さすがAnkerというべきか、ユーザーが欲しい機能をすべて詰め込んでこの価格は反則です。
しかもすべての機能、操作性が満足できるレベルに到達しています。
2022年は第2世代のAirPods Proも発売されて、多くの新型イヤホンが注目を集めてますが、コスパという点では『Anker Soundcore Space A40』はトップクラス。
早速購入して試してみましたのが、使い勝手や機能に文句は無く、あとは音の好みですね。
詳しくレビューしていきます。
Anker Soundcore Space A40製品詳細
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-16.jpg)
製品同梱品
イヤホン本体
イヤーチップ:XS, S, M, L, XL(Mサイズは装着済)
充電ケース(ワイヤレス充電対応)
充電ケーブル(USB-A to C)
説明書ほか
製品仕様
製品名 | Anker Soundcore Space A40 |
ドライバー | 二層振動板構造 |
マイク | 左右各3基ずつ AIノイズリダクション搭載 |
再生時間 | イヤホン単体:最大10時間 ケース使用時:最大50時間 |
再生時間 ノイキャン使用時 | イヤホン単体:最大8時間 ケース使用時:最大40時間 |
再生時間 LDAC使用時 | イヤホン単体:最大6時間 ケース使用時:最大30時間 |
通信規格 | Bluetooth 5.2 |
対応コーデック | SBC, AAC, LDAC※ |
主な機能 | ウルトラノイズキャンセリング2.0 =アクティブノイズキャンセリング 外音取り込み 専用アプリ イコライザ対応 ハイレゾ(LDAC)対応 マルチポイント※ ワイヤレス充電対応 |
サイズ | 6.78 x 4.41 x 2.85 cm |
重さ | 片耳:4.9g ケース込:58g |
カラー | ブラック/ホワイト/ネイビー |
アプリ | Soundcoreアプリに対応 |
※LDACでの再生とマルチポイントの併用は不可
外観
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-20.jpg)
ブラック・ホワイト・ネイビーの三色展開。
今回はホワイトを購入。
全体的にマットな白色で、シルバーメタリックなSoundcoreロゴが中央に配置。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-39.jpg)
底面に製品仕様が印字
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-21.jpg)
フロントには、くぼみがあり、小さくても開けやすい。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-15.jpg)
背面は充電用のUSB-Cポートとペアリングのリセットボタン。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-9.jpg)
フタを開けると、イヤホンがお目見え。
同時にバッテリーのインジゲーターも点灯(3段階で残量表示)
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-7.jpg)
イヤホンは光沢感のある樹脂製で、ロゴ部分のシルバーが映えます。
単体のイヤホンは、とても小さく、Soundcore史上、最も小型。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-8.jpg)
イヤホンの先端は、他メーカーのイヤーチップも取り付けられる汎用性の高い形状。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-18.jpg)
イヤホン片耳の重さは4.9gでカタログ値と同じ。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-19.jpg)
ケース込みで59.4g。カタログ値は58g。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-24.jpg)
後で気づきましたが、左右でロゴの向きが不一致なところが面白い仕様。
Anker Soundcore Space A40の使い方
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-10.jpg)
イヤホン未使用時は、シールを使ってケースに非接触の状態で収まっています。
シールを剥がしたら、ケースに改めて収納。
ケースを開いた状態にしておけば自動でペアリングモードに。
iPhoneのBluetooth設定画面で製品名を選択すれば簡単に接続できます。
このままでも使えるのですが、Soundcoreアプリを使えば様々な機能を使い倒すことができます。
Soundcoreアプリ
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-36.jpg)
SoundcoreアプリでAnker製のイヤホン、ヘッドホンを1ヶ所で集中管理できます。
「+機器を追加」をクリックすればシステムがSpace A40を探してくれます。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-29.jpg)
Space A40のホーム画面から自分好みにカスタマイズ。
右上の歯車マークから詳細な設定へ。
- タッチ音
- 風切り音
- ゲームモード
- 装着テスト
- 自動電源OFF
- ファームウェア更新
- イヤホンを探す(ビープ音を鳴らす)
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-30.jpg)
ノイズキャンセリングは手動による強・中・弱の設定が可能。
環境に合わせたノイズキャンセリングの強さを自動で切り替えることもできます。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-31.jpg)
タップ操作のカスタマイズも可能。
ノイキャンと外音取り込みの切り替えは便利なんですが、標準モードを使わないならチェックを外してくと切り替えがシンプルに素早く行えます。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-32.jpg)
タップの種類は、1回、2回、長押しの3つ。
タッチミスが多い方は、1回タップをOFFにしておきましょう。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-33.jpg)
サウンドエフェクトでは、カスタムイコライザーで好みの音質に調整。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-35.jpg)
HearID Soundは、聴力の状態を検査した上で、最適な音場を提供してくれます。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-34.jpg)
プリセットイコライザーでは、はじめから22種類ものカスタムされたプリセットが準備されています。
マルチペアリング
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-6.jpg)
イヤホンを両耳に装着した状態で、両方を3秒長押しで、2台目のペアリングモード。
最近のワイヤレスイヤホンでは、2台の端末を同時に接続できる「マルチペアリング」を搭載しているかどうかも大事なポイント。
特に2台以上の端末を持っているなら付いていて損のない便利な機能。
iPhoneで再生していた音楽を一時停止して、すぐにiPadで映画の視聴を開始することもできます。
マルチペアリング時はハイレゾ相当のコーデックLDACは使えないのでご注意を。
ゲームモードでSwitchもOK
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-37.jpg)
SwitchとiPhoneに同時に接続するというのもアリ。
Soundore Space A40は遅延を少なくする「ゲームモード」に設定できるので、フォートナイトなどのFPSにも使いやすい。
さらにゲームモードとマルチペアリングを併用すれば、iPhoneとSwitchを同時に接続して、電話着信を待つ間に心置きなくゲームに没頭することもできます。
音質
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-2.jpg)
Soundore Space A40の音質は、Ankerお得意のドンシャリかと思ってましたが、意外とおとなしめ。
中音域の押しが少し弱い傾向ですが、低音、高音域はよく鳴ってくれます。
おとなしめのドンシャリといった感じ。
この価格帯ではうまくまとまった音質なので不満は少ないです。
最上位のAnker Soundcore Liberty 3 Proのキラキラした音が好きな人には物足りないかもしれませんが、イコライザーである程度、調整が可能。
Liberty 3 Proは2021年モデル、セールでかなり安くなることもあるので狙ってもいいかも。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/03/LibertyPro-21-300x200.jpg)
ほかに音質だけで比べれば同価格帯のAVIOT TE-D01v がはっきりした音で好みですが、こちらはワイヤレス充電非対応なのとケースからの取り出しにくさで、Soundore Space A40に軍配。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/07/aviot-te-d01v-300x200.jpg)
LDACにも対応してるので、Android端末ならハイレゾ音源を楽しむことができます。
ノイズキャンセリング機能
最上位機種とおなじウルトラノイズキャンセリング2.0を搭載。
非常に強力です。
先に紹介したSoundcoreアプリで環境に合わせた強さに自動で調整してくれる機能もグッド。
さすがに3万円以上のものには勝てませんが、エアコンのサァーというノイズ、電車の低音域はしっかりかき消してくれます。
ホワイトノイズはそれなりにあるけど、不満はないかな。
外音取込み機能
自然な感じで環境音を取り込んでくれます。
会話を重視したいときは音声フォーカスモードも選べるのでコンビニでのやり取り、空港のアナウンスの聞き取りなど問題なしです。
自分の声がこもりがちなのが少し残念ですが、価格を考えればOK。
風切り音の低減モードですが、使うかどうかは人によります。
確かに軽減してくれますが、不自然な音だけ飛び込んできたりするのでお好みでどうぞ。
Anker製品比較
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-4.jpg)
手持ちのAnker製品と比較。
左からAnker Soundcore Life P3、Soundcore Space A40、AirPods Pro 2、Soundcore Liberty 3 Pro。
AirPods Pro 2は一応、形状比較対象として。
Soundcore Space A40は、やはり小ぶりですね。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-17.jpg)
イヤホン本体も比較対象の中では確かに小さい。
持ちやすさ、扱いやすさでいえばSoundcore Life P3がピカイチ。
ウドン部分があるのは取り出しも楽。
音質は価格どおり、Soundcore Liberty 3 Pro>Soundcore Space A40> Soundcore Life P3
ノイズキャンセリングはSoundcore Liberty 3 Pro=Soundcore Space A40> Soundcore Life P3
外音取込みも同じ結果。
機能、音質、価格など全体的な製品のまとまりでいけば今回のSoundcore Space A40が一番おすすめしやすいモデル。
税込12,990円という価格で最上位の Liberty 3 Proと同じ強さのノイキャン、外音取込みを備えていることと、マルチポイントにも対応しているのが大きいです。
ノイキャンは強くなくてもいいなら価格でLife P3を選んでもいいでしょう。
低価格帯のAnker製品なら Soundcore Life P2i。
ノイズキャンセリングなど何もありませんが、物理操作でとても快適。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/03/life-p2i-300x200.jpg)
現在のライバルはSoundcore Liberty 4
価格帯は2000円ほど上ですが、こちらはドンシャリ、そしてヘルスモニタリング機能搭載。
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/11/liberty4-16-300x200.jpg)
Soundcore Space A40は「買い」か?
![](https://digimaroblog.com/wp-content/uploads/2022/09/Anker-space-A40-rev-3.jpg)
価格を考慮すれば、ほんとに不満が少ない完全ワイヤレスイヤホン。
搭載されている機能がすべて実用レベルなのはポイント高いです。
音質もこの価格帯なら納得できる完成度。
ただし、音質については、あくまで個人の感想。
音の好みは人それぞれで、正解はありません。
参考程度にしてください。
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