用したのは読出最大1050MbpsのSanDisk SSD 外付け 1TB USB3.2Gen2 。

発熱

しばらくディスプレイに繋いで運用しましたが、発熱は公称どおり45℃以上になることはなかったです。

これはかなり優秀です。

高価でも55℃以上になって触れない、という製品もあります。

LENTION CB-D65ドッキングステーションは条件付きで買い

良かったポイント
残念ポイント
  • 価格の割に高性能ポートが多い
  • 4K@60Hz出力
  • Win/Mac両方に対応
  • 温度が上がり過ぎない
  • SDカードのUHS-II表記は間違い

総合的には完成度の高いUSBドッキングステーションといえます。

ただし、高速なSD/microSDスロットを期待していたボクにはちょっと残念な結果。

これ以上のUSBドッキングステーションは探し出せないため、しばらくリビングでのPC作業はこれで乗り切ります。

1万円前後で、据え置き型で使えて4K@60出力、SDがUHS-II対応のドックをもうしばらく探してみます。

メインドックはこちら

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