【レビュー】AirPods Pro 第2世代の進化!ノイキャン・音質すべてがパワーアップ

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AirPods Pro 第2世代の進化!ノイキャン・音質すべてがパワーアップ

2022年9月、待ちに待ったAirPods Proの第2世代が発売されました。

前モデルと比較してどこがどう変わったのか?

第1世代ユーザーは買い換えるべきなのか?

新型が発売されれば誰でも考えるはず。

そんなみなさんの疑問に少しでも参考になればと、AirPods Pro第1世代ユーザーでゼンハイザーMomentum True Wireless 3ユーザーでもある「でじまろ」がレビューしていきます。

先にポイントだけネタばらしするとこんな感じ。

AirPods Pro 第2世代の特徴

・形状は、第1世代とほぼ同じ
・イヤホンで6時間、ケース込みで30時間の再生が可能
・アクティブノイズキャンセリング性能は現時点のワイヤレスイヤホン中、最強
・音質は低音のパワーアップはわかりやすく、全体的に解像度が上昇
・マイクに入る雑音が軽減され、解像度がアップ
・外音取り込みは、さらに自然に
・アプリ『探す』に対応し、ケースからブザー音も鳴らせる
・「うどん」をスワイプで音量操作がとても使いやすい
・ケースにストラップホールが付いた

上記ポイントを知っても心が動かないなら、買い換える必要なし

わかりやすくAirPods Pro第2世代と第1世代を比較しながら紹介していきます。

クリックで項目にジャンプ

AirPods Pro 第2世代 製品詳細

同梱品

  • AirPods Pro第2世代本体
  • イヤーピース4種類(XS, S, M:本体装着中, L)
  • 充電ケーブル:Lightning to USB-C
  • 説明書ほか

AirPods Pro 第1世代、第2世代比較表

製品AirPods Pro 第2世代AirPods Pro 第1世代
ドライバ新設計専用ドライバ
新設計専用アンプ
専用ドライバ
専用アンプ
チップH2ヘッドフォンチップ
ケースにU1 チップ内蔵
H1ヘッドフォンチップ
テクノロジーパーソナライズ空間-
-オーディオ対応
適応型環境音除去
パーソナライズ空間-
-オーディオ対応
耐汗耐水性能IPX4(ケース/イヤホン)IPX4(ケース/イヤホン)
充電ケースMagSafe対応
ワイヤレス充電
ストラップホール付
サウンドエフェクト機能
MagSafe対応
ワイヤレス充電
充電ポートLightningLightning
バッテリー最大6時間の再生
ケース込み最大30時間

5分間充電で約1時間再生
最大4.5時間の再生
ケース込み24時間以上
5分間充電で約1時間再生
通信Bluetooth 5.3Bluetooth 5.0
イヤホン操作再生・停止・スキップ・
ノイキャン切り替え・
通話・Siri対応
音量調整が追加
再生・停止・スキップ・
ノイキャン切り替え・
通話・Siri対応
音量操作不可
イヤホンサイズ30.9× 21.8×24mm30.9× 21.8×24mm
イヤホン重さ片側 5.3g片側5.4g
ケースサイズ45.2×60.6×21.7mm45.2×60.6×21.7mm
ケース重さ50.8g45.6g
発売日2022年9月23日(金)2019年10月30日(水)
2021年10月19日(火):MagSafe対応版
※変更部分は赤色で表示

外観(第1世代と比較)

比較表でサイズ確認してますが、外観は同じサイズ。

正面からの見た目はまったく同じ。

AirPods Pro第2世代の右サイドにストラップホールが付きました。

第2世代の底面にスピーカーホール。

『探す』アプリでブザー音を鳴らせます。※サウンドエフェクト機能

ほかにも、充電開始時に音が出るように(設定でOFFにできます)

背面もまったく同じ。

光の反射で金属部分の色が違ってみえますが実際は同色。

形状が同じなため、AirPods Pro第1世代用の保護ケースが流用可能。

ずっと愛用してるESRのシリコンケースにもピッタリおさまってます。

ただし、下部のスピーカーホールやサイドのストラップホールは隠れてしまうので、サードパーティーから第2世代用のアクセサリーが出揃ったらゆっくり選びたい。

なお第1世代用のケースを使うと、スピーカーホールは隠れますが、音はちゃんと聴こえます。

少し音が小さくなったなと感じますが、個人的には気にするほどではないかな。

新たにXSサイズが増え、第2世代からは4サイズのイヤーピースが付属。

ケースだけじゃなくイヤホンのサイズも同じなので、実は第2世代と第1世代のケース・イヤホンを入れ替えてもしっかり充電できます。

入れ替える必要はありませんが。


形状は同じですが、イヤホンに付いているマイクホールの位置が変更。

よく「うどん」と言われるスティック部分に今回『スワイプで音量操作』機能が付きました

かなりスムーズ&使いやすい。

上部もマイク、センサーのホール位置、サイズが変更されています。

AirPods Pro 第2世代を使ってみる

接続

AirPods Proを使ったことがない方もいると思うので、接続から解説します。

といっても、接続は簡単。

iPhoneの近くで充電ケースを開くと勝手にポップアップ表示されるので、画面上の『接続』をタップするだけ。

AirPods Proの設定

AirPods Proを装着した状態で設定画面を開くと設定項目が増えています。

様々なカスタマイズがここから可能。

  • ノイズキャンセリングON/OFF、外音取り込みの切り替え
  • イヤフォンの長押し操作のカスタマイズ
  • イヤーチップ装着テスト
    (イヤーピースサイズの適正を判断
  • NEW 適応型環境音除去
    (急激な大きな音を軽減
  • パーソナライズされた空間オーディオ
    (ユーザーの耳の形から最適な3Dサウンドを計測
  • マイク
    (自動または左右の片側だけを使用する選択
  • NEW 充電ケースのサウンドエフェクト(ブザー音)
  • バッテリー充電の最適化
    ( 充電をセーブしてバッテリーのヘタリを防止
  • NEW 探すネットワーク
  • アクセシビリティ
    タッチコントロールの感度、イヤホンの起動音音量、聴覚に合わせたサウンド調整(オージオグラム)など
  • 製品詳細
  • AppleCareの加入

アクティブノイズキャンセリング

アクティブノイズキャンセリングは、2022年9月現在、発売されているワイヤレスイヤホンの中で最強です。

第1世代との違いは、高音域がかなり低減されるようになったこと。

金属同士の当たる音や、お皿の擦れ合う音などの高音域から低音域まで、ノイキャン効果の範囲が幅広くなりました。

AirPodsを装着していれば、AppleWatchでノイズを計測可能。

工事現場や電車の音をパソコンから大音量で流して計測。

そのままの騒音値は73dB、ノイズキャンセリングをONにすると49dBで24dBが低減。

音源によっては32dBマイナスになったりしました。

音楽を流しながらノイズキャンセリングをONにすれば、かなりの帯域の音を消し去ってくれます。

外音取り込み機能

第1世代も外音取り込み機能はかなり優秀でしたが、第2世代では、さらに人の声をつかみやすくなった印象

イヤホンを装着しているのを忘れるくらい自然、それでいてキーンと響く高音は和らげてくれます(適応型環境音除去ON)

再生音量が1/3程度ならコンビニで店員さんと会話できます。

アクティブノイズキャンセリングだけでなく外音取り込み機能も最強クラス。

ノイキャン/外音取り込みの切り替えは、イヤホンのスティック部分を長押しまたは、コントロールセンターから音量を長押しで切替可能。

MagSafeワイヤレス充電

2021年のマイナーアップデートからですが、MagSafeワイヤレス充電に対応しています。

マグネットで吸着してくれるので、「位置がズレて充電できてなかった」なんてことがないので便利。

もちろん、これまでどおりLightningケーブルでの充電も可能。

Apple Watchの純正充電器でもワイヤレス充電できます。

覚えておくと、Lightningケーブルを忘れたとき、非常用に使えます。

『探す』アプリに対応

U1チップを搭載したことで、AirTagと同じく、AirPods Proの位置を数センチまで特定することが可能。

探すアプリからは、ケースだけでなく左右のイヤホンも可視化できます。

ただし、至近距離まで特定できるのは充電ケースのみなのでご注意を。

イヤホンをいつも探しているボクには、最高の機能。

服の下や、ソファーの下に紛れている場合、充電ケースから音を出して探すことが可能。

かなりはっきりした音なので、特定も簡単。

置き忘れにもしっかり反応して通知してくれます。ほんと万能。

ちなみに第1世代用の保護ケース(シリコンケースとか)に入れると多少音は小さくなりますが、ブザー音はちゃんと聴こえます。

音質

左はゼンハイザーMomentum True Wireless3

第1世代と比較して、パワーアップしたのがわかりやすいのは低音。

低域が強めになっただけでなく深くしかっり表現されています。

低音ほどではないですが、高音もクリアになったので、中音域を含め、全体的に解像度が上がった印象。

とはいえ、税込39,800円の音かと言われれば難しい。

悪くはないけど、ゼンハイザーMomentum True Wireless3 のようなキラキラした高音域があるわけでもない。

持ち上げる言い方をするなら疲れない自然な音質。

AirPods Proは音質だけで選ぶワイヤレスイヤホンではないのでこれでいいと思ってます。

音楽を聴く、空間オーディオで映画を楽しむ、通話やテレワークでクリアな声を届ける、会話を自然に楽しむなど、その全てに対応した設計。

何よりアップル製品との連携はサードパーティー製では実現できない便利さ。

Bluetooth 5.3の威力

言い忘れてました。

Bluetooth 5.3に対応したことで接続は爆速です。

H2チップの制御も影響しているかも。

第1世代は、耳に装着して接続機器が認識するまで少しだけ待機時間がありますが、第2世代になってかなり素早い接続。

ストレスフリーです。

Bluetooth 5.3は、これまで以上の高音質を実現するLE Audioへも対応した次世代通信規格なので、今後のバージョンアップにも期待が膨らみます。

AirPods Pro 第2世代は買うべきか?

おすすめポイント
残念ポイント
  • ノイズキャンセリング、外音取り込み機能は最強クラス
  • 通話時の雑音が低減されている
  • 『探す』アプリに対応して紛失リスクが激減
  • 音質は低音をはじめかなり改善
  • 接続の高速化と安定性の向上
  • 音質至上主義者には向かない
  • 相変わらず傷つきやすい外装

かなり進化したAirPods Pro 第2世代ですが、第1世代は今でも不満の少ないワイヤレスイヤホン。

デザインも大きく変わっていないので、買い換えるべきかと言われれば急がなくてもいいのでは?と思います。

AirPods Proヘビーユーザーで、バッテリーがヘタってしまっているなら狙うしかありません。

初めてAirPods Proを購入するなら、どちらかといわれれば第2世代がおすすめ。

ですが、耳に装着していて、見た目で違いに気づく人はほとんどいいないはず。

価格を少しでも抑えたいなら第1世代の整備済み品などを狙うのもアリ。

第1世代、第2世代どちらでもAppleライフを楽しめるワイヤレスイヤホンなのは間違いありません。

第1世代はセールなら新品でも2万円台で狙えることも。

Appleのワイヤレスヘッドホン AirPods Maxのレビューはこちらからどうそ

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